2019/10/24

気の緩み。

通勤用に組み直したTCR Adv.を実践投入。各工程でボルトの締め忘れが無いようにしているつもりではいるのですが、ディレーラーやブレーキのワイヤーといった微調整を要する箇所はつい後回しにしてしまうことが多いので、今回はしっかり確認。……こんなときにはどのボルトもちゃんと締まってるんですよね。

いざ走り始めてみて、しばらくは問題なさそうだったのですが、上りでトルクをかけてペダリングするとビンディングの固定がちょっと甘い感じ。PD-M530でも前後方向の動きにはガタがあったし、PD-ES600でも似たようなものかなと思ってたのですが、クリートのボルトが緩んでました。自転車のほうばかり気にしてて、シューズは盲点だったな。
通勤カバンには15mmコンビネーションレンチに加えて、3mm・4mm・5mm・6mmアーレンキーを仕込んでいたので、途方に暮れずに済みました。
こんなことは重ねて起きるもので、帰り道では早々にEdge500がバッテリー切れ。自宅まで残り1kmというところでVolt300も電池切れ。メーターはともかく、ライトは死活問題なので気を付けないと。

TCR Adv.のサドル高は以前と全く同じままなのですが、いざ乗ってみると記憶に残っていたよりも割とアップライトな感じ。Rushのほうがヘッドチューブが短いもんなと思っていたのですが、横に並べてみるとTCRのブラケットの高さがRushのトップチューブと同じくらいという驚きの事実が。Rushのフレームサイズは53だと思い込んでいたのですが、実測してみると55でした。
そもそもフレームサイズを勘違いしていたためにハンドルが遠かっただけというオチで、そうなるとTCRのステムをもう少し伸ばしたくなるのですが、130mmのステムとなると使い回す余地がなさそうだし、リーチの長いハンドルを検討することにしようかな。

2019/10/20

続・シマニョーロ。

通勤車両がクロモリのピスト車だけでは雨の日にも気を遣うし、気分によってはロードバイクも選びたいなと思い続けていたのですが、いろいろと選択肢が浮かんでは消えていった結果、昨年の淡路島ライドを終えてからバラして保管していたTCR Adv.に手持ちのカンパのコンポを寄せ集めて組み直すことにしました。
アルミフレームのCAAD10が筆頭候補だったのですが、シマノコンポに対応したホイールが今やKsyrium SLとR-SYSしか手元に残っておらず、カンパフリーの旧Eurusを使用するためにカンパで組まないといけないのが制約になってしまいました。
TCR Adv.にはPressFit BBとFC-6750を付けたままにしており、クランクだけはシマノのままシマニョーロにする計画でしたが、従前の10sカンパとは相性が悪く、できれば避けたかった圧入式BBの交換に踏み切ることに。あれこれと遠回りしつつ結局はカンパで統一されることになったのですが、これならCAAD10をカンパで組み直しても同じだったのでは……?

ただ、SPDシューズを使い回すため、ペダルだけはシマノ製です。フレームが豪華すぎるので、せめてもの悪足掻きで、カーボンクランクではなくアルミクランクを採用しました。安いアルミフレームがあれば組み替えるかもしれませんが、遊ばせていてももったいないし、やはり次に自転車を増やすならディスクロードにしたいものです。

2019/10/18

TR-4B1009JJ サイクルジャージ (TIGORA)

半袖が着れる時期も終わりつつありますが、自転車通勤に使える安価なウェアを探していて、とりあえず落ち着いたのがTIGORAのジャージ。スポーツデポの公式通販ではすでに無くなってしまってますが、夏物ウェアのセールで¥4,990→¥2,990に値下がりし、さらにセール対象品なら2着以上の購入で10%オフとなり、メジャーブランドのものと比べてかなり安く買えました。

フロントパネルは同系色のツートン(黒/グレー、紺/青)で、安易にシリコングリッパーを使っていない点や、トレンドを押さえた長めの袖、バタつき感の少ないフィッティングと、デザインはよく練られているなというのが率直な感想。
一方で、吸水速乾を謳っているわりに生地は厚ぼったくて重く、夏場に使うには汗の処理が全く追いつかないのが気になるところ。それでも価格を考慮すれば、あまり目くじらを立てるほどではないか。

パールイズミ、シマノでもアーバン向けジャージは揃えられていますが、より機能的なウェアと同価格帯だとなかなか手を出しづらい一方で、ほどよく気負わずに街乗りで着られるジャージとしてコスト的に隙間を埋めてくれる製品は貴重なので、定番ラインナップとして扱ってほしいなと思います。
おそらく売り切ってしまうと新しいデザインに切り替わっていくと思われるので、セール期間のうちに洗い替えとして色違いを含む3着を購入して着回すことにしました。

2019/10/14

GT-OIL (Growtac)

Growtacさんから販売されている潤滑油で、うちではグレサージュ (Vipro's)を使い切って以降のここ3年くらい使ってます。写真の通り7割くらい使い込んでしまっていて、そろそろ次の手を考えないといけないのですが、その前に感想をば。

チェーンだけでなく、ワイヤーやシフター、ディレーラーといった摺動部を持つパーツ全般に使えるという謳い文句ですが、基本的にはチェーンの潤滑を目的として使ってきました。ワイヤーも組み込み時には注してましたが、身も蓋もない話、体感も比較もしづらくて評価が難しいんですよね。
チェーンルブとしては優秀で、音が小さくなったとか、チェーンのコマの動きがスムーズになったとかいうレベルにとどまらず、走行抵抗が低減するのが実感できるレベル。ちゃんとパワーメーターとかでデータを取って比較しないとレビューとして伝わらないのですが、グレサージュのさっぱりした感じと比べると、GT-OILはしっとり派。乗ってるうちに黒くはなってきますが、FinishLineのセラミックよりは汚れを呼びにくい気がします。

通勤バイクで使用した範囲では、2週間ほど(距離にすると200km強)で潤滑成分が切れてシャリシャリと音が鳴りだし、再塗布で改めて効果を実感できるくらい。
どうしてもスプレーボトルだと無駄に使い過ぎてしまったり、余計な範囲にまで飛んでしまったりしますが、この簡素化されたボトルは滴下量をコントロールしやすく、1コマ1コマ塗っていくのに不都合を感じないので、こちらのほうが望ましいです。
価格はオープンプライスとされていますが、公式オンラインショップでは715円 (50ml)で販売されており、容量に対する価格としては少々割高に感じるものの、もっと安価なものでも持続性が低いものもあるので、単純に比較しづらいですね。

2019/10/12

チェーン引き。

以前からちょっと気になってたけど、見て見ぬふりをしてきたのがRushのチェーン伸び問題。バックを踏んだときにグイっとチェーンが撓むのは分かっていたのですが、いよいよ段差を越えるときにバタついてスプロケから浮くようになってしまったので、張りなおしました。
後輪を目いっぱい引いた位置から少し戻したところで固定しましたが、それでも3~4mmは動かしたので、単純計算でその倍以上はチェーンが伸びているということになります。ついついルブを注すのサボったりもしてたので反省。ホイールベースが伸びた影響は特に感じられていませんが、ブレーキシューは調整しないといけませんでしたし、チェーンリングやスプロケットにも良くないと思いますので、早めに交換したいところ。

調整後はパワーロス感が減って、ペースが速くなったような気がしたので、もっとマメにやらないといけませんね。過去に同じような調整をしたときに、三ヶ島のチェーン引きを導入したいなと思ってたのを今さらながら思い出しました。Rushに乗る頻度もだいぶ増えてきたので、新調するチェーンと一緒に買ってみようかな。