2022/02/27

Wahoo Climb MissionからのRapha RISINGからのUCI Esports Championshipへ。

イベントの開催期間が1/24~2/26の約1ヶ月間ということですっかり油断していたWahoo Climb Missionですが、2/15の時点で獲得標高が1,500mほどと達成が危ぶまれる状況が発覚したため、Alpe du Zwiftを2日おきに上りに行ってきました。獲得標高が3,048m、4,572m、6,096mとなるごとにゲーム内のアイテムがアンロックされ、Wahoo製品が当たる抽選に登録されるということですが、どちらかというとモチベーションの維持が目的なので、あまり期待しないことにしています。当たったら当たったで嬉しいんですけど。

2/25~2/27はRapha RISINGにエントリーし、こちらも3日間で2,896mを上るクライミングイベント。Alpe du Zwift、La Reine、Climbers Gambitの3ステージが設定されていますが、Ven-TopやRadio Towerが省かれている分だけ難易度は調整されているようでした。ステージごとにアイテムがアンロックされ、達成者はRaphaのクーポンが当たる抽選に応募できるとのこと。
連日AM3:00からのステージに滑り込み、初日こそグループ効果でAlpe du Zwiftの自己新を更新できたものの、La Reineはぎりぎり3.0w/kgをキープ、Climbers Gambitはゴール地点がKOMから2kmほど先ということを失念していて最後にずぶずぶと順位を落としました。Zwift Powerに基づいてBカテゴリーに割り振られているのですが、PWRは下限ギリギリなのでサンドバッグなんだよなーと思っていたら、スタート前のチャットでも同じような方々が大勢いて安心しました(皆さんブラフかもしれませんけど)。

3日目のClimbers Gambitステージのゴール後、4:45からスタートするUCI Esports Cycling Championship Men Eliteを観戦。NYCのKnickerbockerを3周して、KOMがゴールというコース設定で、YouTube配信と合わせてタムロリエさんの解説動画を同時に拝聴しました。最終周回でオーストラリアを除く逃げが形成されて、あわや逃げ切りかと思いきや、上り区間できっちり詰めてキャッチするという、現実のロードレースさながらの展開で語彙を失いました。
ずっと6~7w/kgで巡行してるのに、上りに入ると10倍近くをずっとキープしてるのやばいよね。各国のナショナルジャージが用意され、早朝という厳しい条件ながらも日本からエントリーされた選手の皆さんの活躍も見れたので良かったです。

2022/02/20

異音の原因はトラコンプリング。

1ヶ月ほど前からダンシングで踏み込むときに、カチカチ・パキパキといった音鳴りが気になるようになり、ハンドル周りのボルトを増し締めしたり、BBを交換したりと試行錯誤した結果、ホイールが原因でした。

症状としては、(1)左右とも下死点まで踏み込むタイミングで鳴る、(2)ブラケット、上ハン、下ハンのどのポジションでも鳴る、(3)シッティングでは鳴らない、(4)時間の経過とともに音が大きくなってる気がする、といったところ。
(3)では同じワット数で踏んで確認したので、とりあえずBBの可能性は薄いと踏んだのですが、ステムのハンドルクランプ・コラムクランプとも増し締めしても状況が変わらず、過去にBB-4600が短期間でゴリゴリとした感触になってしまった経験もあるため、藁にも縋る思いで交換することにしたのですが、こちらも期待を裏切る結果に。プレスフィットBBは交換の手間もかかるので悲しい。

左右の動きに関係なく音が発生するので、フォークやホイールを疑うことにしたのですが、この時点でようやく気付いたのが下死点まで踏み込んだ時に鳴るのではなく、車体を左右に切り返すときに音が鳴るということ。
手始めにR-SYSの異常を検索してみたところ、コンプレッションスポークを保持しているトラコンプリングの摩耗が原因で異音が発生することがあるという記事が散見され、まさに直面している症状と同じだったので、在庫を持ってるお店を探してきてトラコンプリングを購入。2009年モデルですが、CS-Maverickさんが通販にも対応されていて非常に助かりました。
部品が到着するまで悪化しないようにと前輪をKsyrium SLに交換した途端に静寂が戻ってきたので、発生源は間違いないよう。

R-SYSのハブ内部の構造は簡単で、付属のカニ目レンチのような工具でキャップを外してシャフトを抜くと、トラコンプリングやベアリングにアクセスできます。摩耗が進むと、リングが割れたり、スポーク側の摺動部が削れてしまってテンションが抜けてしまうこともあるようですが、幸いにもそこまでは進行しておらず。打痕は見受けられますが、外観からは凹みや削れが気になるほどではなく、またも空振りかもという不安がよぎりつつ交換。
旧モデルではリングの向きを少し変えて打ち直すことでスポークと接触する部分を変えるという手も使えたそうですが、変更後は専用クリップで固定するため向きを変えるにしても1回限りとなりそう。今回は素直に交換しました。

そうこうやってるうちに後輪からも同じような音が鳴りだしたので、予備として取っておくつもりだった2パック目を開封して、これで予備のリングは1つだけになりました(トラコンプリングは1セットに2つ入ってますが、R-SYSの後輪はノンドライブサイドだけがカーボンスポークなので1つしか使いません)。

交換後はすっかり異音も解消され、なんとなく踏み応えが変化したというか、カッチリした感じが戻ってきたような気がします。ネット上では8,000kmほどで交換したという話も見かけて、うちのもそれくらいかなと思っているところ。入手性が悪くなる前にもう1セットは確保しておきたいと思う一方で、ランニングコストも含めてパーツを選定しないといけないなと感じました。

2022/02/14

追い打ちスローパンク。

先週末の時点で後輪のタイヤの空気圧が少し下がっている感覚があったので、出勤前に空気を充てんしないといけないなと思っていたのですが、朝からいざ準備しようとしたところ後輪がぺしゃんこに。
11sカセットのついてる予備ホイールはローラー用のKsyriumと11sカンパのEurusくらいで、それぞれタイヤ交換・シフト調整にかかる時間を天秤にかけた結果、R-Sysのチューブ交換が手っ取り早いと判断しました。ただでさえ慌ただしい時間帯なのでビードにチューブを噛み込んだりすると厄介だなと思いつつも、トラブルなく出勤に漕ぎ着けました。

とにかくパンクに見舞われる頻度が高い気がしているOne (Schwalbe)ですが、トレッド面には多くのヒビが入っていて、ところどころに砂を噛んでいるので、部分的に薄くなっているところからチューブに傷をつけたのかなと推測してます。
交換してからの走行距離はまだ2,500kmほどではあるのですが、製造からはだいぶ時間が経ってしまっているので、早めに交換する必要がありそうです。次にパンクしたらタイヤごと取り換えることになるかな。

2022/02/12

ステップワゴンがやってきた。

当ブログではめったに登場しない自動車カテゴリーの記事になりますが、タイトルの通り自動車を買い替えまして、我が家にステップワゴンがやってきました。

ファミリーカーとしては3年前に購入したタントを使っており、高々とした天井や両側スライドドアといった利便性に満足してはいたのですが、ラゲッジスペースが手狭に感じていたことや加速の悪さといったネガティブな部分が不満になってきたこともあって、いよいよ買い替えることに。

ファミリー向けミニバンはどのメーカーにもラインナップされていますが、第一候補だったノア・ヴォクシーはモデルチェンジと時期が重なってしまい、金額がネックになり却下。セレナもオンライン見積の段階でトヨタと同価格帯に収まりそうだったので保留。一方でステップワゴンは少し遅れてモデルチェンジが発表されたものの、現行モデルであれば値引きが利くということで飛びついた次第です。
新型の室内空間の広さは気になるところですが、デザインは見慣れているせいか現行モデルのほうが好みでしたし、1代限りとなったわくわくゲートも必須ではないものの、あればあったで便利そうです。
春先までに納車されればいいかなと思って検討していたところ、初売りの目玉商品の1つだったということもあって契約から一月も経たないうちに納車されたのが計算外でしたが、ノア・ヴォクシーといい、新型ステップワゴンといい、発表後の購入であれば納期がかなり延びているようなので結果オーライでした。

タントに乗り換えたときは取り回しの良さに感動したものですが、車体が大きいだけに小回りが利かず気を遣います。車庫入れの感覚も変わってしまうので、早く慣れたいものです。

他社が2Lエンジンを積むのに対し、1.5L+ターボではパワー不足ではないかと懸念していたのですが、軽ハイトワゴンから乗り換えたばかりとあっては満足できるレベル。以前ほど前面に押し出されませんが、ダウンサイジングターボの考え方もありますし、スペック上の燃費もそんなに変わらないようで。3列目シートが床面とフラットになるように収納できるのは他にはない魅力なので、ゆくゆくはトランポとしても活躍してもらわないといけません。

2022/02/06

SPORT FLOOR DRIVE (LEZYNE)

長らく使い続てきたMalamut (Zefal)からフロアポンプを新調しました。購入した当初は、15年もの間ほとんどノーメンテで使い続けられるとは思っていませんでしたが、いよいよシャフトがガタガタになってしまったのと、最後までピストンを押し込んだ時に空気が逃げる感触があったため、買い替えることに。ブランドイメージとしてはSILCAかSKS、入手性の高さではTOPEAKかPanaracerあたりが漠然とした候補でしたが、価格・デザイン・ヘッドの使い勝手への期待値からLEZYNEが急浮上しました。

LEZYNEのフロアポンプは基本的にデザインは共通で、モデルごとにハンドル、チューブ、ベースの材質が異なりますが、SPORT FLOOR DRIVEの場合は木製ハンドル、スチールチューブ、樹脂製ベースという組み合わせに、3.5インチアナログメーターがベースに取り付けられています。カラーバリエーションが4色あるというのは、このモデルが最多。
耐久性を期待するなら、ベースがスチール製になるSTEEL FLOOR DRIVE 3.5が存在しますが、3割ほど価格が上がってしまうのが悩みどころです。

特徴の一つでもあるABS-1 PROと呼ばれるヘッドは、バルブにねじ込んで固定するため、ヒラメのようにメーカーごとの微妙なバルブ径の違いに気を遣うこともなく、(廉価帯のポンプによくある)バルブに押し込んでパッキンでくわえ込むヘッドのように外すときに勢い余ってケガをすることもありません。事前にホース内の空気を抜くボタンも付いているので取り外す際も安全で、万人受けするのではと思います。
難点を言えば、ねじ込むために何度も回す必要があるのに対し、ヘッドが小さくて回りも重いので手間がかかります。また、ベースにヘッドを固定できるようになっているため、ホース長がポンプの倍もあり、流石に持て余してしまいます。

15年戦士と新品ポンプを比較するのは酷というものですが、シリンダーの動きはスムーズでがたつきもなく、最後に変な反動もなくすっと空気が入っていくのが分かるほどで、これも10年くらいは使い続けていきたいものです。