2021/12/31

Festive500 2021と走り納め。

毎年恒例のFestive500のシーズンがやってきまして、今年もZwiftをフル活用して滑り込みで完走を果たしてきました。

平日は通勤+αで40kmほどを実走でこなしたものの、Zwiftの時間がなかなか確保できず、12/28の時点でようやく半分となる250kmほど。Raphaがスポンサードのグループライドイベントで限定キットもアンロックできたし、今年はFesitve300くらいかなーと思っていたのですが、29日に朝から65km・夜に70km走れたことでモチベーションが回復。残り2日にかけて、朝夕に40kmずつこなしてゴール。
特に今年はFestive500に合わせて、ペースパートナーが平坦コースに配置されていたのが大きく、Cペーサーのグループで40km/hで周回できたことで距離を稼げました。

Stravaで今年のアクティビティを総括してくれるYear In Sport 2022を見たところ、自転車のアクティビティを記録したのが363日、走行時間は438時間、距離はバーチャルライドも含めて12,900kmとなりました。8月にちょっと調子を落として運動強度を維持できなかったり、通勤中にちょっとヒヤッとした場面はいくつかあったものの、年間を通してケガ無く過ごせたのは良かったです。

多少の雨であれば自転車で通勤してしまうのですが、天気予報が悪いほうに外れるパターンも多く、(タイヤのウェット性能は棚に置いといて)ディスクブレーキの制動力が気になっています。

2021/11/13

スネークバイト。

11月に入って急に気温が下がったため、慌てて冬物を出してきて衣替えを進めています。
加えて、今週は天気にも恵まれず、帰宅する時間帯に限って雨に降られることに。今のところSPDシューズの予備がないので、除湿乾燥機を動員してどうにか一晩で乾かすようにしていますが、靴を履いた瞬間に中が濡れているとやはりテンションが下がるので、予備シューズの必要性を感じつつブラックフライデーのセール品を眺めているところ。
ただ、雨の中を走るのは一通り濡れてしまえばあまり気にならないもので、靴下までびっしょり濡れてしまうまでに帰り着けば、あとはシャワーなりお風呂なりで回復できるので、セーフということにしています。

手持ちの装備をいろいろな環境で試せるという意味では、ちょっと前に交換したOne (Schwalbe)はウェットグリップが落第点だということが判明しました。6.0barくらいの低めの空気圧での運用で、特に日が落ちてからの雨天となると安全マージンもそれなりに確保しているつもりなのですが、ただでさえ制動力の落ちているリムブレーキ以上にタイヤのグリップが先に抜けるというのは考えものです。ドライの路面では走行感も軽くて悪い印象はあまりなかったのですがね。

金曜日はようやく雨に降られずに済むかと思いきや、自宅まで残り1kmもないところで後輪がパンク。暗くて路面がよく見えてなかったのですが、直前に後輪が段差に引っかかるような感触があり、あっという間に空気圧が0に。朝から空気を入れておいたのですが、チューブを確認すると5mmほどの亀裂が対照的に2か所に入っていて、典型的なスネークバイトでした。記事を掘り起こしてみると2020年1月以来のパンクとなってしまったようです。

日頃の通勤のログをGolden Cheetahで管理するようになってからは、データが欠けるのに何となく抵抗感が生まれてしまい、出勤する時間帯に雨が降らないようであればなるべく自転車で通勤するようにしているため、帰宅途中に雨に遭う機会は必然的に増えてしまっている気がします。可処分時間のバランスを考慮すると通勤が一番ボリュームを稼げるというのもありますし、雨が降っているから帰らないという選択肢は無いので、強制的に乗らざるを得ないのです。
そうやって積みあがってきたGolden Cheetahのデータでは6月ごろにCritical Powerのベストを更新して以来、相対的に負荷が減ってしまったのと、7月~8月にかけて雨で乗る機会が減ったためにCTLがダダ下がりしていたのが、CPが下方修正された上に徐々に走行時間が伸びてきたことでTSSが増えるようになってきています。

2021/10/16

Zwift Academy Road 2021

今年もZwift Academyにジョイン。
30分間の軽めのワークアウトが組まれたOrientationに始まり、イベントの前後で同じルート・セグメントを走って成長度を確認できるBaseline RideとFinish Line Ride、インターバル系メニューの前半3つとFTP付近をジワジワやる後半3つのワークアウト、それぞれのブロック後には2w/kg程度で回復を促すリカバリーライドと、アカデミー感が増した構成となっていました。

目新しかったのはBaseline / Finish Line Rideで、Short・Medium・Longのそれぞれ30s・2min・10min程度の異なるセグメントが配置されており、イベントを通してタイムの更新を狙うことになります。6回のワークアウトでどこまで伸びるかというのは短期的に結果を求め過ぎという気もするのですが、頑張りどころがハッキリしているので分かりやすさはあります。

ちなみに今回は自己ベストのFTP値のままでは辛かったので、ちょっと日和ってGoldenCheetahで算出された直近のCP値を採用しました。約5%落ちですが、それでもインターバルメニューはペースの変動(とERGモード)に苦しめられ、LT付近のUnder/Overではワークアウトが進行するほどペース維持が難しくなってきます。普段通りの朝練の時間帯では起き抜けから高負荷に耐えられないので、なるべく出力の出る時間帯を選んで進めました。

Finish Line Rideでは、Medium区間は序盤に抑えめに入ってしまったのとBaselineのタイムをうろ覚えだったこともあって更新ならず。Short・Longは劇的なタイム向上とはいきませんでしたが、下回ることはなかったので一安心。

今回も達成度に応じてアイテムがアンロックされるおまけ付きで、卒業にあたって開放されるAeroad 2021の限定カラースキームがなかなか良い感じです。登場から1年が経過して、オールラウンド系フレームの性能としてはDogma Fに一歩譲るものの、また出番が増えそうです。

2021/09/26

MDR-CD900STのリケーブル・バランス化。

ATH-AD7に続いて、MDR-CD900ST (Sony)もドライバー側にジャックを設けてリケーブルできるように改造してみました。もともとは4極バランス化が目的でしたが、いろいろ調べているうちに3.5mm4極ジャックであればケーブルを交換することでバランス/アンバランス接続を選択できること、MJ-079 (マル信無線)ならハウジング内に収まることが分かったので、リケーブルとバランス化改造を同時に行うことにしました。

左側ドライバーのケーブルを取り外して、GNDの島を分離して、Lch・Rchのコールドを分離したそれぞれの島にハンダ付け。MJ-079はハウジングのケーブル孔よりも大きいため、リーマーやドリルで拡張してホットボンドで固定する手法が散見されましたが、今回はM7×0.75のねじが合うよう、φ6.3mmのドリルで拡張して下穴とし、タップを立ててねじ込んで固定できるようにしました。ハウジングが樹脂製なので強度に不安が残るものの、過度に負担をかけないよう心掛けたいと思います。この手法なら(若干ブッシングが緩くなる可能性はあるものの)可能な限り元に戻せますし、何より仕上がりがスマートです(CD900STはハウジング単体でも購入できるので、まるまる交換することも可能)。

ケーブルは4芯のもの(Viablue EPC-4)を購入し、3.5mm4極プラグ(オヤイデ電気 P-3.5/4G)~2.5mm4極プラグ(NOBUNAGA Labs NLP-PRO-IS2.5)を取り付けました。3.5mmアンバランスケーブルが使えるようチップ側からL+・R+・L-・R-としています。2.5mmプラグなのは手持ちのXDP-30Rを活かすためですが、ジャック内部が狭くてハンダ付けの難易度が上がるので、先に4.4mmがスタンダードになってればよかったのにと思うところ。

プラグとジャックの相性にもよるのか、ケーブルが固いのが悪さをしているのか、プラグに横向きの力がかかると音が途切れるのが今後の課題か。
音の変化がハッキリ分かるほど使い込んでいたわけではないのですが、XDP-30Rのそれぞれのジャックに切り替えて比べてみたところ音場が広がる印象は受けました。ま、コストに見合うかと言われると必ずしもそうではないのですが、日曜大工のようなアクティビティとしては充実していました。

ちなみにケーブルを外すとこんな具合に。MJ-079のねじ部の長さとハウジングのケーブル孔の厚みがほとんど同じなので、ジャックが面一になるので見た目は非常にクリーンに仕上がりました。

2021/08/28

汗だく対策。

室内ローラートレーニングにおいて避けることのできない汗対策として、当初は自転車にはスウェットネット+フェイスタオルで、自身にはHALO Headband→サイクルキャップを着けて、なるべく汗が気にならないような工夫を取ってきたのですが、冬場、梅雨、猛暑と過ごす中でいろいろと変遷してきたので、その記録を。

4WAYサイクルタオル (narifuri)、のび~るタオル

自転車向けヘッドバンドとして真っ先に思いつくHALO Headbandは、おでこ部分のシリコンパッドによって頭部からの汗を左右のこめかみ側に流すことで目元に垂れないというところに期待していたのですが、いざ使い始めてみると前傾姿勢を取った際にシリコンパッドで左右に分かれた汗が目元に戻ってくる欠点に直面したのは以前にも書いた通り。早々に見切りをつけてサイクルキャップを着用することにしましたが、こちらは前方のつばに汗が伝って顔から離れた位置で垂れ落ちてくれるメリットがある一方で、キャップ自体の生地が薄いために保水量は無く、洗濯にも気を遣うのがデメリットでした。

で、今のところ落ち着いてるのがループ状のタオル。タオル素材ながらネックゲイターやヘッドバンドとしても使えるということで、始めはナリフリブランドのものを見かけてモノのわりには高額な点には目を瞑りつつ使い始めてみたのですが、二つ折り~三つ折りにしてヘッドバンドとして着用するのが具合が良かったので、洗い替えも兼ねてリピートを検討。
アマゾンやワールドサイクルで販売されていた、のび~るタオルが似たようなコンセプトで1/2~1/3の価格だったので、こちらを購入してみたところ(おそらく)同一の製品でした。ナリフリのロゴこそ入っていませんが、タブ上のリフレクターは同じ形状ですし、生地も触った感じでは違いが分からず。
洗濯に対する耐久性が低いのか、半年も経つと伸びてしまってストレッチ性がなくなってしまうのですが、それはそれでハンドタオルとしての余生があるので、長く使えるのも良いです。

CD-S6320 (CORONA)

冬場は結露で窓が曇り、夏場は床に水たまりができるということで、ローラー台を設置している場所がそのまま物置でもあるために、湿度対策として除湿機を導入してます。再熱して温度が上がってしまうデシカント方式よりも、駆動音が大きいものの除湿機能が安定しているコンプレッサー方式であること、ものぐさなのでタンク容量は大きいに越したことはないこと、それでいて省スペースだと助かるな、というところで選定してコロナのSシリーズに。収納スペースを模様替えした今となってはPシリーズの方が良かった(幅+5cm・奥行き-3.5cm、タンク容量3L→3.5L、タンク位置が側面→前面、ルーバーが簡易式となる代わりに吹出口フィルター付き)とも思いますが、1~2時間の使用で2週間ぐらいで満水になるので、そこそこ働いてくれているようです。

UAアイソチル コンプレッション ロングスリーブ (Under Armour)

ウェア周りはビブパンツ+インナーウェアという組み合わせで、トップスは専らUAヒートギアアーマー コンプレッションでしたが、冷感素材を採用したモデルが出てきたので飛びつきました。ヒートギアは暑い時期向けに吸水・速乾性の高さを謳っていますが、屋内では水分が飛ばないのでやはり暑いのです。
ISO-CHILLは着用した瞬間はひんやりした感じがあり、運動負荷を落とせば工業扇の風でも温度が下がる気がします。あとは脇下や背部のメッシュ素材は保水しにくいのが効いているような。ただ伸縮性はヒートギアに劣り、前傾姿勢を取ると肌から離れてしまうのが残念。
発売直後に買ったのですが、すぐに半額近くまで下がってしまったので、ある意味いい勉強になりました。

HOOH 289コンプレッションインナーベスト (村上被服株式会社)

暑いのならば冷やせばいいじゃない!ということで、作業着界ではわりと浸透していると思われる冷却ベストにも手を出しています。空調服と組み合わせると確かに効果的ですし、それ以上に最近の気候の中で現場作業となると積極的に冷やしていく必要があるんでしょう。
ブランドも多く、価格もピンキリなので、とりあえず安いものから試すことにして、「いかにもベスト」という感じが薄く、伸縮性に富んでいそうなHOOHブランドのものをチョイス。保冷材は1つしか入りませんが、まずは冷やすことが大事。
温度差があれば冷却していることが実感できるのかもしれませんが、いざ装着してみると接触面の温度差がなくなるため体感できず。一緒に購入した保冷剤をビブパンツの腰のあたりに挟むことで同じような結果が得られたため、ベストはあまり活用できていないのが現状だったりします。

2021/08/07

Mi band 6 (Xiaomi)

度重なるバンド破損と交換により、バンド取付部のネジ部がつぶれてしまったVivosmart HR J (Garmin)に代わり、改めてMi band 6を購入しました。前段としてVivomove HR (Garmin)も入手しており、見た目はアナログウォッチで普段使いに適していたのですが、やはり表示部が小さくて見づらく、アラームの振動が弱すぎて目覚ましに使えないのが不満でお蔵入りに。後継モデルのVivosmart 4 (Garmin)はディスプレイ周囲の装飾部品が外れやすいというレビューが散見されたのと、個人的にGarmin Connectの利用頻度が下がっていたこともあり、あとはコストが抑えられるMi bandに傾いた次第。
なお、国内版が出る直前だったため、Mi band 5国内版とMi band6グローバル版で悩んだのですが、同じサイズながら表示領域が広くなっている点や、\1,000ほどの差ならば旧モデルを選ぶ理由はなかろうと後者にしました。メニュー周りは英語表記ですが、スマホからの通知は日本語で表示されますし、6ではフォントも更新されていて違和感も少なくなっているそう。

良かったところ

Vivosmartと比較するとバッテリーの持ちの良さが顕著で、心拍数は1分おきに更新・睡眠モニタリングはオフの状態で10日間は充電せずに使用できています。バッテリー残量もパーセンテージで表示できるので気づかないうちに切れていたということもなく、満充電にかかる時間も1時間ほどなので、使いたいときに使えない状態というのはほぼ回避できそうです。
目的の1つだったアラーム機能は、デフォルトではアプリからの通知と同じパターンの振動(ブッブッと短く2回振動する)しか選ぶことができず、これは失敗したかと思いましたが、アプリ上で任意の振動パターンを作成できるようになっています。バッテリー消耗のアラートが出ますが、2秒×3回ほどの長く振動するパターンを作成してみました。設定画面でのタップ操作がそのままパターン化されるので自由度はかなり高いのですが、ブロックを組み合わせるようなUIできっちり〇秒間振動→〇秒間停止というように再現性のある設定ができると良かったかなとも思います。
照度センサーはないため画面の明るさは5段階の設定で固定され、屋内ではちょうど良い明るさでも屋外では視認性が悪いといったことが起きがち。指定された時間は照度を落とすよう設定できるので、睡眠中は暗いままにしておくことは可能です。

気になるところ

心拍センサーやそれを利用したSpO2測定の精度は、あくまで目安程度かなといった印象で、心拍数は同じ光学式センサーのTICKR Fitと比較して反応が遅め。もちろんANT+で飛ばせるわけもないので、自転車用途としては向きません。表示設定を変更して、本体上部に心拍数の推移がわかるグラフを表示していますが、12時間という長いスパンで表示されており、休んだか動いたかくらいが分かるようにはなっています。
リストバンドは黒が標準で付属しており、交換用バンドはオフィシャル、サードパーティとも入手性は高く選択肢が多いです。ただ、標準のシリコン製バンドはスナップボタンを他方の穴に差し込むだけで固定されますが、腕にくっきりと跡が残ってしまうのはいただけません。
取り立てて不満というわけではありませんが、手首の向きを変えるだけで画面が点灯する機能は(2段階で調整できるものの)反応したりしなかったりで画面をタッチするほうが早かったり、アクティビティのプロファイルが多過ぎて使いづらそうだなと感じていて、このあたりはまだ活用できていないなと思うところです。

2021/07/27

One (Schwalbe)への交換と、ハッピーメーターのキャリブレーション。

通勤用バイクのタイヤを、Yksion Grip Link/Power Link(Mavic)からOne (Schwalbe)に交換しました。R-SYS MY2012に付属していたタイヤをそのまま使っていたので、とっくに賞味期限は切れていたんでしょうが、パンクでもしたら取り替えようと思っているうちにここまで来てしまいました。
より摩耗の進んでいたリアは断面がフラット化していて、緩い曲がりでもグリップが抜けることがあったため潮時と判断。フロントもトレッド面は傷だらけで、これで実際にパンクしていたら「なんでもっと早く替えてなかったんだよ!」と自分に突っ込んでいたに違いありません。なお、交換後のOneも購入したのは4年前というデッドストック品だったりします。
Oneは接地感が掴みづらい印象があるのですが、路面抵抗は抑えられているようで、同じ通勤ルートでも出力に対する速度は高くなる傾向が出ています(摩耗の進んだ直近のYksionとの比較なので、当然と言えば当然ですけど)。
使い始めからすでに古くなっているので経年劣化分は差し引くとして、ウェットグリップや耐パンク性がよければと期待しています。

ついでと言ってはなんですけど、タイヤ交換ついでにPRECISION (4iiii)のキャリブレーションを実行。本来であれば走行前に都度やるのが正解なのですが、なかなかできておらず、今回も出力がちょっと高めに出ている気がしていたので重い腰を上げた次第。高めに出るようになった原因は気温が上がってきたからだと思いますが、校正後はしっかりと出力が下がってしまいました。感覚的には5%ぐらい上振れしていたようです。通勤の往復だけでTSS70は流石に高すぎると思っていたのですが、唯一の指標がパワーメーターなのでどのあたりが適当なのかがよく分かっていないんですよね。

2021/07/04

ねんがんのMeiltensteinをてにいれたぞ!

Alpe du Zwiftを登頂するとゴールラインでルーレットが回転し、止まったところに応じてグローブ、ヘルメット、そしてLightweeight MEILENSTEINがアンロックされます。このMeiltensteinは上りに向いた軽量ホイールで、ドロップストアで購入することはできず、このルーレットが唯一の入手手段となっています。これまでに10回ほど上っていますが、初回にヘルメットが出て以来は大半がグローブでした。ゴールにたどり着くまでに1時間ほどかかってしまうので、あまり頻繁には選ばないコースですが、このルーレットは完全に運任せというわけでもないようだというブログ記事を見かけたので、試してみることにしました。
というのも、ゴールラインを超えた後にルーレットが回り出すスピードは、その時の速度を反映しているというもので、ある程度のコントロールができるとのこと。最後にゴールスプリントをしたときにホイールになる確率が高いということでしたが、いっそ運任せにしてほしかった……

結論から先にいくと、2度目のチャレンジでMeiltensteinをゲットできました。ゴールラインを切った後に一呼吸おいてルーレットが回り始めるため、1度目は全力スプリントでゴールした後、出力が落ちたところでルーレットが表示され、グローブをゲット。詰めが甘かったかと反省しつつ、2度目はルーレットが回り始めるまでスプリントしました。8w/kgでいけるということも書かれていましたが、今回は11w/kg前後でゴールしたようです。

以下は、せっかく頑張ってみたので、その様子を駄文にて。
3w/kgを目安に一定ペースで進みますが、1時間も乗っていると汗だくになるし、マット上がすっかり水溜まりになってしまうのが難点。途中でアイテムルーレットが設定されている区間があり、おそらく過去のタイム(30日間PBタイム?)をもとに鼻先にニンジンをぶら下げる形で登場するものと思いますが、あくまでゴールスプリント狙いなので、なるべくマイペース。ようやく1番カーブを超えた先の平坦区間で息を整えつつアウターに入れて、いざスプリント! 12w/kgほどでゴールラインを超えて、足を止めてしまったところでルーレットが表示され、ゆるゆると回り始めて、ポカに気づきました。
同じ轍は踏むまいと3日後に再チャレンジを試みましたが、お疲れモードですっかり踏めず、ペースが上がらなかったのに心が折れて7番カーブでDNF。
翌日に改めてリベンジを達成しました。

2021/06/26

ピンクのあいつ。

RMZで使用していたバーテープ(Fi'zi:kのSuper Light。現行品ではおそらくTempo Microtex Classicにあたるのかな)の表面が擦り切れてしまい、いろいろと沁み込んでいるであろう臭いが看過できないレベルになってしまっていたので、いよいよ交換することに。
Zwiftのときはグローブを着けるのが面倒で素手のまま乗ることも多かったのが一因かもしれませんが、過去ログを遡ると2016年11月にハンドルを交換したときから巻きっぱなしのようですので、4年半ほど交換しておらず、さもありなんといったところ。

今回のチョイスはNastro Per Manubrio (Deda)で、こちらも2017年2月に購入して以来ストックされていたもの。安くたたき売られていたところに飛びついたのですが、あまりにも派手なネオンカラーで、使いどころが難しいままに死蔵されていました。同時に購入したイエローフルオは、しばらくのストック期間を経てCAAD10に巻いていました。
リオ五輪あたりでネオンカラーのブームが来てましたが、紫外線で退色しやすいとかでサクッと過ぎ去ってしまった印象があります。なお、こちらのバーテープはミストラルという商品名で、現行品にもラインナップされています。

バーテープの評価は好みによるところも大きいかと思いますが、ツルッとした表面、厚みのあるクッション、素材の伸びにくさから、リピートはちょっと無さそうだなぁというのが現時点での印象。
伸縮性がイマイチなので、ハンドルバーのアール部分ではどうしても外側のテープが余ってしまって変な折り目が付いてしまったり、かと言って外側が余らないように巻くと内側の重ね代が大きくなってしまって分厚く感じてしまいます。一定間隔でDedaのロゴが入っていますが、SILVA巻きのように巻きながら揃えるのはかなり難しそうです。
発色はいいですし、凹凸の少ない表面により汚れにくそうな期待はあるので、テンションの掛け方で厚みをコントロールできると良いテープになったと思うんですけどね。

あ、ほとんど写っていませんが、エンドキャップは今回からSTAR PLUGZ (SPACAZ)にしました。アノダイズドカラーのガンメタです。挿入後にボルトで内部の臼を引き上げて固定するものですが、最後にバーテープの端っこを折り込んで取り付けるキャップはだんだん抜けてくるのが気に入らないので、いつに間にやらフェードアウトしてしまったBuzzkill (Bontrager)のようにテープは折り込まずにハンドルの端とツライチにできるキャップが主流になってほしいところです。

2021/06/02

流れ弾によりATH-AD7 (audio-technica)をリケーブル化。

実家からATH-A9X (audio-technica)を掘り起こしてきまして、久々に使おうとしたところ、右側から音が出なくなったためにお蔵入りとなったことを思い出しました。リスニング向けの密閉型ヘッドホンとしては、イヤーパッド・ヘッドパッドがボロボロになってしまったMDR-Z900 (Sony)を処分して以来、手持ちになかったので修理に挑戦することに。
ヘッドホンやイヤホンの断線はよくあることですし、ネット上でも多くの事例を見つけられる中、このART Monitorシリーズはケーブルブッシングと同サイズの3極ジャックが取り付けられて容易にリケーブル化できるということで、MJ-074N (マル信無線)を購入しました。
手始めにバラしてケーブル類を確認してみたのですが、特に断線箇所などは見当たらず。安物のテスターでは問題箇所を追っていくことができず、恐る恐る右ドライバーに直接ケーブルを取り付けて音楽を流したところ、ドライバーそのものに不具合が発生していることが判明。最初に問題点を洗い出しておけば良かったのですが、内部の断線だと決めつけていたのが裏目に出ました。

さて、部材と道具は揃ってしまったのですが、ドライバー内部の修理となると手が出せないので、密閉型ヘッドホンは諦めて、同メーカーの開放型ヘッドホンであるATH-AD7 (audio-technica)をリケーブル化することにしました。
目的が大きく変わってしまっていますが、標準の3mケーブルは長すぎて持て余すし……などと自分に言い訳しながら、ケーブルを切断して、ハウジングを外して、ミニジャックを取り付ける際に干渉する部分を削って、ドライバー~ジャック間のケーブルをはんだ付けして、音が出るのを確認できたら、元通りに組み立てて完成。A9Xで一通り手順を踏んでいたので、AD7はだいぶスムーズに進められました。

MJ-074Nと同じ形状で4極のものがあればバランス化も可能だったのですが、現状では3極のみとなっているようです。同社のパネル取付用ジャックとして4極に対応したMJ-064Hがあるのですが、取付部の径が大きいためハウジングの加工が必要になりそうです。

短いケーブルが使えるようになって取り回しが利くようになりましたが、もともと持ち運びに向いたモデルでもありませんし、音質がどうこうというものでもないのですが、見た目はほとんど変わらずに機能面が付加され、すでに乗り掛かった舟でしたので、最後までたどり着けて良かったなというところです。