2020/05/17

PD-ES600 (Shimano)

もともと通勤用バイクのRushにはPD-M530を付けていました。前提としてSPDであることに加えて、スニーカーで踏む状況を想定してケージ付きだと便利かと思っていたのですが、ついぞスニーカーを履いて乗ることもなく、ただ重量が重いというデメリットだけが残っていたので、TCR Adv.SLにはPD-ES600を採用しました。
従来のツーリング向けSPDペダルはPD-A600があったので、それを使おうと思ってましたが、いつの間にかラインナップが入れ替わってしまってました。型番は違えどケージのサイズが半分になってしまった後継モデルという位置付けのようです。シューズと接する面積は小さくなっているはずですが、RT500のソールの柔らかさと相まって大して気になりませんでした。

SPD-SLも片面なので使用感で困ることはないだろうと踏んだのですが、軸の回転があまり滑らかではなく、半年ほど使った現在でも空転時にペダルが向く方向が安定しません。3回に1回くらいはステップインの際にクリートをキャッチする面がどちらにあるか確認しないと裏を踏んでしまうため、相対的にキャッチする機会の多い左ペダルの裏面はすっかり傷だらけになってしまいました。

両面SPDだとPD-M9000のショートスピンドルが最軽量になりますが、それでもPD-ES600の軽さには敵わず、使用される目的や状況を潔く割り切ったニッチな立ち位置の製品になっています。

2020/05/05

ステイホーム。

新型コロナウイルスの影響で、せっかくの連休ですが引きこもっています。感染拡大防止の観点で見ても単独~少人数サイクリングは問題ないと思うのですが、家族の目もありますし、直接的な原因にならなくても万が一感染したときに自分の首を絞めるので、まさしく自粛してます。
……と言いつつ、時間差出勤と同様に自転車通勤は推奨されているようなので、通勤は相変わらず自転車に乗ってます。少なくとも通勤時間帯の公共交通機関よりは良い環境でしょうが、これがダメとなるとローラー台を購入してZwiftを始めるしかないなと思ってます。

連休中は時間を持て余し気味なので、いよいよ重い腰を上げて庭の雑草を片っ端から引っこ抜いてやりました。長らく見て見ぬふりをしていましたが、お隣さんの外構工事にて余計目に掘ってもらった結果、境界付近はだいぶきれいになったので、それ以外の箇所がかえって目立つようになってしまいました。
45Lゴミ袋にして2袋相当になって一仕事終えた感が強いのですが、またしばらくすると伸びてくるんでしょうね。

余談ですが、Amazon Prime Videoでエウレカセブンを観かえしてます。学生の頃にリアルタイムで見てたはずなのですが、中盤以降の記憶はだいぶ曖昧で、かえって新鮮です。他にも気になった作品をウォッチリストに突っ込んでいますが、かなりのボリュームになってしまいました。しばらく映像コンテンツには困らなさそう。
なかなか観たいと思って観るテレビ番組もないので、いっそFire TV Stickを買ってしまおうかとも考えたのですが、すっかり出遅れたようで売り切れてました。

2020/04/29

Aeropex (AfterShokz)

EarsOpen以来の骨伝導ヘッドホンを購入しました。のんびりサイクリングするときのお供にでも……という淡い期待は持っているのですが、なかなか機会も無さそうなので、現時点では家事のお供として活躍してます。

EarsOpenは耳たぶ付近に引っかけて軟骨を介して音楽が聴けるものでしたが、装着のたびに位置を調整しないと聴こえ方が安定しませんでした。AfterShokzはこめかみ付近にドライバーが当たるため、だいたい定位置に装着できます。

N3 (Cayin)とペアリングしてるものの、対応コーデックはSBCのみということで宝の持ち腐れ感は否めませんが、もともとBGM用途で音質を追求するものでもないので気にしないことにしてます。せめてAACにも対応していると動画との相性が良くなりそうな気もします。……と書いてる途中に、aptX対応版がリリースされました。トランスミッター別売にして、単体だと買いたかったな。
意外と、というと失礼ですが、音質面では良い意味で普通に音楽が聴けます。Hi-Fiでないとか、ハイがどうとかローがどうとか目くじらを立て始めると、そりゃ同じ金額を出せば良いヘッドホンやイヤホンがごまんとあるわけですが、一癖も二癖もある骨伝導ヘッドホンとして、自然に聞こえるという点ではかえって驚かされました。

最新モデルだけに重量や装着感、ドライバー形状もこなれていて、対応コーデックもアップデートされてしまったので、あとはもうちょっと価格がこなれてくるといいな。

2020/04/18

CSB-1 (Parktool)と5012 HACKSAW (Lenox)

カーボンコラムをカットするために購入しました。CSB-1はカーボンパーツ専用の鋸刃ということでParktool製品ですが、ハックソーは300mmブレードに対応したものであれば汎用品が使えるようだったので、比較的テンションが掛けられる上に安価だったLenoxの5012を組み合わせています。

ハックソーに付属していた24TPIのバイメタルブレードは使用していないので比較はできませんが、さほど力を入れずに前後に刃を往復させるだけできれいに切断できました。2×4材を木工用鋸で切るほうがよっぽど時間がかかりました。DIY用途では一般的な鉄用鋸刃を使って切断するような例も見受けられましたが、とりあえず専用品というだけで安心感が違います。刃が厚いのでソーガイドは対応したものが必要になることと、切断する位置も刃の厚みを考慮しておかないといけません。

5012 Hacksawは先端が絞り込まれた形状のフレームとなっており、狭いところでも作業ができるのがウリですが、SG-7.2 (Parktool)との組み合わせではガイドとフレームが干渉することが多く、よりグリップに近い部分で作業せざるをえませんでした。エアロ形状のシートポストだと要注意です。SG-8やTopeakのソーガイドのように小型のものであれば大丈夫なのかな。

切断時は粉末状の切りくずが大量に出るので、コラム内部にキッチンペーパーを詰めて養生し、新聞紙を敷いた上で屋外で作業しました(吸い込んでしまうと体に悪そうなのでマスクを着けて作業をしましたが、メガネが曇るところまで思いつきませんでした)。切断後はやすりをかけて、切断面には瞬間接着剤を流し込んで終了。
切り落とすときにささくれができないように切断位置にマスキングテープを巻いたり、切りくずが舞わないように予め石鹸水をかけておくといったTipsもあるそうなので、次の機会には試してみたいと思います。

2020/04/12

狭所用オイラーDX 15ml (AZ)とBikeCare Lubricant Dry Type A 240ml (Orontas)

GT-OIL (Growtac)をようやく使い切ってしまったので、ORONTASのチェーンルブに乗り換えました。在庫処分で安く売られていたのですが、ちょっと調べてみたところ、2012年に国内で展開の始まったカナダのケミカルブランドのようです。生分解性オイルで、容器もリサイクル可能と、とにかく環境に優しいケミカルとのこと。

自転車用ケミカルらしからぬお洒落なパッケージングですが、差し口を兼ねたキャップから直接チェーンに塗布するには不便だったので、別途AZのオイラーに入れ替えて使用することにしました。

狭所用オイラーDXはハード針ノズルのもので、ノズル根元のバルブで注油量を調整できるので秀逸。ソフト針のものは任意の位置でノズルを曲げられるので、それはそれで便利そうです。ORONTASのルブは粘度が低いので、ちょっと力を入れ過ぎると多めに出てしまいますが、慣れてくると1コマ1コマにルブを注せるので無駄にならず良い感じです。3回ほど使って写真の状態なので、今回のルブを使い切るまでには100回ほどは塗布することになりそう。

ドライ系ルブなので耐久性はイマイチで、1週間の通勤(約100kmほど)でも終盤はチェーンの音鳴りが気になってきます。塗布直後もGT-OILほどの軽さは感じられず、こまめに注してあげたほうが良さそう。ただ、メーカーとしては注油のたびにチェーンを洗浄するように謳っているので、それはさすがに耐えられないかも。

2020/03/28

JINS Switch -sports- MRF-18A-159 (J!NS)

通勤用メガネを新調しました。5年近く使ってきたComfort Fit Airframeは、ロードバイクに乗る際にレンズの天地幅が小さいのが気になっていたのと、25%グレーのレンズでは行きの時間帯は眩しさを感じることが多く、帰りが遅くなるとかえってクリアレンズが欲しくなることもあって、以前から気になってたSwitchシリーズに手を出しました。

学生時代にも手持ちのメガネにクリップ式のサングラスを取り付けてましたが、こちらは専用設計だけあってレンズとレンズの間に光が差し込みにくくなっているのが良いです。また、マグネットで固定されるので位置決めが煩わしくありません。

Airframeシリーズにあったような柔軟性はあまり感じられず、テンプル周りもカッチリとした造りになっています。スポーツ向けモデルということもあってか側圧は強めで、長時間かけっぱなしになるとちょっと辛いかも。あとテンプルがちょっと長すぎます。

旧モデルということでセール対象になっていましたが、付属するサングラスプレートがミラーレンズであるのに対し、型番がMRF-19S-で始まる現行品は偏光レンズになっています。偏光レンズであるメリットはあまりないと思いますが、レンズカーブが小さいミラーレンズはノペッとしたイメージになるので、現行モデルのほうがサングラスとしては印象が良いかも。

2020/02/08

DSC-RX100M4 (SONY)

しばらくD7000とX-M1の2台体制でしたが、レンズ交換式カメラはそれなりに重量もボリュームもあるし、気軽に持ち出せるコンパクトカメラの需要が自分の中で高まっていった結果、RX100IVを購入しました。ちょうど7年前に入手した初代RX100はX-M1と入れ替えに手放してしまったのですが、これで元の鞘に収まりました。
シリーズとしては無印~mk7までがモデルチェンジ後も併売されるという珍しいモデルですが、今回はmk4をチョイス。(個人的な印象としては)価格面では無印、コストパフォーマンスだとmk3、画質を求めるならmk5A、動画性能と望遠側が強化されたmk7と、スペックが少しずつ異なるので悩ましいのですが、望遠はあまり重視しておらず、それよりレンズの明るさを求めたことと、たまたまmk3とmk4の価格が逆転していたタイミングだったので迷わず後継モデルに手が伸びました。

UIはシリーズを通して統一されていることもあって、無印と同じように操作できるのは強み。ハード面では光学ビューファインダーとチルト式モニターの有無がいちばんの違いで、ボディの厚みは若干増えたものの可動式のモニターはやはり便利です。裏面照射型センサーにより高感度特性が良くなっているそうですが、どちらかというと画像処理エンジンでゴリゴリと補正してる印象で、結果的にセンサー、レンズ、エンジンのどれがいちばん効いてるのかは掴めません。
基本的にJPEG撮って出しで運用してますけど、コントラスト高めのメリハリを効かせた画像で、モニターで見る分には印象が良いと思います。プリント派だとまた違うでしょうし、好みは分かれそうですけど、αシリーズも似たような傾向なんでしょうか。

純正オプションもすっかり充実していて、同時に購入することにしたアタッチメントグリップAG-R2は見た目の一体感が素晴らしいです。デザインとしては無いほうがスマートでしょうが、実用性を考慮すると標準装備でもよさそうなものです。

2020/01/22

予備と、予備の予備。

TCR Adv.の変速がイマイチで、特にシフトアップの際にもたつくことが多く、「2段上げて、1段戻す」か、何度か操作をやり直して変速するまで待つというストレスフルな状況。ワイヤーの張りの調整ではどうにもならなかったので、見切りをつけてディレーラーハンガーを交換することにしました。

最寄りのジャイアントストアに問い合わせたところRE4UDの在庫があるとのことだったので、仕事帰りにお邪魔してハンガーを購入してきました。こういったスモールパーツは基本的に取り寄せが前提で、調子が悪くても1週間以上は待たされるため、ユーザー側が予備を持っておくくらいしか対応が取れなかったのを考えると、直営店の強みを感じました。

肝心のハンガーはと言うと、目視する限りでは曲がってるかどうか判断に悩むくらいの変形で、いざ取り外してみても新品と比較してハッキリ分かるほどの違いは見受けられなかったのですが、それでも交換後は1段ごとに変速できるようになりました。これで本来の状態とはいえ、思ったタイミングで操作できるのは快適です。

前回の交換時にも、いつまでハンガーが入手できるかわからないので予備を買っておこうか悩んでいたのですが、とりあえず今回は予備をストックしておくことにしました。同じペースで交換すれば2年後ということになりますが、その時にもまだ購入できるといいんですけど。

2020/01/17

忘れた頃にやってくる。

ちょっと遅めに仕事を終えて、いつものように駐輪場から自転車を出そうとすると、後輪の接地感のないイヤな感じが。そうです、パンクです。走行距離もめっきり減っているので当たり前ではあるのですが、久しぶりのパンク。

朝の時点ではおそらく問題なかったし、チューブも長いこと交換してないので、劣化によるスローパンクを疑ったのですが、タイヤを一周ぐるっと確認したところ大きめのステープラーの針が刺さっていました。落とした人を恨んでも仕方ないのですが、間の悪いことに予備チューブを持っておらず、時刻もすでに21時を回ろうかという時間帯。焦りで頭も回っていなかったので「熊本電鉄なら電車に自転車が積めるはずだ」と駅を目指すも、平日に自転車が積めるのは日中のみだということに途中で気づきました。

そのまま自転車を押し歩いて自宅を目指したものの、SPDシューズの歩きにくさと寒さに耐えかねる服装により、二駅ほど歩いたところで方針変更。いったん駅に自転車を停めて、電車で帰宅したのちに車を出して改めて回収しに行くことにしました。

長らくストックしてきたミシュランのチューブを使い切ってしまっていたので、今回はスペシャライズドのチューブ(TURBO ULTRALIGHT w/Talc'd)に交換。最近はチューブレスタイヤの台頭もあってか、ポリウレタンチューブくらいしか目新しい製品が出ておらず、それでいて旧来のブチルチューブも値上がり傾向が続いているので、予備をどこまで確保するものか悩みます。あまり重いチューブは使いたくないのですが、スペシャのチューブも当時は800円ほどだったものが、今では1.5倍になっています。

ついでに、左右のブラケットの高さが異なっていたのが気になってたので、輪ゴムを使って調整。この方法は56サイクルさんで紹介されていて、手軽だけどそれなりに精度も出て、盲点だったなと思わされたものです。フロアの目地ではなく、上ハンと平行が出るように調整してます。
ブラケットのバンドを固定するボルトは、毎回どれくらいのトルクで締めるか悩むのですが、思いのほか左右でずれてしまってたので、今回は強めに固定しておくことにしました。

2020/01/05

二〇二〇。

2019年のうちに1年のまとめをしたいと考えていたのですが、12月はエントリーを1つも起こさないまま過ぎてしまいました。いくつか書きかけのまま下書きフォルダに残っているのがあるので、早いうちに仕上げたいところ。
昨年は仕事のボリュームが落ち着いた一方で、プライベートのほうがすっかり忙しくなってしまいました。それでも年末や年度末のピークはほとんど変わらないので、バランスの良い落としどころを見つけないといけません。

自転車活動もすっかり縮小傾向で、5年ほど継続して参加していたFestive500も断念してしまったし、かろうじて片道10km弱の通勤で自転車乗りとしてのアイデンティティーと体形をキープしてます。昨シーズンの衣替えの際に履けなくなったパンツ類をまとめて処分して、2サイズほど大きいものに買い替えてしまっていたのですが、それらが逆にブカブカで履けなくなってしまいました。

ちょっと長めの正月はひたすら寝正月となっていまい、怖くて体重計には乗れてませんが、4月以降はまた仕事も忙しくなりそうですし、メリハリをつけつつ可処分所得と可処分時間を確保していきたいものです。