2021/07/27

One (Schwalbe)への交換と、ハッピーメーターのキャリブレーション。

通勤用バイクのタイヤを、Yksion Grip Link/Power Link(Mavic)からOne (Schwalbe)に交換しました。R-SYS MY2012に付属していたタイヤをそのまま使っていたので、とっくに賞味期限は切れていたんでしょうが、パンクでもしたら取り替えようと思っているうちにここまで来てしまいました。
より摩耗の進んでいたリアは断面がフラット化していて、緩い曲がりでもグリップが抜けることがあったため潮時と判断。フロントもトレッド面は傷だらけで、これで実際にパンクしていたら「なんでもっと早く替えてなかったんだよ!」と自分に突っ込んでいたに違いありません。なお、交換後のOneも購入したのは4年前というデッドストック品だったりします。
Oneは接地感が掴みづらい印象があるのですが、路面抵抗は抑えられているようで、同じ通勤ルートでも出力に対する速度は高くなる傾向が出ています(摩耗の進んだ直近のYksionとの比較なので、当然と言えば当然ですけど)。
使い始めからすでに古くなっているので経年劣化分は差し引くとして、ウェットグリップや耐パンク性がよければと期待しています。

ついでと言ってはなんですけど、タイヤ交換ついでにPRECISION (4iiii)のキャリブレーションを実行。本来であれば走行前に都度やるのが正解なのですが、なかなかできておらず、今回も出力がちょっと高めに出ている気がしていたので重い腰を上げた次第。高めに出るようになった原因は気温が上がってきたからだと思いますが、校正後はしっかりと出力が下がってしまいました。感覚的には5%ぐらい上振れしていたようです。通勤の往復だけでTSS70は流石に高すぎると思っていたのですが、唯一の指標がパワーメーターなのでどのあたりが適当なのかがよく分かっていないんですよね。

2021/07/04

ねんがんのMeiltensteinをてにいれたぞ!

Alpe du Zwiftを登頂するとゴールラインでルーレットが回転し、止まったところに応じてグローブ、ヘルメット、そしてLightweeight MEILENSTEINがアンロックされます。このMeiltensteinは上りに向いた軽量ホイールで、ドロップストアで購入することはできず、このルーレットが唯一の入手手段となっています。これまでに10回ほど上っていますが、初回にヘルメットが出て以来は大半がグローブでした。ゴールにたどり着くまでに1時間ほどかかってしまうので、あまり頻繁には選ばないコースですが、このルーレットは完全に運任せというわけでもないようだというブログ記事を見かけたので、試してみることにしました。
というのも、ゴールラインを超えた後にルーレットが回り出すスピードは、その時の速度を反映しているというもので、ある程度のコントロールができるとのこと。最後にゴールスプリントをしたときにホイールになる確率が高いということでしたが、いっそ運任せにしてほしかった……

結論から先にいくと、2度目のチャレンジでMeiltensteinをゲットできました。ゴールラインを切った後に一呼吸おいてルーレットが回り始めるため、1度目は全力スプリントでゴールした後、出力が落ちたところでルーレットが表示され、グローブをゲット。詰めが甘かったかと反省しつつ、2度目はルーレットが回り始めるまでスプリントしました。8w/kgでいけるということも書かれていましたが、今回は11w/kg前後でゴールしたようです。

以下は、せっかく頑張ってみたので、その様子を駄文にて。
3w/kgを目安に一定ペースで進みますが、1時間も乗っていると汗だくになるし、マット上がすっかり水溜まりになってしまうのが難点。途中でアイテムルーレットが設定されている区間があり、おそらく過去のタイム(30日間PBタイム?)をもとに鼻先にニンジンをぶら下げる形で登場するものと思いますが、あくまでゴールスプリント狙いなので、なるべくマイペース。ようやく1番カーブを超えた先の平坦区間で息を整えつつアウターに入れて、いざスプリント! 12w/kgほどでゴールラインを超えて、足を止めてしまったところでルーレットが表示され、ゆるゆると回り始めて、ポカに気づきました。
同じ轍は踏むまいと3日後に再チャレンジを試みましたが、お疲れモードですっかり踏めず、ペースが上がらなかったのに心が折れて7番カーブでDNF。
翌日に改めてリベンジを達成しました。

2021/06/26

ピンクのあいつ。

RMZで使用していたバーテープ(Fi'zi:kのSuper Light。現行品ではおそらくTempo Microtex Classicにあたるのかな)の表面が擦り切れてしまい、いろいろと沁み込んでいるであろう臭いが看過できないレベルになってしまっていたので、いよいよ交換することに。
Zwiftのときはグローブを着けるのが面倒で素手のまま乗ることも多かったのが一因かもしれませんが、過去ログを遡ると2016年11月にハンドルを交換したときから巻きっぱなしのようですので、4年半ほど交換しておらず、さもありなんといったところ。

今回のチョイスはNastro Per Manubrio (Deda)で、こちらも2017年2月に購入して以来ストックされていたもの。安くたたき売られていたところに飛びついたのですが、あまりにも派手なネオンカラーで、使いどころが難しいままに死蔵されていました。同時に購入したイエローフルオは、しばらくのストック期間を経てCAAD10に巻いていました。
リオ五輪あたりでネオンカラーのブームが来てましたが、紫外線で退色しやすいとかでサクッと過ぎ去ってしまった印象があります。なお、こちらのバーテープはミストラルという商品名で、現行品にもラインナップされています。

バーテープの評価は好みによるところも大きいかと思いますが、ツルッとした表面、厚みのあるクッション、素材の伸びにくさから、リピートはちょっと無さそうだなぁというのが現時点での印象。
伸縮性がイマイチなので、ハンドルバーのアール部分ではどうしても外側のテープが余ってしまって変な折り目が付いてしまったり、かと言って外側が余らないように巻くと内側の重ね代が大きくなってしまって分厚く感じてしまいます。一定間隔でDedaのロゴが入っていますが、SILVA巻きのように巻きながら揃えるのはかなり難しそうです。
発色はいいですし、凹凸の少ない表面により汚れにくそうな期待はあるので、テンションの掛け方で厚みをコントロールできると良いテープになったと思うんですけどね。

あ、ほとんど写っていませんが、エンドキャップは今回からSTAR PLUGZ (SPACAZ)にしました。アノダイズドカラーのガンメタです。挿入後にボルトで内部の臼を引き上げて固定するものですが、最後にバーテープの端っこを折り込んで取り付けるキャップはだんだん抜けてくるのが気に入らないので、いつに間にやらフェードアウトしてしまったBuzzkill (Bontrager)のようにテープは折り込まずにハンドルの端とツライチにできるキャップが主流になってほしいところです。

2021/06/02

流れ弾によりATH-AD7 (audio-technica)をリケーブル化。

実家からATH-A9X (audio-technica)を掘り起こしてきまして、久々に使おうとしたところ、右側から音が出なくなったためにお蔵入りとなったことを思い出しました。リスニング向けの密閉型ヘッドホンとしては、イヤーパッド・ヘッドパッドがボロボロになってしまったMDR-Z900 (Sony)を処分して以来、手持ちになかったので修理に挑戦することに。
ヘッドホンやイヤホンの断線はよくあることですし、ネット上でも多くの事例を見つけられる中、このART Monitorシリーズはケーブルブッシングと同サイズの3極ジャックが取り付けられて容易にリケーブル化できるということで、MJ-074N (マル信無線)を購入しました。
手始めにバラしてケーブル類を確認してみたのですが、特に断線箇所などは見当たらず。安物のテスターでは問題箇所を追っていくことができず、恐る恐る右ドライバーに直接ケーブルを取り付けて音楽を流したところ、ドライバーそのものに不具合が発生していることが判明。最初に問題点を洗い出しておけば良かったのですが、内部の断線だと決めつけていたのが裏目に出ました。

さて、部材と道具は揃ってしまったのですが、ドライバー内部の修理となると手が出せないので、密閉型ヘッドホンは諦めて、同メーカーの開放型ヘッドホンであるATH-AD7 (audio-technica)をリケーブル化することにしました。
目的が大きく変わってしまっていますが、標準の3mケーブルは長すぎて持て余すし……などと自分に言い訳しながら、ケーブルを切断して、ハウジングを外して、ミニジャックを取り付ける際に干渉する部分を削って、ドライバー~ジャック間のケーブルをはんだ付けして、音が出るのを確認できたら、元通りに組み立てて完成。A9Xで一通り手順を踏んでいたので、AD7はだいぶスムーズに進められました。

MJ-074Nと同じ形状で4極のものがあればバランス化も可能だったのですが、現状では3極のみとなっているようです。同社のパネル取付用ジャックとして4極に対応したMJ-064Hがあるのですが、取付部の径が大きいためハウジングの加工が必要になりそうです。

短いケーブルが使えるようになって取り回しが利くようになりましたが、もともと持ち運びに向いたモデルでもありませんし、音質がどうこうというものでもないのですが、見た目はほとんど変わらずに機能面が付加され、すでに乗り掛かった舟でしたので、最後までたどり着けて良かったなというところです。

2021/05/29

HOMETRAINER (Continental)

トレッド面に亀裂が入ってしまったZaffiro Pro Home Trainer (Vittoria)から交換したのは、HOMETRAINER (Continental)になります。タイヤらしい色で落ち着くというか、現在の使い方では間違って外に走りに行ってしまう可能性もないので、以前から交換するのであればこれにしたいなと考えていたところでした。ちょっと高めの金額設定となっていますが、Amazonアウトレットでパッケージ破損品が安く売られていたのを調達しときました。

コンチネンタルのタイヤと言えば、GrandPrixシリーズの取り付けづらさのイメージが強かったのですが、HOMETRAINERはタイヤレバーを使わずに取り付けられました。トレッド面はZaffiroほど縦溝が深くなく、若干やわらかい印象。手で触ってみてもどことなく粘着感があるし、しばらくローラー台に設置しているとタイヤとローラーがくっつくような感じがあります。空気圧を高めにして運用したほうがいいのかな。
交換してから4,5回ほど使用した程度ですが、剥がれたトレッドがローラー面に付着していたので、これが徐々に落ち着くのか、耐摩耗性がそんなに高くないのか気になっているところ。高負荷時に滑ったり、騒音が出たりということは今のところありませんが、トレッドがローラーに張り付いてしまうと振動につながるので、長く使うためにもあまり剥がれないでほしいものです。

(追記)2ヶ月ほど使ってきましたが、トレッドがローラーに張り付くことはなくなったものの、粉状のダストがローラー後方に飛散しており、掃除がなかなか大変です。次回はZaffiroに戻すか、Copertone (Elite)を選ぼうと思っているところ。

2021/05/21

ローラー用タイヤを交換。

ローラー用に愛用してきたZaffiro Pro Home Trainer (Vittoria)ですが、空気圧チェックの際にふとトレッド面を確認したところ、半周を超える範囲にわたって亀裂が入っていました。使用期間は11か月ほどで、Zwiftでの走行距離は約8,500km。以前にも書いていましたが、周囲にごみを飛ばすこともないし、GT-Roller F3.2との組み合わせではダンシングしても滑ったりしないので、派手な赤色を除けば満足のいくタイヤでした。
カーカスには消耗が見られないので、糸状とはいえトレッド面がつながってるうちは使えそうですが、早朝にパンクして破裂音を響き渡らせてしまうのは避けたいので、この機会にタイヤを交換することにしました。
通勤用バイクのYksionもトレッド面がボロボロになりつつあるので、そっちも近いうちに取り換えないとな。

2021/04/19

S2422HG (Dell)とLXウォールマウントアーム (Ergotoron)で空間を有効活用。

以前から調子が悪かったLCD-MF221XBRですが、いよいよ使用中にパネルが消えるようになってしまったため、買い替えてしまいました。しばらくすると復帰するものの、その待ち時間もまちまちで、その間はコンパニオンアプリと睨めっこしているというのもストレスだったので。

せっかくですから、リフレッシュレートが高くて、発色が良いものが欲しいなと思っていたのですが、現在だとゲーミングモニタとして市場が確立している一方で価格帯も高め。ちょうどクーポンが出ていて、納期も短く、ドット抜け保証のあったDellのモニターに白羽の矢が立ちました。
ゲーム向けということで1500Rのカーブが付いてるのですが、23.6インチではあってもなくても……といったところ。VAパネルは若干コントラストがきつめに感じましたが、TNパネルよりもメリハリがあって用途としては問題なし。公式リストには掲載されていませんが、ドライバーを更新したら設定項目が出てきたので、Freesync PremiumだけでなくG-Sync Compatibleにも対応しているようです。
付属スタンドがよくできていて、上下方向は角度だけでなく高さも調整可能。ケーブルホールもあるので、ケーブルは束ねて後方に流すことができます。ただ、フットプリントが大きく、テーブル代わりのラック天板が非常に手狭になってしまったことから、次善策としてモニタアームを用意しました。

モニターアームを設置するにもグロメットもクランプ方式も使えないので、今回はウォールマウント一択。M8×80コーチスクリューを壁にねじ込むのは抵抗があったため、ラブリコで立てた2×4材の柱に取り付けました。すでにバイクハンガーを取り付けていたので、M8×60で固定しています。5mmドリルで下穴を開けるも、手持ちのメガネレンチではなかなかスクリューが入らず、最後は台座と干渉して掛かりが浅くなってしまい、ネジ頭を舐めそうになる始末。おとなしくマニュアルに従ってソケットを購入してきました。
モニターが宙に浮いた状態なので、天板にはキーボードや水筒、おやつ補給食を置くスペースが十二分に確保できました。Zwift中だけモニターを手前に引き出して、使わないときは壁際に寄せられるし、低い位置から上向きにすれば下ハンを持った姿勢でも自然な目線の先に画面を持ってこられるので便利です。

Amazonベーシックのモニターアーム壁掛けタイプがOEM製品ということで、セール期間をうまく使うともっと安く購入できるようです。今回はセール期間に当たらず、Amazonアウトレットで価格差が小さかったので、保証期間の長いErgotoronモデルを選んでいます。

2021/03/28

ゲーミングPC for ZWIFT。

長らくIntel NUCでZwiftを楽しんできたのですが、規模の大きなグループライドでコマ落ちするのが気になり始めたのと、興味本位でグラフィックの設定ファイルを触ってみたところ現状のプアさ加減に衝撃を受けてしまったので、7年落ちのメインPCを組み替えるという建前のもと、グラフィックボードを搭載したPCを組むことにしました。設置場所がスチールラックなので、Mini-ITXマザーを活用してHTPC (Home Theater PC)ケースに収めるのが今回のテーマ。
CPUはRyzenがアツいということで費用対効果を考慮してRyzen3 3100が第一候補でしたが、たまたまH470チップのマザーボードが安く購入できたので、i3-10100Fに方針変更。AMDはまたの機会にでも。

HTPCケースとしては、フルサイズGPUを使うのであればNode202 (Fractal Design)やSST-ML08B (Silverstone)が狙い目ですが、横置きした場合の高さが抑えられる一方で、ライザーカードを使ってマザーボードと平行にグラボを設置するためフットプリントが大きくなるのがネック。GPUの選択肢が限定されるもののLowProfile対応ボードを組み合わせるならSST-ML09BやSST-ML06B-E (Silverstone)が候補で、これだとPCIスロット上にグラボが載るので、その分だけコンパクトに収まります(今回のML09Bでは350×205×H99mm)。

Zwiftはそこまで高性能なGPUは求めないようなので、LowProfile版が存在するGeForce GTX1650やGTX1050Tiで組むと後者のプランですんなりいけると踏んだのですが、マイニングブームによる世界的なGPU供給不足のあおりを受けて、事前調査であたりを付けていたボードが次々と完売に……。
入荷のタイミングでどうにか注文できたのですが、足元を見られたような価格設定だったのがちょっと癪です(直後、ウェブ通販では完売となっていた地元のパソコン工房でラスト1個の在庫を見つけてしまうというオチ付き)。

ケースはちょっとだけ安価だったSST-ML09Bで決定。光学ドライブは積む予定がないので、標準ではケースファンの付いていたマルチパーパスブラケットは取り外し、その分だけ背の高いCPUクーラーをと思い、大手裏剣参をチョイス。グラフィックボードと光学ドライブを載せてしまうと、マザーボード周りのエアフローが厳しくなるため、TDPの小さいCPUを使うのでなければ、どちらかを排他的に選ぶことになりそうです。
SATA SSDは、2.5"ドライブを4台まで積めるブラケットに取り付けますが、これがまた電源ユニットと近すぎてケーブルの取り回しに苦労しました。とりあえず組み込んだものの、すぐにSST-PP05-Eを追加で手配することに。使わずじまいのケーブルも多いので、ばら売りにしてくれればいいのに。

そんなこんなで、今回の構成は下記の通り。M.2 SSDはマザーボード上に付くので、2.5"ベイは必須ではなかったものの、ストレージを分散させたかったので取り付け。

CPUCore i3-10100F (Intel)
CPU Cooler大手裏剣 参 SCBSK-3000 (Scythe)
GPUGV-N16506D6-4GL (Gigabyte)
M/BH470I AORUS PRO AX (Gigabyte)
SSD1WDS500G2B0C (Western Degital)
SSD2PX-512M8VC+ (Plextor)
MemoryW4U2666CM-8GR (CFD)
CaseSST-ML09B (Silverstone)
Power SupplySST-ST45SF-G w/ SST-PP05-E (Silverstone)

ちなみに上記の構成でZwiftをプレイすると、グラフィックのプロフィールはUltraとなり、FHDでのリフレッシュレートは80~120fpsあたり。人数が多い状況で砂埃が上がったり、雨が降るような場面ではリフレッシュレートが落ち込むものの、NUCではbasicで30~50fps前後だったので、それなりに向上しました。見た目が華やかになったところで速く走れるわけではないのですが、天候の変化や影の描写が細かくなって没入感は高まりました。
グラフィックの負荷が小さいとは言われるZwiftですが、画面解像度を高めたり、多人数でのグループライドでも(必要性はさておき)高リフレッシュレートを維持しようと思うと、RTXシリーズを積んだゲーミングPCが欲しくなります。グラフィックボード単体での購入はなかなか厳しいようですが、ショップブランドのBTOモデルだと入手性は高いようなので、どこも組み込んだ状態でPC本体を売りたいのかなと思います。

2021/03/01

Haute Route Watopia 2021

昨年9月のVirtual Hauteに続いて、2/26~2/28に開催されたHaute Route Watopia 2021に挑戦しました。前回のPetit Boucle~Ven-top~La Reineというフランス巡りも良かったのですが、今回はPretzelベースの2ステージにQuatch Questという構成。Epic KOM・Zwift KOMともに表と裏から上ることになりますし、2日目はさらにRadio Tower、最終日はAlpe du Zwiftで、初日のVolcano KOMがかわいく見えるほど。3日間で150km・獲得標高3800mを走る、Watopiaの上りという上りがすべて詰め込まれたルート設定でした。

グループライドという認識でいたので、第1ステージはスタートに間に合うためにCカテゴリーに参加したのですが、終了後にZwiftpowerを確認するとUPGということでリザルト無しという結果に。そのため総合成績は反映されずじまいですが、以降はBカテゴリーに参加しました。分かってはいたけどBカテは速すぎ(汗。

Stage1

Epic KOM Reverse→Zwift KOM→Volcano KOMと山岳をつなぐルートですが、Radio Towerは回避されていたり、Volcano KOMも難易度は比較的低めで、獲得標高は900mほどと3日間で最も控えめ。初日なので体力もあるし、ラストのVolcano KOMもしっかりペースを上げてゴール。

Stage2

Epic KOM→Radio Tower→Zwift KOM Reverse→Zwift KOM→Epic KOM Reverseという構成で、Epic KOM・Zwift KOMをそれぞれ表と裏から上り、Bonus ClimbとしてRadio Towerにも足を伸ばすルート。獲得標高は1300mほどで、特にRadio Towerのような勾配がきついところでは速度が1桁台にまで落ちるので、残り距離がなかなか減らないのが精神的に辛かったです。スタートダッシュであっさりグループ最後尾に落ちてしまい、途中途中の平坦区間でも集団効果が得られず。最後のEpic KOM Reverseを上るころには周りも同じくらいのペースの人ばかりが集まっていて、意地を張ってペースを落とせずにヘロヘロとゴールへ。

Stage3

最終ステージはTitans Grove→Epic KOM→Alpe du Zwiftという山岳ゴール。Quatch Questを走るステージで、距離こそ46kmと最短ではあるものの、獲得標高は1700mほど。序盤は森林区間でちょっと新鮮ですが、Radio Towerは回避するものの食傷気味になりつつあるEpic KOMをこなして、ジャングルを南側から遠回りしてAlpe du Zwiftへ。Epic KOMだと30分ぐらいで終わるところが、Alpeだと1時間は超えてしまうので、距離が短いのはあまり救いになりません。最初から最後まで脚が重いまま、最大心拍数の70%に届かないくらいで、W'を大して消費することなく山頂まで。

どうにかこうにか3ステージを通して完走し、特典としてHaute Route Watopia 2021 Finisher’s Kitがアンロックされました。Zwift AcademyみたいにV3-RSもアンロックされるとよかったんですけど。

2021/02/03

データと感覚の間で。

GoldenCheetahでデータを管理するようになり、ノーライドを挟むとPMC上でCTLがガクッと落ちるのが気になってしまい、11月以来ずっと欠かさずにデータを取り続けています。日によってはTSSが20にも届かないような「乗っただけ」という日もありますが、数字に囚われてオーバーワーキングになる方がいるのも解る気がします。
過去のSide by Side Radioでも、レース用バイクにはパワーメーターを付けているものの、通勤用バイクにはなくデータが取れないため、GCが活用できていないという話題が挙がったことがあり、まったく同じ状況だなと思ったものです。自分の場合はパワーメーターを増やして対応することにしたわけなのですが。

グループライドだとどうしても負荷をコントロールしづらいので、TSSを効率よく稼ぐにはワークアウトが手っ取り早く、FTP向上に効果があるといわれるSSTに手を出し始めました。起き抜けで負荷をかけるのはなかなか大変ですが、自転車ブロガー界隈でちらほらと見聞きしていたCarsonは時間・強度が調整しやすく、こまめにレストが入るので、取り組みやすかったです。FTPの90%あたりを上下するので、数字上ではキープできるはずなのですが、同じ負荷でも継続時間が長くなったりと、絶妙なキツさでよくできたワークアウトです。
勢いあまって、The McCarthy Specialにも手を出してしまったのですが、最後の1セットはただ数字を維持するだけに終始してしまいました。W'bal的にはもうちょっと出せたようですが、精神的にはいっぱいいっぱいでした。

そろそろFTPテストをやらないとなーと思っていたところでしたが、Tour de Zwift stage7で20分ベストを更新して、FTPが217w→223wへとちょっとだけ向上。乗っていて高めの出力の維持に調子の良さを感じられていたし、比較的PWRの高いグループにぶら下がっていたので緩める区間もなく、良い意味で追い詰められました。