2018/02/27

防水スマートライドポーチDX (R250)

サイクリングに出かけるときのバックポケットのオーガナイザーとして、サイクルスポーツ誌2015年2月号の付録だったツールバッグを利用していたのですが、ついに穴が開いてしまったのでお役御免ということになりました。ちょっと厚みがありましたが、ポケット内が散乱せずに済むので重宝していて、似たようなサイズで防水機能があればなお良しということでたどり着いたのがR250でした。

ワールドサイクルが企画してラインナップを増やしているR250ブランドは主にツーリング向けの製品を比較的リーズナブルな価格で展開されてます。この防水ポーチも片側のポケットにはフリースっぽい素材を配置することでスマートフォンの画面に傷がつかないように配慮されてますし、止水ファスナーが使われているので豪雨の中を走ったりしなければ防水機能にも期待できそうです。
購入時はカーボン柄のものしか選べなかったのですが、現在はアルカンシェルのストライプが入ったものと、反射素材を使ったプーリーの柄が入ったものが加わっています。

サイズ感としては、ZenFone Maxでギリギリ。カバーを付けると両サイドのポケットには収まらなくなります。5.2インチくらいのスマホだとちょうどいいのかもしれません。

2018/02/24

モアパワー。

明日は朝から雨の予報なので、CAAD10にPowerPodを付けて今日のうちにトレコースへ。さっさと電池を交換すればいいんですけど、PowerCalの値が安定しないのでちょっと浮気してみた次第。
CT1ではうまくいかなかったGSC10とのペアリングですが、O&B Calibration中もカウントアップが停止したり、通常の計測中も0Wになることが何度かあったので、速度の信号を取りこぼしてるようです。あまりに0W区間が長くなるとO&B Calibration自体がキャンセルされてしまうのですが、今回はその前に信号を拾い直したようで完了までこぎ着けました。Edge500ではちゃんと表示できてるのでPowerPod側にも原因がありそうですが、RMZでは気にならなかったので金属フレームだとチェーンステーからの信号が届きにくくなるのかもしれません。とりあえずセンサーの電池を交換するか、セパレート式のセンサーに交換して様子を見てみるか。

そんな感じでキャリブレーションの精度もちょっと不安が残るのですが、出力が全体的に高めに出てる印象。序盤から若干オーバーペースに突っ込んでしまったなとメーターを見ると300W近い数字になっていて、早くも当てにしないことにしました。「これはまだ踏めるかも」「あ、もう無理だ」を繰り返すムラのあるペース配分で良くないお手本のような走り方になったのですが、意外とタイムは落ちてなかったのでペーシングにも気を遣いつつ走りたいところです。

2018/02/23

YM-SP91 (SHIMANO)

"夢屋 for DURA-ACE"と銘打って7800/7900シリーズ向けに販売されていたアップグレードキットがありまして、もともとはXTR M970シリーズ向けに白・黒・金の歌舞伎をモチーフにしたスモールパーツを展開してたと記憶してるのですが、ロード用コンポには各種ボルトやチェーン、チェーンリング等がラインナップされてました。ちなみに専用サイトはまだ残っているようです。
で、今回はその夢屋ブランドのシフトケーブルセットを入手したので使ってみました。当時は1セット¥4,000前後と少々割高な価格設定をされてましたが、デッドストックだったようで半額で購入。今や通常グレードのワイヤーセットも少しずつ値上がりしていて同じくらいに金額になってしまいました。

通常のワイヤーセットの違いとしては、アウターケーシングの鋼線の50%をアルミ合金線に置き換えて、1mあたり10g軽量化されてるとのこと。インナーワイヤーは7900用のものと同一でコーティング済み。ただ、オプティスリックやポリマーコーティングワイヤーが出る前なので、PTFEコートじゃないかな。各種キャップは窒化チタンのボルトと合わせたゴールドカラーとなっています。

フルアウターならまだしも、ロードバイクのシフトワイヤーの長さなんて知れてますし、軽量化の選択肢としてはNOKONなどのサードパーティ製品に分があるので、非常に微妙な立ち位置の製品となってしまいましたが、今や一般的となったカラーアウターのような(機能的な価値はさておき)意匠的なアップグレードを担うパーツがもっと出てきてもいいなと思います。

2018/02/17

向き不向き。

ここしばらくトレコースでの上りの感じがイマイチで、ポジションを変えてみたり、ギア比を落として走ってみたりと手探り状態だったのですが、TCR Adv.SLでの感触が良かったので手っ取り早くホイールをEurus (2002)からEurus (2006)に戻しました。スペックシート上では1560g→1490gで、軽量化を謳うにはさほど変わらないものの、こちらのほうが高めのギア比がキープできる感じ。ロングライドではEurus (2002)のほうが脚に優しくて長く踏める印象がありましたが、上りについては明らかにEurus (2006)のほうが扱いやすいな。

天気が良くて気温も高めだったので、長袖ジャージにRSジャケットでちょうどいいくらい。ちょっと迷ったけど、インナーキャップは防風素材を使ってないものにして、ヘルメットはREDIMOSにしました。ZENARD CVよりも風の抜けが良いんでしょうけど、エアロ効果はよく分からず。

明日はマラソン大会の応援なので、朝練はお休みです。

2018/02/12

雪化粧。

シマノコンポに衣替えしたTCR Adv.SLでトレコース。虎の子だったKURVE BULL (Fi'zi:k)はベースが割れてしまっていたので、急遽Concor Racing (Selle Sanmarco)に交換しました。

朝から雪が降ってましたが、お昼過ぎには晴れ間が差していたのでポジションやシフトの調整を確認するつもりで気楽に出発。だんだん曇ってきたのには気づいたものの、上りに差し掛かったところでチラチラと雪が降り始め、峠の茶屋に着くころには視界が白っぽくなるほどに。
雪が口に入ってきて呼吸しづらいし、視界も悪いんだけど、もうテンションが上がってしまって、脳内ではずっと粉雪/レミオロメンがエンドレスリフレイン。

とりあえず缶コーヒーを片手に雪が小降りになるのを待って、下りは超スローペースで帰ってきましたが、途中からは青空も見えてきて、すっかり良い天気に。

CAAD10でポジションをいろいろといじった後なので余計に感じるんでしょうけど、やっぱTCRは乗りやすいな。

2018/02/11

微修正。

寒い寒いと言いつつも、午前中いっぱいは天気が崩れなさそうだったので、ちょっとゆっくりめにスタートして朝練コースへ。
昼前になっても5℃前後と寒く、日差しのないところは体感的にはもっと冷え込んでいたように感じられ、下ってる最中は顔面やら眼球やらが痛いくらいでした。Jawbreakerを度付きで作っておくと良かったかな。

先週の思いつきで、ステムをRXL ±7° 105mm (Bontrager)に交換して、コラムスペーサーを5mm→3mmに変更してみました。RXLステムにはステム下に5mmはスペーサーを入れるよう注意書きがあるのですが、CAAD10に付属してたヘッドセットはトップキャップが25mmもあるので、ここは自己責任ということで。
ついでに、サドルをいろいろと物色してたところ、Concor Lightはサドルの前半分で水平を出すのが正解、といった記述を見かけたので、そちらも試してみることにしました。SP-R600は角度調整がしづらいのですが、とりあえずヤグラを2ノッチ動かしたところで調整。

走り出してすぐにブラケットをしゃくり過ぎてるのが気になり、目分量でハンドルを送るも、今度はブラケットが前下がりになってしまったようでハンドリングが安定しないので、さらに何度か修正して現在の角度に落ち着きました。サドルも着座位置が変わったためか脚を回しづらく感じたので、レールいっぱいまで後方に引いて、3mmほど高く。
手持ちのフレームのジオメトリやポジションは表計算ソフト上で管理してきたのですが、今更ながらステムの角度やスペーサー量を考慮してなかったことに気づいたので、また時間ができた時に見直すことにします。今日の走った感じだと、このポジションで慣らした後は±6° 110mmのステムに落ち着きそうです。

2018/02/10

POWERCORE (Giant)

TCR Adv.SLは当初からカンパで組まれていましたが、CAAD10のアップグレードに伴ってウルトラトルククランクとD-Skeltonブレーキを移植したので、こちらには7900を組み付けることにしました。
BB30だとシマノのクランクセットを使うにはサードパーティ製のBBを利用するか、ねじ切りシェルを接着する必要がありますが、カンパだと純正のBBカップが用意されてるので、どうしてもCAAD10のほうにカンパのコンポを付けたくなります。
一方でTCRのBBは、シマノがPressFitと呼んでたり、PF86と表記されてたりするシェル幅86.5mmの規格で、カンパ純正のBBカップもありますが、シマノ純正のパーツで統一できます。

Giantは2009モデルあたりからPF86に対応していて、チェーンステーの根元を含めたBB周りの構成をPOWERCOREと呼称しているようです。おそらく最初期にあたるフレームなので、圧入部にはアルミのインサートが入っていて、シェル内は完全な筒状になっていました。トップチューブやダウンチューブ、チェーンステーとつながった穴が無いため、電動コンポをケーブル内蔵式で組むことができません。現行モデルではBBを受ける部分もカーボンで仕上げられてますし、電動ケーブルも内蔵できるようになってます。

シマノはHollowtech IIを採用して以降、BBもカートリッジベアリングになってますが、過去に購入したSM-FC4500が(たまたま外れを引いたのか)かなり短期間でゴリゴリになってしまったことがあるので、あまり頻繁に交換したくない圧入式BBには耐久性が高いものを選びたいところです。そんなわけで、今回はSM-BB92-41Bを採用しています。

2018/02/08

SARA4 (Scythe)

知人向けのPCを組むことになりまして、ケースにSARA4 (Scythe)を選択しました。
条件としては、机上でスペースを取らないスリムタイプであること、Blu-rayドライブを積むこと、ゲームはやらない……あたり。スリムタイプだとSFX電源を積んだケースも候補に挙がるのですが、CPUファンやPCIボードのサイズで頭打ちになるし、ちょうどSARAシリーズがリニューアルされたタイミングだったのでATX電源が使えるこちらに。ついでに昨年9月にマザーボードが壊れた時に見込みを誤って購入してた剛短3プラグイン (Scythe)を下取りしてもらうことで商談成立。
当初はKaby LakeのCore i3を想定してましたが、最終的にゴーが出たタイミングではCoffee Lakeが出揃っていたので、Core i3 8100をチョイスして、マザーボードもZ370M Pro4 (AsRock)。PionnerのBlu-rayドライブと久々にBarracudaの4TB HDDにて組むことにしました。

幅100mmと非常にスリムですが、フットプリントが360×465mmもあり、奥行きを大きく感じます。内部の配置は単純で、ケース前部に光学ドライブと電源を並べて、その後方にマザーボードがくるので、ケースの大きさもそれぞれの面積を足したくらいになってます。5.25インチ、3.5インチのドライブベイは左右からアクセスできないので、専用のレールを介して、前部からスライドして取り付ける機構。
前モデルのSARA3では前面パネルにLEDモニタが搭載されてたようですが、SARA4ではなくなってます。ちょうど保護シートが貼ってあるところはAV機器のリモコン受光部っぽい仕上げになってますけど、ただのパネルです。

さほど部品点数が多くなかったので組み付けは短時間で終わったのですが、ネガティブな感想を含めて所感を何点か。
・光学ドライブやHDDとマザーボードが近いので、SATAケーブルや電源ケーブルは柔軟性があるものを選んだほうが無難です。マザーボード付属のSATAケーブルは取り回しに少し無理をしてる感があります。
・前面パネルからUSBケーブルやHD Audioケーブルをマザーボードに取り付けるのですが、長さがギリギリでした。マザーボードのレイアウトにもよるんでしょうけど、HD Audioケーブルはパツパツです。ケース自体はATXにも対応してますが、Z370 Pro4 (AsRock)だとおそらく届かないと思われます。
・一方、今回は深く考えずにMicro-ATXで組みましたが、ケース底部の2.5インチシャドウベイやボトムファンを利用しないのであればATXでもよかったと思います(前述のHD Audioケーブルを延長する必要はありますけど)。
・内部空間は見た目の通りそんなに広くないので、プラグイン式の電源を使用したのは正解でした。
・電源を組み込んでしまうと外部から電源のスイッチにアクセスできないので、フロントパネルを取り付ける前にONにしておく必要があります。これをOFFにしたまま組み込んで、立ち上がらないと焦ったのはここだけの話です。

頻繁にパーツを入れ替えるようであればストレスになりそうな箇所の見受けられるケースですが、スリムPCとしては良い選択肢だったと思います。過去形になってしまってるのは、このエントリーを起こしている時点で販売終了になってしまってるからです。
自分のPCよりもハイスペックなのは複雑なところですが、うちもCannon Lakeがリリースされたころには組み直せるかしら。

2018/02/04

西日。

先週は雨が降っていたので断念した朝練ですが、今朝は今朝とて雪が降っており、この天候の中を走りに行くまでのモチベーションはなかったのでDNS。風はあったものの晴れ間も出てたので、夕方から改めて出発。日が傾いてしまって、いつものところで写真を撮ると逆光になりました。
前回と同じくCAAD10ですが、インナー×ローでFDのガイドプレートとチェーンが干渉してたのを調整してみたので、その確認も含めて。フレーム形状の問題なのか、チェーンのみシマノ10sを流用したのが悪いのか、29Tが大き過ぎるのか、ワイヤーテンションがかかっていない状態でFDをインナー側にいっぱいまで落としてみても音が鳴るのが悩みの種。

バラクラバのおかげで寒さはだいぶ軽減されるのですが、一方で呼吸が苦しくなるので、口元を上げたり下げたりしながら上ってきました。Mavicのネックウォーマーだと口元に通気孔が開いてるのですが、これはこれで風通しが良くて寒いので痛し痒しです。
峠の茶屋で気温は1℃で、縁石の影にはまだ雪が残ってました。ウェアもビブタイツのみウインドブレーク素材で、あとは適当に着てたので下りは極寒でした。

ブランクがあると大抵はハンドルを低く感じて上げたくなるのですが、CAAD10についてはショートライドばかりなのでもう少し下げてもいいかなーと思ってたり。ただでさえヘッドチューブが短いフレームなので、ステムを短くしてコラムスペーサーを抜いてみようかな。そういえば、BontragerのRXLステム(105mm)を遊ばせてるな……。