2012/06/29

6 to 7.

Madone7シリーズが発表されました。トレンドに乗っかり、KVFデザインを採用したエアロ形状で、かつ重量750gという軽量フレームになってるそうで。もともとトレックはフレーム重量を公表してなかったと思うのですが、Madone6.9SSLよりも200g軽量ということなので、6.9SSLは950gだったのか。
9000 Dura-Aceで追加されるダイレクトマウントブレーキに対応、ツールを走るモデルでは7970 Dura-Ace Di2とミックスされるようでBB下がごちゃごちゃしそうです。9070 Dura-Ace Di2が間に合うのかな。
現行モデルも含めて、Di2コンパチのフレームとしては最も評価できると思うのですが、購入意欲をイマイチそそられないのはなんでだろう。……あ、6.9SSL乗りだからか。

ツールではニュートラルサポートの関係もあって、シマノは11sではなく10sのコンポが使われるようですね。となるとブレーキのみ9000なのか、Bontrager製のものとミックスされるのか。ちなみにMavicのフリーボディは10s用スペーサーを外すと11sのスプロケットが付くとか。

Trek Japanに「重要なお知らせ: サリス製品取り扱い終了のお知らせ」が掲載されてます。以前から話が挙がっていたとおりCycleOps、PoweTapの製品の正規代理店が変更されますが、アホみたいに待たされた挙句に注文していた製品が届く前に取り扱いが終わるというアクロバットを目の当たりにしました。キルシュベルク・インクさんには期待していいんでしょうか。

2012/06/26

シリコンシートポストリング (fi'zi:k)

以前まではロード用サドルのチームエディションや、純正シートポストであるCyranoの付属品として出回っていたシートポストリングですが、先日より単品でも販売が開始されてます。サドル高の記録や防水にも使えますが、シートクランプのあたりの凹凸が目立たなくなるのが目的だったり。最近はISPや特殊な形状をしたシートポストが増えてきてますが、その中での単品販売というのはユーザーとしては嬉しいところ。
代理店ウェブサイトでは\500/1個と掲載されてますが、取り寄せるとなると42個入りのケースごとになるとのこと。せめて同サイズなら個人でも買う気になろうというものですが、さすがに汎用性があるパーツではないので全サイズ・全カラーとなると持て余します(汗。

ちょっと追記。いつの間にかOGKスポーツからも同様の商品が発売されてます。まだ見たことないけど、こちらのほうが入手性は高そうです。

2012/06/24

D-Lux4用レザーケース (Leica)

防湿ケース用の乾燥剤がダメになってしまったので買い換えようとキタムラまで行ったところ、型落ちとなったために半額で売られてたケースに飛びついてしまいました。半額でもそこそこいいお値段でしたが、DMC-LX3用のケースを見かけることはまず無いし、何と言ってもライカ純正だし……と自分に言い訳しつつ衝動買い。写真はめいっぱい加工してますが、実物のカラーはもっと落ち着いたブラウン。なんとも存在感のある大きさで、収納するためのケースと言うよりはむしろ持ち運ぶためのバッグという表現がピッタリではなかろうか。
D-Lux4と違ってLX3にはグリップが付いてますが、ケース内で干渉することもないようで、問題なく収納できました。LX5だとアクセサリーシューの高さが異なるため入れられないようです。

DMC-LX3のAWBの精度がいまいち、というエントリーを準備してたのですが、これで当分は買い換えられなさそう。PX (Ricoh)を買ったばかりですが、こちらはとにかく画質に不満タラタラなのでアウトドア&クロスプロセス専用と割り切るつもりです。
D90 (Nikon)を使うようになってから気づいたのは、たしかにボケや露出のコントロールしやすさでは一眼レフに譲るものの、取っ付きやすさ・使い勝手の良さでLX3の出番が多いこと。最近でこそハイエンドコンデジのラインナップが充実してきましたが、DSC-RW100 (Sony)がスペック的に飛び抜けているのを除けば、いっそノンレフ機まで視野に入れるとμ3/4機がバランス取れてるんじゃないかなと思う今日この頃。
PENシリーズがPEN、Lite、Miniとモデルを小分けにしすぎて分かりにくくなった感はあるものの、E-M5を含めたピラミッド構造はラインナップとしてはよくできてるし、LumixシリーズもGX、GFはうまく住み分けできてると思います。Nikon 1マウントは成功する気配がないし、Canonのミラーレス機もどうなることやら。

そんなわけでLX3に見切りをつけたらE-PL3かE-PM1あたりに乗り換えてもいいかな、というエントリーになるはずだったのですが、先述の通り専用ケースを入手したことにより無期限延期となりそうです。そもそも乾燥剤を買うために行ったんだけどな。

2012/06/23

ミックス。

TCR Allianceを組み直すにあたって再びシマニョーロ化を目論んでます。Equal Pulleyを組み込んだVeloceのErgopower Ultra-Shiftに、CentaurのFD、105のRDと一通り在庫してたのを確認しておいたのですが、FC-5650をサークルの後輩にあげちゃったのをすっかり忘れてました。
というわけで、クランクセットまでCampagnoloで統一することに。現行品はPower-Torqueに移行してしまったのですが、ラッキーなことにUltra-Torqueのクランクセットが投げ売りされてたのを確保。Veloceグレードだけどクランク長170mmでピッタリだし、ギアは53/39T……だと……。おかしいな、次はコンパクトクランクにするつもりだったのに。

ついでにUltra-Torque専用工具も購入しときました。そんなに使用頻度が高いわけではありませんが、一般的な10mm六角レンチでは長さが足りないことが多いので、悩まずに純正品を使うことにしました。カンパに限った話ではないんでしょうけど、メーカー専用工具は高く付くのがネックだなぁ。

2012/06/15

セルフサービス。

梅雨前線の北上やら台風4号の接近やらで、しばらくは雨の予報が続くみたいです。そんなわけで通勤はフィットで。久しぶりにインターバル最短でワイパーを使うくらいの雨に降られました。

同僚から「右のブレーキランプが切れてるよ」という指摘を受けまして、帰りがけにオートバックスに寄ってランプを購入。数が出回ってる車種ですので、作業内容もちょろっとググれば出てくるし、もともと安価な汎用部品なので工賃を払うのはもったいないなと思い至り、自分で交換することにしました。いざ購入する時点になって欲を出してしまい、高輝度タイプのバルブを選択。左右とも交換してしまうことに。
ランプ裏のカバーをマイナスドライバーで外して、ソケットを引き出して、ランプを交換して、元に戻すだけなので、ちゃちゃっと終了。ただ、右ブレーキランプはソケットの台座が劣化してました。ランプが発熱してたのが一因かしら。半年後には車検なので、その時にでも交換してもらえないか尋ねてみようっと。

2012/06/13

高級パーツ。

梅雨入りしたばかりですが、天気が崩れないようだったので自転車通勤。朝夕はまだ涼しいかと思いきや、そんなことなかったです。
写真はST-7900のネームプレートです。すっかりメッキが剥がれてしまったので単品で取り寄せてもらったのですが、お値段なんと\2,795! 以前にもST-6600のネームプレートを取り寄せたことがありますが、あっちは\1,000くらいだったのに。これくらいの金額を出すなら、いっそのことアルマイト処理したアルミパーツにしてくれれば納得するんですけど。

Twitterでも紹介されてましたが、FFWDの新作となるGHOSTが正式に発表されました。ペア重量が1,090gとのことなので、F2Rよりも軽くなってます。32mmハイトのカーボンリムに、テンション調整の利く12本のカーボンスポークを組み合わせた軽量ホイールとなってますが、従来のFシリーズと比較して高めの価格設定に。

ドーフィネでの落車を受けて、Andy Schleckがツール欠場だそうで。今シーズンは調子がイマイチ上がってないようでしたが、何とも残念な結果になりました。今年のツールはITTの距離も長く設定されてるし、ブエルタには間に合うみたいなので、復帰するコンタドールとの熱戦を期待したいところ。
今シーズンはと言うと、アンディだけでなくRadioShack-Nissan Trekそのものが今のところパッとしてないように思うのですが、ツールではフランクがエースということになるのかな。ダブルエース体制で途中でスイッチしたりするよりは戦略も取りやすそうに思いますけど、フランクにしてもITTがネックにならないかな……。

2012/06/11

軽量化の余地。

最近のロードレースで使用されるバイクはUCIで規定されてる最低重量6.8kgを容易に達成できてしまうため、空気抵抗を軽減するようエアロ形状がトレンドですが、一方でヘルメットやシューズといった装備品にも軽量化の波が来つつあるようです。

UCIプロツアーチームに供給されてるヘルメットでは、S-works Prevail (Specialized):198g、Windmax (Rudy Project):220g、Aeon (Giro):222g、Whisper (Catlike):230g、Gage (Bell):233g、Oracle (Trek):265g、Quartz (Garneau):268g、Vertigo (Kask):270g……と、200g台に収まってるのがほとんど。一世代前のモデルだと、Volt (Bell):302g、Ionos (Giro):309gくらいが一般的だったのを考えれば、素材や設計の進化もあってかかなり軽くなってる印象です。GiroからはProlight:181gなんていうデザイン度外視の飛び道具も出てましたけど。
国内チームに目を向けるとMS-2やREDIMOS (Kabuto)も200g前後、シンセシス (Met):250gですので、わりと良い勝負。そういや、ヘルメットの空気抵抗ってどんなもんなんだろう。

シューズはMavic、Trekのハイエンドモデルが軽かったと記憶してます。S-worksも軽いです。具体的な重量はちょっと調べるのが面倒なので後ほど追記するかも。シューズに限らずヘルメットもそうですが、形状やフィッティングといった問題もあるので重量だけで選ぶわけにもいかないものの、そりゃ軽いに越したことはありません。回転部ならなおさら。

そのうち、ウェア類にもカタログ重量が記載されるようになったり、アイウェアも重さを比較して選ぶようになったりするのかもしれません。

2012/06/07

ハンドル周り。

前日までの予報では晴れそうだったのですが、ふたを開けてみれば時おり雨がパラつくお天気でした。梅雨前線も北上してきてるようですし、そろそろ九州北部も梅雨入りでしょうか。

細かい調整はまだですが、ちょっと前から整備してたRMZがようやく走れる形に。クランクはFC-7800を使ってますが、FD-7800と組み合わせるとチェーン落ちしがちなので、FC-6750が欲しいところ。ハンドル周りはPLTシリーズになりました。ヘッドチューブが140mmと長めなので、ステムを84°から80°に変更。73°ステムも考えたものの、選択肢が少ないのとスローピングフレームには似合わなさそうだったので様子見です。本命はVibe7sシリーズでしたが、予算の都合もあって断念。Vibe7s Compact Iだとリーチが大して短くないので、110mmステムに固執するならPLT compact Iにせざるを得なかったんですけど。
今回は初めてカラーワイヤーを使ってみました。従来はDura-Aceのワイヤーセットだと黒かハイテックグレーしかありませんでしたが、いつの間にやらカラーアウターのワイヤーセットのラインナップも充実していて、PTFEコーティングのインナーワイヤーが付属するパッケージが出てたんですね。違いといえば、RD用アウターワイヤーが未カットという点くらいかな。フレームカラーがモノトーンなので緑とかオレンジでもおもしろかったかもしれませんが、ここは無難に白をチョイス。バーテープはマットグレイなのですが、統一感を考えれば黒にするべきだったかな。
しばらくすればワイヤーの初期伸びも出てくるでしょうし、実走すれば調整の必要性にも気づくと思いますが、たまにはこうやってバラして組み直すときっちり調整するようになるので趣味と実益を兼ねてて良いのかも。

勢い余ってBar Flyなんぞを買ってみたりしたのですが、センサーはまだ移設してません。フォークにPolarのスピードセンサーがまだ付いてるのは内緒です。あとはペダルをPD-6620に戻して、ボトルケージをキレイにして取り付け直さないと。ボトルケージを外してみて改めて感じたけど、RMZはやっぱシートチューブが長いな。これくらいだと見た目がハンサムなんですけど。

2012/06/05

ツール前哨戦デビュー。

開催中のクリテリウム・ドゥ・ドーフィネでMadone7がデビューしてるそうで。今年はDomaneが出るからMadoneシリーズのモデルチェンジはまだ先になるかと思ってましたが、ツールではきっちり新モデルが走るんですね。リアブレーキがフレームセットに付いてくるとは考えにくいので、9000系Dura-Aceのリリースが先か。BB下にバッテリーとブレーキが混在するのはどうかと思いましたが、9070系に移行すればバッテリーはシートマストに内蔵されるのかな。
個人的にはシートマストはあまり好みでないので、格下げされるMadone6がノーマルポストにならないかなぁと淡く期待してるのですが、無理でしょうね。その点、RMZはISPをカットすればφ31.8mmのシートポストを付けられるようなので良心的です。

ドーフィネでは走ってないようですが、RXRS Ulteamの後継モデルとなるZXRSも発表されてるようで。前三角がモノコックになるようですが、NXRSとの差別化が気になるところ。これで来シーズンはNX、NXRS、Fluidity S、Fluidityというラインナップになるのかな。継続モデルはどうなるんでしょう。

2012/06/02

コンポ載せ換え。

RMZにDura-Aceを載せようと、TCR Allianceをバラしにかかりました。そろそろ梅雨入りも近いようですし、その間に整備も兼ねて入れ替えてしまおうと計画中です。Allianceは再びシマニョーロかしら。

Twitterでも触れましたが、9000 Dura-Aceの詳細がやっとこさ発表されました。6月1日に発表されるという噂は以前から流れてましたけど、従来なら自転車雑誌の発売日に合わせて20日頃にやってたような。
11sになっても電動化するのが判ってるから機械式は売れないんじゃなかろうかと思うのですが、同時に9070系Dura-Ace Di2まで発表されるのは予想外でした。あとは発売時期と価格設定がどうなるのか。

クランクが4アームとなりましたが、チェーンリングの剛性に自信があるのか、PCDを区別せずにラインナップを増やしてきたのは歓迎です。サードパーティをバッサリ切り捨てたあたりは最近のシマノらしいですけど、やはり52/36T、50/36Tの組み合わせは使いやすそう。SPD-SLペダルに「+4mm軸仕様」が追加されてるのは、Qファクターを広げるため? KeOみたいにネジ部を長めにしてスペーサーを噛ませるとかじゃダメなのかな。
同時にWH-9000シリーズも発表。目玉はようやく追加されたC75でしょう。フリーボディのサイズが変わるため、10s用ボディとの互換性がないという話ですが、公式な情報は今のところ見当たりません。おそらく10sカセットは使えると思いますけど。カーボンリムのリム幅が広がったのはトレンド通りですが、2:1スポークシステムとは。Fulcrumに怒られないのかな……。