2010/03/25

Graduation.

卒業式~卒科式~研究室での学位記授与~ボーリング~飲み会~カラオケ……とフルコースの一日でした。ボーリングに合流したのが16時ごろだったので、12時間超にわたって遊んできました(というわけで翌日更新です。いやー、満喫したなぁ。

壇上からいちばん遠い3階席から式の様子を眺めてたのですが、これで「実は単位が足りてません」とか言われたらやだなぁ~、怖いなぁ~……などと詮無いことを考えてるうちに1時間30分ほどが経過して解放されました。サークルの後輩が出待ちしてくれてましたが、自転車を掲げるというパフォーマンスはやはり目立つので助かります。まったく関係ない方々にも待ち合わせの目印として使われてましたし。
学科ごとの卒科式を終えてから、研究室に戻って無事に証書をいただきました。主にサークルとバイトが中心になってましたが、最後の一年間は研究室にも恵まれ、充実してました。卒業研究がちゃんとした形になったというのもありますけど、やっぱ面子が良かったからですね。他はどうか判りませんが、最高の環境だったと思います。また、サークルの同回生であるトヨ・カワタロと一緒に卒業できるので結果オーライかなぁと。

こんな風にみんなと過ごせるのも最後となってしまいましたが、行きたいねーと話していたボーリングにもカラオケにも行けましたし、M1の皆さんに作っていただいたDVDもやたらとクオリティが高くてビックリでしたし、久々に夜通しで飲んで遊びました。いったんお別れとなりますが、また会えるのを楽しみにしてます。

2010/03/23

試乗のススメ。

昨日とは打って変わっての雨天ということで、予約を取っていた歯医者に行って抜糸をしてもらって、午後からは部室に顔を出して、研究室の片付けに。1年間というのは短く感じますが、溜まったプリントの束を目の当たりにすると時間の経過を実感します。おかげで持って帰ることにした小物の重いこと!

昨日のポタでは少し思うところがあってクリート位置を深めにして走ったのですが、それが功を奏したのか、治癒能力のおかげか、今のところ膝痛は出てません。以前のダイナソア試乗会のときに急遽RXクリートに交換したSH-R215にSPD-SLクリートを戻したのですが、交換前の位置を記録していなかったために0からのセッティング。何も考えずにポン付けした状態でサイクルマラソン天草を走ったりもしましたが、Qファクターをなるべく小さくし、ヒールインがクランクとギリギリ擦らない程度にして、さらに少しばかり後退させてみました。
雑誌記事の受け売りになりますが、上りではクリート位置が深い方がいいとか、ケイデンスを上げるにはいっぱいまで前に出すべきだとか言われてますけど、シューズごとの違いもあるし、当たり前のことになりますけど(クリート位置に限らず)走り込みながら微調整するしかないですね。現状のは具合が良いっぽいので、しばらくはこれで乗ってみようっと。それにしても、自分のPD-6620はフローティングクリートの動きが渋いような気がします。

脳外科医先生に自分のTCR Allianceに乗っていただいた際に「(Advanced SL比で)剛性が低くて乗りやすい」と言っていただきましたが、そもそも比較対象がトンデモナイというのは置いといて、履かせているWH-RS80-C24-CLも一因だったんじゃなかろうかと踏んでます。ダイナソア試乗会でも、十分な剛性を持っていると説明されながらも第一印象がピンとこなかったRXR UlteamやNXR Instinctもホイールはロープロファイルのものでしたし、思ってる以上にホイールの影響が大きいようです。RMZ試乗の際にKISYLIUM SLも踏んでおくべきだったか。

ちょっと浮気して、剛性の高いホイールを検討してみようかしら(ぇ。

2010/03/22

第0回 菩提樹カップ。

午前9時にアクアドーム集合で、スチールさん、パイロットさん、脳外科医先生、SBTさんとご一緒して、金峰山界隈を走り回ってきました。今朝は集合時間には間に合ったものの、ave.30.8km/hで個人TTというギリギリっぷりを発揮しました。コースが決まってないとのことで、平地に行くか山に上るかという話になりましたが、自分の希望を聞いてもらって、上りメインにしていただきました。

手始めに、松尾東小学校の方から金峰山へ。舗装の綺麗な道路が続く序盤こそ快適だったものの、いざ上り始めると10%を超えるような坂が続き、何だかとんでもないコースに。途中からK501沿いのファミマに繋がる道に合流するのですが、どうしても踏み脚にならないと進まない斜度なので苦手なルートだったりします。岩戸の里を通過して、K101に出てきたところで森の駅みちくさ館にて小休止。スタートしてまだ1時間ほどだったので、K101を下って河内へ向かい、草枕温泉てんすいの方から再び上ることに。小天へ下ることはあっても、上ることはあまりないのですが、例によってキツめの傾斜。K1に合流してしばらく上ったところでようやく下りに。これだけ上ってると、横道ラーメン~峠の茶屋は易しく思えてくるから不思議です。峠の茶屋からも安全ペースで下って、本妙寺との分岐点の手前で右折して、先週もお邪魔した711さんのお庭を通過して、島崎のエブリワンで補給してから、西回りバイパスを遠って、本日のメインイベントである菩提樹カップを開始(ぇ。

バイパスから菩提樹苑公園墓地までの1kmほどの上り坂を利用してのITTなのですが、距離が短いながらも、スタート地点から斜度11%を示す標識があるという坂マゾの皆さんに用意されたようなコースになってます。自分は初めて来たので、皆さんに付き合ってもらって試走をさせてもらいました。アホみたいな斜度もさることながら、コーナーでの上り返しが脚を削ります。休み所が終盤にしか無いのもヤな感じです。2本目は参考記録としてタイムを計測しながら上りました。スチールさんから586をお借りして(ぉぃ。ちょっとサドル高が低かったのですが、良いバイクはよく走りますねー。タイムは5m39sでしたが、サラ脚ならば5分台の前半どころか4分台が出てもおかしくないような気も。5分間の全力走なら出力も相当なもんでしょうし。

その後は脳外科医先生のTCR Advanced SLをお借りしまして、ゆうかファミリーロードを北上。パイロットさん宅のお庭にお邪魔して、花見をしつつの昼食となりました。突然の訪問でびっくりされたことと思いますが、奥様にも大変お世話になりました。ありがとうございました。先客のちびっ子たちもフレンドリーで楽しかったです。

先週も取っ換え引っ換えやって楽しませてもらいましたが、586はOrcaにも似た優しいフレームだというのが第一印象。ホイールがWH-7850-C24-CLだったこともあってか、下死点での底付き感が薄く、路面情報も丸くなってる感じ。シッティングで上るのにインナー36Tは相性のいい組み合わせだと思いました。
一方で、TCR Advanced SLは対照的にガッチガチ。ホイールもMedium(Corima)ですしね。好き嫌いで言えば、こっちのが好みです。シッティングでもAlliance以上の剛性を感じることができますけど、何と言ってもダンシングでペースを上げるときの一体感が堪りません。モタつくこともなく、急かし立てることもなく、踏んだ分だけ素直に速度に出る感じ。

2010/03/21

お花見ライディング。

スチールさん主催の花見ライドに参加させてもらってきました。集合時間がそんなに早くなかったので寝坊はしなかったのですが、直前になって脳外科医先生からお預かりしていたA5.1のテストを思い出しまして、ペダルを交換してたら遅くなってしまいました。お待たせしてしまって申し訳なかったです。

スチールさん、パイロットさんとともに、菊池公園まではR387をひたすら北上。平地では30km/hを超えるくらいの良いペース。スチールさんの後ろに付かせてもらいましたが、踏んでるギアが1枚どころではなく3枚ほど重くてビックリ。フロントがコンパクトかも!と思いましたが、そういうわけでもなく……orz
菊池公園では花見シーズンと3連休に合わせてイベントが開催されており、いろいろと残念な歌声が垂れ流しでした。菊池公園で合流する予定のマドン6.9素人さんをお待ちする間にコロッケと焼きソバで補給。どちらも少し油っぽかったのですが、こういうのも出店の食べ物らしいですね。
マドンさんとの合流後は竜門ダムへ。うちのサークルのポタもそうだけど、やっぱどこかに上りが入るんですね。信号がなくなる区間あたりから自分のペースで走ることになり、とりあえず先頭に出ることに。しばらく走ってなかったこともあって、イーブンペースでの上り方をどうも忘れてしまったっぽい。いったん下ってから上りなおす区間で後方にパイロットさんが見えたのですが、結局そのままトンネルの手前まで上ってしまって、龍龍館(ろんろんかん@Google日本語入力だと一発で変換されるのね)にてお昼ごはんに。意外とお客さんが多くて、早く出るだろうと思ったきつねうどんも時間がかかりました。やっぱ龍丼(ろんどん@Google日本語入力だと一発でh(ry)にするべきだったかな。

ここまで来た道を折り返しての復路。予定が入っているパイロットさんが先行されたので3人で走ることになりましたが、向かい風と横風が強くて微妙なペース。往路を単独で走ってこられたマドンさんは大変だったようです。最終手段として、御代志駅から電車に自転車を積むという案も出ましたが、残念ながら電車の時間が合わず。こういう機会でもなければ利用しないと思うので、そういった意味ではちょっと残念だったかも。R3まで戻ってきからは再びスチールさんに牽いてもらって、機能病院の裏~坪井川沿いをウネウネ走ってクシさんとこへ。久々に節子と会って、長居してから帰宅(ぉぃ。

スチールさん、パイロットさん、マドン6.9素人さんにはお世話になりました。現地集合組がいなかったのは残念ですが、楽しく走ることができました。帰りは風が強かったので3人でなら単独で走られるパイロットさんに追いつけるだろうと思ってたのですが、かなり良いペースで帰られたようで。往復で65kmほどだったので少しばかり不完全燃焼っぽくもありますが、明日は3連休のラストということで菩提樹カップでまた揉まれてきます。

ちょっと追記。すっかり忘れてたけど、今日は走った後も膝が痛くなってません。やっぱ一過性のものだったのか、もしくは運動強度によるのか。このまま完治しちゃってくれるといいなぁ。

2010/03/20

Spick‐and‐span.

来るべき社会人一年目に向けてスーツを新調。進出がいちばん遅かったためにこれまで利用したことのなかったAOKIに行ってみました。ちょうどダイレクトメールが届いてて、クーポン券を使えば半額というのも一因なんですけど、今朝の新聞の折込広告にも全く同じ割引券が付いてました……。
サイズが分からないことにはどうしようもないので店員さんを呼んで測ってもらったのですが、ウエストを測っただけで終わってしまい、何の参考にもなりませんでした。試着してみて、いちばん合ったものを買えってことなんでしょう。AOKIに限らず、スーツ類は値引き幅が大きくて定価の価格設定がよく判りませんね。半額クーポンもそうだし、2着目は\1,000とか、ワイシャツや靴までセットになったものがすごく安かったり。素人目には分からないものの、流行りとかもあるみたいですし。とにかく安く済む分には問題ないんですけどね。
お隣の試着室には大学の入学式に合わせてスーツを買いに来たご家族がおられたようで、そういや数年前にはバタバタして買いに行ったなぁと懐かしく思ったり。就活やバイトでも着る機会が増えてたので、今となってはそこまで思いませんけど、やっぱ服装で心構えみたいなのが変わるのは感じましたねー。

午後から降り出した雨の間隙を縫って、バイト先へ。今日で3学期の通常授業が終了で、お世話になってた社員さんが異動という話を聞いてたのでご挨拶に行ってきました。春期講習も人手が足りないようならば入るつもりでいましたが、バイトの人数も十分みたいだし、個人的な所用もあって日程が厳しくなったので、このままフェードアウトということで話をしてきました。長々と居座ってしまいましたが、いろんな経験をさせてもらえて感謝してます。また飲み会とかあれば呼んでもらいたいなぁ(ぇ。

本日はミラノ~サンレモです。チポッリーニ様はボーネンを推してましたけど、個人的にはペタッキを応援してます。また、明日はお花見に行ってきます。お天気は良さそうですね。3耐まで残り一週間となってしまったので、気合を入れて走りたいと思います。

2010/03/19

A stand-in.

金曜ロードショーでやってたスパイダーマン3を観てたのですが、MJの吹き替えを北乃きいが担当してたんですね。前々作、前作ともに何度か観てたのですが、MJの声ってこんなにかわいいキャラだったっけ?と疑問に思ってたのが腑に落ちました。ただ、物語の終盤でMJが歌を披露するシーンだけは吹き替え無しとなってました。MJの声が可愛くなるなんて鉄板すぎる!とか思ってたら、それまでの声と歌声とのギャップが大きすぎてビックリ。
MJ以外の吹き替え声優は劇場版から変更がないようですが、敢えて変更した意図は何なんだろ?

追記しようと思ってましたが、特に無いのでここまで。

2010/03/18

皮算用。

抜歯の影響もあってか、いくつか口内炎が発生中。完治はまだまだ先のようです。あ、抜糸の予約も入れとかないと。というわけで、まともに運動もできないので床屋へ。学生料金で切ってもらうのもおそらく今回が最後になります。

思考がかなりフライングしてますけど、次にバイクを組むとしてコンポを何にしようかと考えてみたり。TCR AllianceはUltegra SL、RHM9は7900 Dura-Aceをそれぞれ中心にシマノ製コンポで組みましたが、TCRに組んでいたErgo Power Ultra Shiftが非常に好印象だったので、次はCampyがいいなぁと漠然と思ってます。最近になってGROWTAKからリリースされたEQUAL-PULLEYを利用することでShift-Mateよりもスマートにシマニョーロが実現できるようなので、ホイールを使いまわすのも考慮すれば、レバー・FDのみカンパを使うというのが最も現実的な案かな。
ただ、RHM9もAllianceもバラすつもりはないので、一から揃えるなら(比較的)安価で11s環境が手に入るAthenaも魅力的です。カンパの11sはチェーン交換に専用工具が必要なので敬遠してましたけど、熊本に残るので何かあってもクシさんとこに駆け込めばいいわけだし(ぉぃ。個人的にはDi2以上に11sのが有用に思えます。

SRAMも選択肢として無いわけではないのですが、やはり2社と比べるとちょっと優先度が下がるかなぁ。初代Rivalを使ってて、ブラケットの形状は嫌いじゃないし、Double Tapも機構としてはおもしろかったのですが、軽快感で遅れを取った印象。ST-7900にしろST-6700にしろ、シフトレバーの移動量が小さくなったことで変速の感覚が良くなってますし、Ergopowerもブレーキレバー比を変えて同じ制動力に対するレバーの引き代を小さくしてますし。先日、REDを触らせてもらいましたが、ブレーキレバーの引きを軽くするためにワイヤリングをだいぶ工夫されてるようでした。それでもポン付けしただけのVeloceの方が引きが軽かったです。

7900で気になってた点が6700で改良されてるのを認めた上で、RHM9で7900を使ってるのにハイエンドモデルに6700を組むのは何か悔しいので、やっぱりカンパだな。国産ブランドのバイクには似合わないかもしれませんが、敢えてハズす方向で。あとは手持ちのホイールを生かすためにシマニョーロ化するか、11s化を優先するか。……じーっくり考えようっと。

2010/03/17

To be continued...

先週の日曜日に試乗させてもらったRMZのネタを引っ張りますが、アンカーのフィッティングマシンは早ければ4月上旬には届くそうで。あれ? 思ってたよりも早いぞ……。さらには、試乗車として剛性レベル1のRMZをお借りできるかもしれないそうです。実際に発注したとして、納車されるのは夏~秋ごろになるようですが、とりあえずお金を貯めとかないと!

そういや、サークルのホームページに接続できないのですが、サーバーが落ちてるんでしょうか。最近はインターネットでの宣伝による効果も馬鹿にできないし、時間や場所を問わずに見てもらえるので重宝してたのですが、何もこの時期に落ちなくても。管理者は何やってんだよ。

2010/03/16

Pulling out 2.

上の親不知を抜歯してからちょうど1ヶ月になりますが、今回は下の親不知を抜いてもらってきました。レントゲンを撮った際に神経が近くを通っていることが判り、大学病院での処置となりました。局所麻酔を施して、歯肉の一部を切開して、歯の上半分を削ってから割って、歯根まで抜いてしまって、最後に縫合という手順だったのですが、これがもう痛くて痛くて。「痛かったら左手を上げて合図をしてね」と言われてたので躊躇なく手を上げましたが、中断してる間も痛いのは痛いので、終盤はとにかく違うことを考えながらやり過ごしました。終わってみれば1時間ほどかかってましたが、体感的にはもうちょっと短かったかな。いただいてきた痛み止めの薬も飲みましたが、麻酔が切れたせいなのか、これくらいはしょうがないのか、とりあえず痛いです。熱いものや刺激の強いものは食べれないと言われてますが、何も食べる気になれません。
しばらくは運動を控えて安静にしとくように言われてますが、言われなくても動きたくないです。ただ、今回ので累計4本の親不知を抜いたので、今後はもうないだろうと思うとちょっと気が楽になりますね。来週に抜糸が予定されてるので、卒業式までには済ませてしまいたい所存。

話は変わりますが、Monster Hunter Portable 3rdが発表されてました。2010年末に発売予定だそうで、PVを観る限りではWii版のtriとは世界観がちょっと異なるようです。いまだにMHP2ndGをプレイしてますけど、これは素直に楽しみです。販売状況がジリ貧だというPSP go専用でリリースされたとしても、本体ごと買ってしまう自信があります(ぉぃ。

2010/03/14

If these equipments were mine...

スチールさん、711さん、SBTさんとご一緒させてもらって、RMZの試乗会。というわけで、ホームコースを利用して乗り比べてきました。昨日は午後から天気が回復してたので心配してなかったのですが、明け方に少し降ったそうで若干ウェットコンディション。試乗車の剛性レベルは7で、調整できる範囲のうち最も軟らかいもの。それでもRHM9とRFX8の中間だそうです。トップチューブ長は535mmでジャストサイズでした。ブリヂストンアンカーが満を持してリリースしたハイエンドモデルということで、RHM9乗りとしては気にならないはずがありません。

トレコースをRMZとRHM9で1本ずつ上ってみたのですが、ホイールがWH-7850-C24-CLとWH-7801-SLという違いがあったものの、シッティングでのクライミングはRMZが優位か。ダンシングで踏み込むとウィップが返ってくる感じが希薄ですが、反応は悪くないので速度に緩急をつけて走る場面に向いてるかも。新たに設計されたフロントフォークは(あまりハードなブレーキングは試してませんが)ダイブ量も小さく、カッチりした感じ。ハンドリングはRHM9と同様に若干アンダー気味に素直。

スチールさん、711さんと話してみて共通した印象としては、(i)BB周りのウィップの制御はあまり良くない、(ii)前三角に対してリアセクションのバランスが悪い、の二点。個人的に気になった点を付け加えると、シフトやブレーキの調整が甘かったこと。試乗車だからと言われればそこまでですが、フレームの性能に関係ないところで印象が悪くなるので勿体無いなぁと。

以下は多分に憶測を含みますが、7段階の剛性レベルの変化を実現するにあたって、バリエーションが用意されてるのはトップチューブ、ダウンチューブ、シートチューブで、ヘッドチューブやBBセクションのラグ、シートステー・チェーンステーは寸法の違いこそあれ、踏み味に影響するほどの違いはないのではなかろうかと。
剛性レベル4がRHM9と同等の剛性ということなので、おそらく4を基準としてラグやステーが設計されてるのだと思います。結果として、ウィップがタメや反発力になっていないような印象を受けました。剛性レベルが最も低いからと言ってフニャフニャしたフレームというわけではなく、剛性感は十分にあります。ただ、ギアをかけてガツンと踏み込んだときに一瞬テンポが遅れる感じが気になったので、あとは剛性レベルが1と4のバイクも試してみたいところです(ぉぃ。

しなやかさを売りにしたフレームとしてはMeteorシリーズ(GDR)がありますが、評価を聞く限りではあっちのがバネ間・反発力へと活かすように上手く設計されてるような気がします。RMZにおける剛性を落としたモデルはあくまでオプションといった位置づけなのか、RFX8ユーザーのステップアップを視野に入れてるのか(さらにRFX8は軟らかいということなので、今にして思えばがんばってRHM9を選択して正解だったのかも)。ジオメトリオーダーというメリットを除けば、価格も含めたトータルバランスではRHM9 RSのが魅力的に映りそうです。個人的にはRHM9がそこまで硬いとは思ってないので、差別化を図る意味でも1か2あたりにするかな。フィッティングマシンでも剛性レベルが提案されるので、もうちょい走りこんだときの体力でどれくらいのものが推奨されるのかも気になるところ。

以下はちょっとオマケ。

711さんがRMZに試乗される間にCosmic Carbone(Mavic)をお借りして走ってみました。重量があるので踏み出しや上りでは重さを感じるものの、川沿いの平地では脚を止めても速度が維持され、風を切る音がやる気にさせてくれます。何と言っても見た目が華やかになりますね。天草の西海岸に行かないのであれば、やっぱディープリム欲しいなぁ。