2010/04/13

研修クライマックス。

金曜日から3日間の体験学習が終了。昨日の、雨天の中のごみ収集が最も大変でした。これまではあまり気にしてませんでしたが、様々な場面で人知れず頑張ってる方々がおられるのを痛感しました。おかげで左肩から背中にかけて筋肉痛が……。いや、翌日に筋肉痛になるのはまだ若い証拠だと自負することにします。
今日は今日で、不慣れな敬語に関する講義と実習が中心で気疲れしました。これからしっかり身に付けないといけません。いつもと同じように班のメンバーはランダムで決定したのですが、女性陣は昨日と同じ顔ぶれ、男性陣もユーモアのある方々だったりと恵まれました。1コマ目は導入ということで、また自己紹介をやったり、女の子に肩を揉んでもらったり、肩を揉んであげたりといちばん楽しめたような(ぉぃ。帰りもほぼ同じメンバーでおしゃべりしながらのんびり歩いてきました。あっと言う間に残すところ2日となってしまいましたが、もうお別れかと思うと寂しい限りです。

帰りにクシさんとこにお邪魔しまして、脳外科医先生からいただけることになったNemesisを持ち帰ってきました。この場をお借りして、本当にありがとうございます。ただでさえ高級なチューブラーリムなのですが、状態もすごく良くて驚きました。ホントにいただいちゃっていいんでしょうか(汗。事故で曲げてしまったOpenProからHB-6600・FH-6600をバラして組むか、サードパーティ製の軽いハブを用意するか。スポークアレンジメントはOpenProと同じくフリー側を3クロス、反フリー側をラジアルで組もうと思ってます。オーソドックスに左右とも3クロスにするのも検討してますが、重量が大きく違わないならフリー側のスポークを太くした方が伝達効率が上がりそうだなぁと。ただ、根拠はないので勇者あたりに計算してほしいところ。

余談ですけど、なす研も久しぶりに更新されてて、1年前に研究室に配属されたときのことを思い出したり。懐かしく思うにはちょっと早過ぎますが、なんだかんだでH21年度は長かったと言うか、濃度が高かったと言うか。M1、M2の皆さんは新しく後輩を迎えて大変でしょうし、新社会人のまいちゃんもなおのこと忙しいと思いますが、また会えるのを楽しみにしてます。

2010/04/11

過ぎたるは……。

RoppongiExpressさんのところで、フレームの剛性に関する話題が挙がってました。踏んだことが無いのでMETEORシリーズ(GDR)がどういうフレームなのか判断できませんが、「現在のハイエンドフレームは高剛性と言うよりはむしろ過剛性でないか」とのこと。雑誌インプレで剛性が着目されがちなのはポジションが出ていないバイクでもダンシングで荷重をかければBB周りやヘッド周りの変位を確認できるし、短距離・短時間の試乗でも掴みやすい部分だからだと思いますが、脚を使った状態でのもう一踏みが可能なのはタメのあるフレームということなんでしょう。レースペースでの長距離インプレとかあれば、また傾向も変わってきそうな気もしますけど、そんなことやってたら雑誌そのものが消えるか。
ブリヂストンアンカーの飯島選手のネームが入ったRMZは最も剛性の低いモデルでしたが、Tarmac SL3(Specialized)のような高剛性を謳うバイクも人気がありますし、個々人の体格や好み、踏み方でも変わってくるので一概には言えないのが難しいところです。ゼロ発進を考えなければ剛性の高さはそこまで大きな要素ではないというのはRHM9の開発時にも言われてましたし、たしかにRHM9での30km/h後半~40km/h台へのペースアップは非常に好印象です。そういった意味では、個人的にアンカーの開発力を信用してます。ただ、そこそこの距離のヒルクライムだと硬めのバイクの方が踏みやすく感じますし、トレコースにてRMZの試乗を行ったときにネガティブな部分が目についたのも距離とコースの影響も大きいかも。

敢えて言うなら、フレームはさておき、ホイールは剛性が高い方が良いんでしょうね。フレームとのマッチングもありますけど、手持ちのWH-7801SLもWH-RS80-C24-CLも大入力に対してはイマイチです。RHM9は、先日お借りしたRacing Zeroでも印象が変わりましたし、Ksyriumシリーズとの相性が良さそう。VRS Vibraser+EC90SL Carbonみたいに、しなやかなフレームと高剛性ホイールの組み合わせというのも一つの解かもしれません。剛性感だけで言えばOpenProは反応が良くて好きだったのですが、重量がネックでした。可能であれば手持ちのホイールのスポークテンションを調整してみたいところですが、完組ホイールをいじるのは抵抗があるなぁ。

2010/04/10

Next generation.

先週と同様にポジションを変更したTCR Allianceでサイクリング。出発する時点でそこそこ気温が高かったので、長袖ジャージ+ニッカーの組み合わせ。下はレーパン+ニーウォーマーにする予定が、ニーウォーマーが片足だけ行方不明になってました。グローブと同じように片方だけ無くすことになるとは。短時間で負荷をかけておきたかったので、トレコースを上ってからうろちょろ走ってきました。
今のポジションで気になるのは骨盤の角度。サドル~ハンドル間の距離が遠くなってる分、前傾姿勢が深まってるとは思うのですが、上体は相変わらず硬いので。雑誌で謳われてるように腹筋を使ってグイッと起こすのが正しいのかどうかも不明ですが、絶対解がないので何とも言えず。ただ、サドルの後退量に関しては、膝の皿とペダル軸のラインが一致するというのを試してみたいと思います。何にせよ、筋トレは必須かなぁ。

で、帰りがけにサイクリングロードの入り口にて体験ランから戻ってきた現役勢と遭遇。「そのあたりで戻ってくるの待ってたんじゃないですかー」とか言われましたけど、まったくの偶然でタイミングが一致しました。こんなこともあるんですね。しばらく話してから解散したのですが、体験ランに参加してくれた新入生といっしょに御飯を食べに行くと言うので、遠慮なくお邪魔してきました(ぉぃ。自己紹介がかなり気まずいことになりましたけど、かなり有望っぽくて安心。今後の体験ランにも期待してます。

その後、ちょろっと本屋に寄ったのですが、その間に自転車のライトをパクられました。1000で使ってるHL-EL510はワンタッチで外れないようになってるので無事でしたが、リアの点滅灯として使ってたRX-6は影も形もなく。いっしょに置いてた勇者は前後ともに無くなってて、怒るやら呆れるやら。簡単に取り外しできるのも良し悪しですが、\1,000ちょっとの点滅灯を持ってくとか嫌がらせも過ぎます。皆さまもお気を付けください。

先日、TBS系で放送された自転車事故に関する特集について、Cycleurope Japanからアナウンスが出てますね。「Backstreetに乗られてた方が、フロントサスが外れたために怪我をされ、後遺症が残ってしまった」といった内容のものでしたが、サイクルヨーロッパジャパンとしても購入店でちゃんと整備してもらってね、としか言いようがないようです。
趣味としてもロードに乗られており、その延長として通勤用のクロスバイクにBackstreetを購入されたそうですが、ネットで購入・6年間ノーメンテ・(おそらく室外保管)・「イタリア職人が作ったものだから信頼していた」ということだったので、個人的には認識が甘いなぁとしか。おそらく取扱説明書にも整備の必要性について書かれてるでしょうし、モノなんだから経年劣化があって当然だし、素人が手を出せないような部分なら専門店に任せるべきだし、そもそもBianchiの製品じゃないし。仮にPeugeotやLamborghiniのロゴが入ってたら、それらの会社を訴えるんでしょうか。自動車は車検に出すけど、自転車は放ったらかしというのも変な話です。
番組では責任の所在について追及してましたけど、ただのメーカー叩きに終始してしまってるのは日本のメディアらしいと言うか何と言うか。事故によってお怪我をされたのは非常に残念ですが、定期的なメンテナンスの必要性を呼びかける方が建設的だと思うんだけどなぁ。

2010/04/09

出会いと別れ。

Gringoを貸し出すことにしてたので、いったん帰宅してから部室へ。2週間ぶりでしたが、新年度に合わせて大掃除もされており、棚などの配置が変わってました。ビラ配りやら説明会やら体験ランやら、これまで恒例だった行事に関与しなくなるのは少しばかり寂しい気もしますが、次の代へと自転車の楽しさを伝えていって欲しいと思います。明日の体験ランにも新入生が参加してくれるみたいだし、よく分かんないけどネコちゃんも復活してるみたいだし、OBになってからも首を突っ込んでましたけど、とりあえず自分の役目は終わりですね。

2010/04/08

はしご。

今日の研修は外部の講師を招いての講演ということで、やっぱプロは話し方がうまいなぁと感嘆。一朝一夕で身に付くことではないでしょうけど、できることなら卒論発表会の前に習っておきたかったです。

終了後、同期の有志と30分ほど親睦を深めて、歓迎会パート2へ。飲み屋のハシゴはしたことがありますけど、飲み会のハシゴは初めてでした。歓迎会は、時期をずらして2回やるのが通例になってるそうですが、面子は変われどコース料理は変わらず。お酌して回ってるので、最後の10分間ほどでテーブル上に残ってる料理をかき込むのも変わらず。それでも皆さんからいろいろなお話が聞けるのはやっぱり楽しかったです。

学科から変わらず、女性っ気の無い環境に身を置くことになるのですが、研修期間中のお昼ごはんは所属・男女・世代の関係なく集まったり食べに行ったりしてるので、すごく新鮮です(ぉぃ。こういうのもあと1週間かぁ……。

2010/04/06

歓送迎会。

研修の方も中盤にさしかかり、今週末からは実習とかが入ってくる予定。座席の位置が日替わりなのですが、同じ人が連続して近くの席だったりするとちょっと安心します。
今日は研修が終わった後に、配属先の皆さんに歓送迎会を開いていただきました。最後の行ったのはおそらく高校生の時だと記憶してる紅蘭亭へ。久しぶりの中華料理で、ついつい食べ過ぎてしまいました。

余談ですけど、God Eater始めました。とりあえず前半は終わったかな。主人公が他のベテラン勢を差し置いてリーダーに昇格しちゃったのはどうかと。ソロで進めてるMHP2ndGも詰まっちゃったし、MHP3rdは年末だし、スルーしきれませんでした。基本的にはよく似た内容なのですが、売り文句のとおりスピード感があります。流石にボリュームは見劣りしますけど、アマゾンのコメントでも多く見かける次作に期待というのは解らないでもないです。カメラワークが微妙、当たり判定が不可解、ダメージ、ハメが理不尽……というのは気になりますが、うまく研究してきたなぁと。MHP3rdでもジャンプは実装してもらえないかな。

2010/04/04

An ounce of practice is worth a pound of theory.

フィッティングマシンで算出されたポジションを今の機材に反映してトレコースへ。シート角が同じTCR Allianceのポジションをいじったのですが、ほぼ同じポジションに合わせたと思っていたRHM9と比較して、ハンドル位置がかなり違ってました。どちらも水平TT長が535mmなので、前者がハンドルリーチ:80mm・ステム長:100mm、後者がリーチ:70mm・ステム長:110mmなら同じやろーとか考えてたっぽいですが、シート角が違うのを失念してました。仮にシート角が同じであれば、RHM9の方が8mmほどトップチューブ長が長いことになります。Allianceのポジションは楽だなぁと感じてたのはヘッドチューブ長に起因するだけではなかったようです。
Allianceに付属しているシートピラーはセットバック量が15mmで、サドル後退量を出すにはちょっと不足してましたが、とりあえずいっぱいまで後ろに引いて様子見。さらにコラムスペーサーを5mm追加して、仮想的にヘッドチューブ長を140mmに合わせました。ステムを110mmにしたところ、サドル先端~ステム中心:549mmにかなり近い値となったので、まずはこれくらいで。120mmのステムも手元にあるので、数値上ではこの中間が推奨されるポジションということになります。

RMZの試乗で走ったとき以来ですが、ポジションのテストということで前半は抑え気味で入り、39×23T前後の軽いギアで峠の茶屋まで。基本的にダンシングも前乗りも無し。正確なタイムは計測してませんが、自宅から仁王門下のバス停まで10分で着くことはほとんどないので、おそらく15分台の後半。折り返しての下りでは、下ハンを持ったときに窮屈な感じは無くなっている一方で腰から倒れてるイメージ。感覚的なものなので実際に真横から見たときのフォームを確認したいところ。ただ、下りコーナーの安定感は増してたような気もします。

結論から言うと、ショートリーチハンドルを組み合わせれば水平TT長:550mmもいけなくはないけど、540mmまでが無難じゃなかろうかと。あとは柔軟さ、フォームを維持する筋力・後ろ乗りで踏む筋力、使用する部品あたりとの兼ね合いになりそう。

2010/04/03

フィッティング。

アンカーのフィッティングマシンのテストということでクシさんとこにお邪魔してきました。

手順に関してはあちこちで書かれてるので省略しますが、身長・股下寸法をもとにジオメトリが決定にされるようです。自分の場合だと173cm・83.0cmなのですが、全体的にワンサイズ大きめの数値が算出されました(ちなみに身長から推測される股下寸法は78.3cmになります)。

フィッティングマシンTCR AllianceRHM9
水平トップチューブ長550mm535mm535mm
ヘッドチューブ長140mm135mm120mm
キャスター角72.5°72.0°72.5°
シート角73.5°73.5°74.25°
ホイールベース992mm973.8mm979.4mm
リアセンター410mm405mm405mm
サドル高735mm725mm725mm
ステム長110mm100mm110mm

おそらく股下寸法が大きいためにフレームサイズも大きめになってるのではなかろうかと思います。柔軟性や腕の長さが反映されないことも踏まえると、今のフレームと大きく違う値が出てくると悩んでしまいますね。特に水平TT長:550mmは長いと思うんだよなぁ。実際にはそれくらいが適正なのかもしれませんが、現在は乗ってないTCRのMサイズが水平TT長:555mmでハンドル周りのセッティングに苦労した(Neo Classic barと100mmステム)ので引っかかってます。適応身長の下限ギリギリだし、潮干のサイズと同じだし。ただ、本当に今のポジションが正しいのかというのも考えると……。
また、ホイールベースもちょっと長いです。リアセンターが伸びたのは仕方ないとして、フロントセンターがだいぶ長くなってるようです。フィッティング前のアンケート項目でハンドリング特性の好みを入力できるので、クイックになるようにすれば改善されると思いますけど、RHM9RSの最大サイズよりも長いとか無理。

フィッティングマシンではベースの低いAspide FXは利用できなかったのでArioneをお借りしましたが、サドル先端~ステム中心:549mmというポジションが算出されてます。サドルそのものの寸法(全長、レール~座面の距離)もジオメトリを算出する上で重要っぽいので、やぐらは改善してほしいところ。サドル高は、適正値だと思ってた725mmから10mm高くなる計算。もう少し下げようかと考えてたところだったので、これは意外でした。

剛性レベルの調整については、体重、アンケート結果による走行タイプをベースに、心拍数をもとにした運動能力を加味して提案されるよう。前者だと剛性3、後者も含めると剛性4となりました。剛性1や2は体重70kg以上のユーザー向けとのことで、選択肢にも出てきません。提唱されるジオメトリについても同様ですが、テスト後に変更できる項目はほとんどなく、乗り慣れてるユーザーが「今までと同じジオメトリにしよう」と考えたとしても手を加えられる余地がないので(合うかどうかは別として)アンカーを信用するしかありません。

というわけで、ジオメトリやポジションを算出するアルゴリズムが判らないので何とも言えませんが、これらのデータをどこまで信用していいものやら。前後方向に15mm、上下方向に10mmほど大きくなる計算なので、もっと前傾を深くしたフォームが適正だと考えるべきなのでしょうか。先に測定されたパイロットさんはご自身のポジションとほぼ一致するデータが出たそうなので、たまたま自分の場合がイレギュラーなのかもしれません。もうしばらく乗り込んでから計測するとまた違った結果が出ると思いますが、まずは今の機材のポジションを算出されたものに合わせて乗ってみようかな。

2010/04/02

顔合わせ。

昨日に引き続いて研修が始まりました。初日ということでいくつか書類を提出して、まずは自己紹介から。持ち時間は1人1分でしたが、100名ほどいるので2時間近くかかりました。テンパりながらも話そうと思ってたことは喋れたと思うのですが、すごく場慣れした方もいらっしゃって羨ましい限りでした。世代も幅広く、初々しい若い人たちもいれば、すでに社会に出ている方も。研修期間中になるだけ顔を売っておきたいなぁ。

というわけで、本日分の講義が終了した後に有志で集まって飲みに行ってきました。最初の金曜日なので課によっては歓迎会が行われてたそうですが、技術系の人間を中心に十数名ほど。就活ではコミュ力が重要だと言われる今日この頃ですが、皆さん社交的ですごく楽しかったです。

2010/04/01

新生活。

というわけで、新社会人となってしまいました(とは言っても、まだ実家にいるんですけど)。覚悟はしてましたが、勤務先は東部のゴミ処理場になります。一日目に勤務先での諸手続きを終わらせてしまうことになってたので工場長さんに連れて行ってもらったのですが、自分が通ってた自動車学校の近所なので道に迷うことはなさそう。距離もちょうどいいし、雨さえ降らなければ自転車で行きたいところ。ただ、交通機関が不便なので降ったときは困ります。

明日からは引き続き研修が始まります。同期は100名弱とのことですが、まともに顔を合わせるのは明日が初めてになる予定。いろいろと提出物もあるので、しばらくはバタバタしそうだなぁ。

……あ、別にこれはエイプリルフールのネタなんかじゃないからねっ!