2009/12/14

靴は夕方に買え?

来年のことを言えば何とやらとは言いますが、3月に行われるであろうサイクルマラソン天草までにシューズを新調し、合わせてペダルも交換してしまおうと画策中です。

昨日はクシさんとこでお留守番をしてたのですが、ちょうど来店された脳外科医先生とお話させていただいて、ご本人も使用されてるSIDIを勧められました。シマノのSPD-SLシューズのノーマル幅を履けるのであれば、SIDIもノーマルタイプで大丈夫っぽいです(44Megaではきっちりだったので、45にするか)。
HEEL CUP SYSTEMの有無で引き脚の感覚が全く違ってくるそうで、買うならこれが付いてるモデルにしなさいとのことでしたが、となると自動的にGenius 6.6かErgo2ということに。今年度モデルで少しばかり値下げされたとはいえ、定価では手が出ない価格帯だよなぁ。無難にGenius 5.5 Carbon Compositeあたりに落ち着く予定でいましたが、今後のバイトの都合と照らし合わせながら考えようっと。

ペダルはPD-7810かRXS Speedにしてしまうつもり。Zero (Speedplay)も実物を見せてもらいましたが、砂利を噛んだらダメになりそうなクリートがやはりネック。デルタクリート用のカバーを持ってはいますが、いちいち取り出すのが面倒で出先で使ったこともほとんど無いし、ものぐさな自分には合ってなさそう。Keo2Maxにも興味はありますが、スタックハイトを抑えたいし、価格も考慮すればRXS Speedかな。納期が気になるところですけど。

靴 - Wikipediaによると足の体積は時間とともに変わり、最大となる15時ごろには起床時の約1.2倍にもなるそう。「靴は夕方に買え」という諺も的を射てるようです。
ただ、自転車の場合はペダリングによって足の筋肉の収縮がポンプの役割を果すため、逆にむくみが取れてしまいます。走りながらラチェットを締める方向に調整することが多いし、休憩時にきつく感じるのもそのため。自転車用シューズは朝に選ぶか、走った直後に選ぶのが正解になるんでしょうね。

2009/12/12

ビジー状態。

いろいろと雑多に。

12月もそろそろ折り返しですが、年末に向けてぼちぼちスケジュールが埋まってきた感じです。中間発表の日程が早まってくれたおかげで、間髪入れずにバイトということになりそう。今のバイトも、もともとは就活を始める時点で止めるつもりでいたのをダラダラと続けさせてもらってますが、今年は例年に無くバイトの人数が充実してるし、年内いっぱいが潮時かなぁ。……ということを生徒たちに話したら思いのほかブーイングが返ってきて、嬉しいやら寂しいやら複雑な気分。

脳外科医さんのブログに触発されて「交響詩篇エウレカセブン」を通して視聴してました。第2クールくらいまではリアルタイムで観てたと思うのですが、ニルヴァーシュ type ZERO spec2が出てきたあたりからは記憶に無く。ここしばらくは1クールもしくは2クールほどで終わるものが多かったので、流石に全50話はちょっと長く感じたりもしましたが、振り返ってみれば、冗長に感じた箇所にも登場人物の成長を描写するために必要性があったのだと判るし、終盤になって収束していく感じが良かったです。劇場版も観てみないと。

ちょろっと過去の話になりますが、デジタルクッキングスケールKD-189(タニタ)を購入。以前から欲しいなーと思ってたのですが、たまたまホームセンターに寄ったときに新聞の折り込み広告に掲載されてたのを思い出しまして衝動買いしちゃった。日替わりセールだと1kを切ってたのですが、残念ながらそっちには間に合わず。重力補正もしてくれるし、最大1,000gとはいえ0.5g単位で計れるし、風袋引きもできるしで、価格とも相まって満足です。まだまともに使ってないけど。

クシさんとこのホームページでも告知されてますが、明日はお留守番しに行ってきます(←日本語おかしいな)。今日みたいに忙しくなるとちょっときついなぁ。お客さんが来られないのもそれはそれで困りますけど。

2009/12/10

オートメーション。

なんだかGoogle絡みのネタが増えてる気もしますが、ついに拡張機能に対応したGoogle Chromeベータ版を使ってみました。久々に触ったのですが、タイトルバーの位置にタブバーが置かれてる点やポップアップ式のステータスバーなど、画面の狭いノートPCと相性が良いなと。ネックなのは--no-sandboxオプションを付けて起動しないとGDI++によるアンチエイリアシングが効かない点くらいかな。また、自分の環境ではUser AgentがSafari 532.5/Mac OS Xとして表示されます。Counterize IIの問題かもしれませんが。

拡張機能に対応したことで、FirefoxやOperaには実装されてる広告ブロックやマウスジェスチャが使えるようになるのは大きい。AdThwartは本家Adblockと同様にフィルタの編集や要素ごとのブロックに対応してると良かったんだけどな。
ベータ版ながらすでに多くの拡張機能が公開されており、twitterやFlicker、Googleによるウェブサービスに対応したものの人気が高いようですが、あまり利用しないために活用できておらず、個人的に気に入ったのはAutoPagerize。Greasemonkeyに対応したスクリプトとして公開されてたので敬遠してたのですが、スタンドアローン版もリリースされてたんですね。Googleでの検索結果が次々と読み込まれるのでいちいち待たされないで済むし、検索結果の上位を見直すときもスクロールするだけなので楽ちんです。こちらが意識してないタイミングで読み込んでるので、サイトによっては初めから一つのコンテンツだったかのように錯覚することもしばしば。
あまりにも便利だったのでFirefoxやOperaにもインストールしてしまった上に、当サイトもスキンを書き換えることで対応させました。調子に乗って読み進めていくとカウンターがものすごい勢いで回ってしまうので自重してます(ぉぃ。

以下、ちょこちょこと追記。
ここで利用させていただいてるwp.vicuna.ext customが更新されてたので、AutoPagerizeに対応させるついでにアップデートしましたが、何も考えずに上書きしたら手を加えてたところまで元に戻ってしまい慌てて編集する羽目に。完璧に記憶できてればよかったのですが、とりあえずカウンターが機能するところまでが精一杯でした。いくつか英語表記だったところがカタカナ表記になってますが、これがデフォルトのようです。
以前からフォントサイズが大きいと感じてたので、body要素は13pt→12ptに変更してます。ブラウザ側でも調整できると思いますし、自分とこの1920×1080の環境で特に見にくくも感じてないので、当分はこのままでやってくつもりでいます。AutoPagerizeで次ページを読み込んでいくと、シングルカラムでは最下部に配置されるサイドバーにたどり着けないので、2カラムに戻しました。慣れれば気にならなくなるんでしょうけど、長文を書くにはちょっと窮屈に見えますね……。

2009/12/09

副産物。

次の中間発表に向けてぼちぼち準備中。昨日はTeXをインストールして、WinShellでtexファイルを編集、dviファイルを作るところまで確認してたのですが、より消費リソースの小さいテキストエディタを使えるということで、本来の目的そっちのけで試してみました。
いちばん手っ取り早いのはTeraPadを利用し、TeXやDVIoutを外部ツールとして登録すること。ググれば一発で出てきますが、特に手を入れる必要もなく、DVIファイルが生成できました。で、一つだけ難点があって、TeraPadにはTeXの構文の強調表示ができません(というか、自分が探した限りでは見つけられませんでした)。
コマンドや引数が紛らわしくなるのも困るし、JavaScriptによるマクロを利用することでサクラエディタでも同様の機能が再現できるようだったので、後者の手法をとることに。個人ブログで公開されているスクリプトではうまく機能しなかったので、一部を書き換えて使えるようになったのを確認したところで今日の作業は終了。パスを変数として格納してたのが原因のようだったので、絶対パスを指定するように修正しました。これだったら、システムの環境変数でパスを通す必要もなかったのかな。もっとスマートな解決策もあるんでしょうけど、JS触ったの初めてなんでサッパリです。
おそらくJavaScriptをマクロとして使えるエディタなら似たようなことができるはず。サクラエディタは一通りの形式の強調表示にも対応しており、タブ表示も可能で、機能としては十分です。WinShellのようにエラーメッセージを一覧で表示するのは無理ですが、LaTeXで変換してる最中のDOS窓にエラーメッセージが表示されるので、一つ一つ潰すことになりそう。

2009/12/07

コストの抜きどころ。

たしか今月号のファンライドだったと思いますが、Z2 Di2 (Felt)の記事が目に留まったのでメモ。モデル名の通りDi2を積んだZシリーズにおけるハイエンドモデルですが、7970からはSTIレバー、前後ディレーラー、バッテリー、チャージャー、ジャンクションのみの採用で、クランクセット、ブレーキ、チェーンには互換性のある6700を採用することで\680,400という価格を達成してるっぽい(カセットは不明、ホイールはWH-RS80)。十二分に高価なんだけど、他メーカーのDi2搭載モデルと比べれば安価といえそう。
電動コンポを使っちゃうような人はクランクやブレーキも7900で統一してしまうもんだという固定観念があったので、これは意外というか新鮮に映りました。ガツガツ乗る人にはAR1 Di2という選択肢もあるわけだし、あくまでコンフォートに振るのであれば、剛性の高いクランク・ブレーキは合わない可能性もあるし、このコストの抜き方はありかも。

各社の完成車のスペックシートを眺めてると、RDのみグレードを高くする一方で、ブレーキやクランクをサードパーティ製にすることでコストダウンを図る例が多く見受けられますが、むしろ逆にしてくれればいいのに。性能差の判りにくい変速機のグレードを上げるよりも、せめてブレーキは純正を使ってほしいところ。
電動コンポは置いとくとして、価格性能比を考えるなら6700UltegraにFC-7900を組み合わせるのが良さそうだなぁと思ってたり。BR-7900は体験したことがないので割愛しますが、リアの変速では同等、フロントはむしろ6700の方がよくできてるように感じました。まぁ、多少の重量増は軽量フレームでカバーするということで(ぇ。ハードユースにおいては差が出てくるんでしょうけど、現時点ではBR-6600、BR-6700の制動力に不満は感じませんし、一方でFC-5650やFC-R700と比較してFC-7800、FC-7900は一踏み目から別モノ。近年のカーボンフレームではBBセクションの剛性もメーカー内での位置づけや購入対象層に合わせてコントロールされてるのを踏まえれば、クランクセットは撓まないのがいいというのが個人的な感想。……いいカーボンクランクを踏んだら見解が変わる可能性はありますけど(ぉぃ。

裏を返して、個人的にコストを掛けるべきだと思うのは、走行性能への影響が大きいホイール・タイヤ、ジオメトリがきちんと公開(もしくは実測)されてるフレーム、次点でブレーキやクランクかなぁ。パーツを交換していくのも一つの楽しみだと思いますので、とりあえずフレームを最優先するのも手。
あまり細かいところまで完成車に要求するのは無理でしょうし、月並みではありますが、究極的にはフレームセットに好みのコンポを組み合わせるのがいちばんでしょう。そういった意味ではコンポまで指定できるProject Oneのようなオーダーシステムはユーザーフレンドリーと言えるのかも。
コンポに限定しなければ、シューズ、ペダル、ハンドル、サドルの重要度も高いのですが、このあたりはいたずらにお金をかければいいという話でもないのが難しいところですね。

2009/12/06

Happy Hacking Keyboad Lite2 (PFU)

ジュースをこぼしてしまったことが止めとなったかどうかは定かではありませんが、6年半にわたって愛用してきたFKB-86E (Filco)のキーの一部が一回の打鍵で複数回の入力になったり、キーの反応が鈍ってきたこともあって、HHKB Lite2 (PFU)に手を出してしまいました。PS/2版は昨年12月の時点で販売終了となっており、いよいよ在庫処分が進んでいるようで3,980となってたのを購入。今回もShopUさんにお世話になりましたが、FKB-86Eを購入した時のお礼のメールもまだ残っていてちょっと嬉しかったり。

写真では判りにくいのですが、キーピッチ19.05mmながら全幅が30cmを切るコンパクトキーボードです。英語版ということで、キートップにかな文字が刻印されていないため見た目が非常にシンプル。スペースキーの幅に関しては特にこだわってませんが、変換や無変換キーといった使わないキーは無いほうがスッキリしてて好みですね。日本語配列(かな無刻印)で、キーアサインを変更して活用する手もあるのですが。
キー配列については慣れの問題だとは思いますけど、Backspaceキーが数字キーと同列にない点、CntlキーがAキーと並んでいる点、カーソルキーのみ大きさと高さが違う点、ファンクションキーがない点……が現時点で気になってるところ。Backspaceキーの位置は日本語配列のがいいな。入力した文字のかな変換や英字変換の際にF8、F9キーあたりは意外と頻繁に利用するためFnキーと数字キーの同時押しはちょっぴり面倒に感じますし、半角/全角の代わりにAlt+`を同時押しするにも`が遠くて不便。カーソルキーと同じ大きさでいいので、最上段にEscとファンクションキーが並んでると良かったのに。また、些細な点ですが、DeleteとBSをディップスイッチで切り替えた際にFnキーと同時押ししたときの挙動も入れ替えてくれると便利なのですが。

メカニカルスイッチからメンブレンスイッチになったこともあってタッチにはかなりの違和感が。特に底打ちの感触が大きく異なっており、入力されるまでのストローク深さがまだつかめてません。慣れてくれば軽やかにタッチできそうな予感はあるのですけど、初めはこの違和感に馴染めずにFKB-86Eに戻してしまったり。公称値では押下圧55gですが、個人的にはもうちょっと重くてもいいかな。静電容量無接点方式を採用したProfessional2および同JPでは押下圧45gと軽くなってますが、タッチ数が多い人にはもっと軽い方が合ってるんでしょうか。

うーん、キー配列とメカニカルスイッチを優先させるならMajestouchシリーズのが無難だったかな。ただ、これだけコンパクトだと机を広く使えていいですね。

2009/12/04

PW-AM700-R (Sharp)

7年ほど使っていたwordtank IDF-4000 (Canon)が無残な姿になってしまったのを受けて電子辞書を新調。ヒンジが折れてしまってからも何とか使えてたのですが、最終的に断線してしまったのか画面が表示されなくなってしまったので引退ということに。ずいぶんとお世話になりました。
調べてみると、IDF-4000はワードタンクスーパーシリーズにおける最上位モデルとして登場しており、発売当初(2001年3月)の定価は38,000(購入時には型落ちしてたのでもっと安価でしたけど)。収録辞書は6つと大したことないものの、大画面、辞書間ジャンプ、ワイルドカード、広辞苑には一部のイラストを収録……と機能的には遜色ありませんでした。収録しきれなかったイラストはマニュアルの巻末付録として掲載されてた記憶があるのですが、あれは不可解だったなぁ。

閑話休題。
あまり時間をかけずに選んでしまったのですが、実用系の辞書は必要なかったので、やたらと辞書数の多いCasioは除外。手書き入力の必要性を感じたこともないし、やっぱ割高な印象。SIIはカイテキーと呼ばれるキーボードや高精細な液晶が非常に魅力的でしたが、予算オーバーのため泣く泣く断念。予算も踏まえて最終的に候補に残ったのはwordtank IDF-2100、同C50 (Canon)、PW-AM700 (Sharp)でした。価格帯や収録辞書に関してはC50とPW-AM700がほぼ同等でしたが、画面サイズ・解像度ともに優位だったこと、発売時期の違いから収録された辞書が新しかったことがPW-AM700を選んだ決め手に。wordtankシリーズのジョグシャトルは魅力的だったんだけどなぁ。

まだ使い込めてはいませんが、現時点での感想をば。

表示がきれい。
IDF-4000の解像度が240×160だったのに対して、PW-AM700は480×240となってます。文字サイズを小さくすることで一度に表示する情報量を増やせるし、拡大時のシャギーが目立ちにくいので漢字の細かいところも潰れにくいです。「文字サイズ」キーを押すことで任意のタイミングで文字サイズを変更できるので便利。9ポイントは流石に実用的でないので、主に12ポイントを使用してます。
タブ表示が便利。
見出し語・複合語・成句がそれぞれ別画面で表示され、「切替」キーで表示タブを順番に切り替えられます。IDF-4000では一つの画面内にすべて表示されており、何度もスクロールする必要があったのを考えると、理に適った機能です。また、画面を上下に二分割しての二画面表示も可能になるのはおもしろい機能。
収録辞書は十分。
30コンテンツを収録。広辞苑、漢字源、ジーニアス英和・和英、Oxford現代英英が欲しかったので、それぞれ最新版が入ってて満足。ブリタニカ国際大百科事典はおもしろそうです。家庭の医学やビジネス用語辞典、旅行会話は蛇足に感じてるのですが、将来的には役に立つこともあるかもしれません。欲を言えば、ファンクションキーに旅行会話が登録されてるのを変更できればなぁ。
発音が確認できる。
基本的に音が出る機能は切ってしまうので、発音記号があればいいのではと大して期待してなかったのですが、先日のゼミで役に立ちました。equilibriumとか発音したことねーよ(ぉぃ。ただ、スピーカーがなければキーボード周りの余裕が改善されそうなので手放しでは褒めたくないかも。
薄くて、コンパクト。
厚さ15.1mmはかなり薄い部類(IDF-4000の14.0mmというのもすごいけど)。売り文句のとおり、胸ポケットに収まります。ヒンジに単4電池を内蔵するという徹底ぶりですが、その薄さゆえにキーボードの打鍵感はイマイチ。斜めに押し込むと入りが浅くて入力が認識されないことも。自分の場合は手が大きめでキーサイズ・キーピッチともに合っていないため、typoが多くなるのがネックです。
レスポンスはぼちぼち。
起動に時間がかかるのは玉に瑕。電源スイッチを入れてから画面表示までに2秒弱かかるので、先述したように斜めに押し込んだのではと疑って再度スイッチを押してしまうと電源が落ちます。表示されるのを待つ癖がつきましたが、ホントにスイッチを押し込めてなくて待ちぼうけになることも。また、検索画面で入力が反映されるまでにも微妙に間があるため、つい打ち直してしまいます。検索そのものにかかる時間や解説表示、スーパージャンプといった機能面では特に不満を感じず、快適です。

ちなみに、本体カラーはシルバーとカシスレッドの2色があり、購入したのは写真のとおり。無難にシルバーにするつもりでいましたが、レッドの方が\1,000近く安かったんだもん。

2009/12/03

Google offensive.

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すでに各所で話題になってますが、Google日本語入力のベータ版が公開されてたので早速インストールしてみました。よもやIMEまで出してくるとは思ってませんでしたが、Googleで検索するときの「もしかして」機能の精度を見るに言語処理系の完成度の高さがうかがえますし、ウェブ上の膨大なデータを基にした変換エンジンを積んでるそうです。今回リリースされたベータ版はWindows XP、Vista、7およびMac OS Xにのみ対応ということですが、開発陣にはAnthyに携わった方もおられるそうなので、Linuxへの対応にも期待したいところです。
勤務時間の20%を自由に使っていいという「20%ルール」を利用して開発されたそうで、GoogleのSEはすごいです。いっそ褒め称えるのにもっと適切な表現も予測変換してください(ぉぃ。

ちょろっと使ってみた感想としては、サジェスト機能と呼ばれる予測変換がそこそこ秀逸で、特にIT関係の新語がすでに変換辞書に含まれているのが便利です。ただ、単語ごとの予測精度は高いものの、連文節変換はMS-IMEとあまり大差はないかな。MS-IMEは長い文章を打ってしまってから変換しようとすると、先に入力した文節が勝手に変換・決定されてしまうのが難点でしたが、Google日本語入力ではそういうこともなく。あまりに長いと変換に時間がかかるようになりますが、このあたりはトレードオフか(「このあ」まで入力したところで、「この青空に約束を」が変換候補に出てくるあたりは流石)。
感覚的にはソニーエリクソンがケータイ用IMEとして搭載していたPOBoxを連想させます。長い文章を文脈などを考慮しながら変換するよりは、単語ごとに正確に変換するような使い方が合うと感じました。ユーザーが変換した結果を基に辞書が学習していくのは他のIMEと同様ですが、将来的にはネットワーク経由で辞書が更新されたりするとおもしろいかも。

スタンドアローンのアプリケーションとしてはGoogle ChromeやPicasaもあるし、Google Chrome OSまで開発中だし、一つのプラットフォームとして確立してきてます。Googleストリートビューは熊本にも対応したし、この勢いはまだまだ留まることはないようです。

2009/12/02

火の用心。

おそらく数年ぶりになるのですが、ゼミ終了後に火災避難訓練。あまり関係のない建物から出火したという設定で、むしろ火災現場に近づいてしまう避難経路で集合場所へ移動し、消防隊員によるありがたいお話と消火器を用いての消火の実践と、小学生のころとまったく同じメニューでした。人数はかなり多かったので、消火の様子は見ることができず、風向きが変わった際に油と消化剤の臭いがきつかったくらい。
寒かったせいもあるんでしょうけど、途中で戻っていく人たちも多く、啓蒙活動としてもどれだけ効果があったかは不明です。……とか考えてたら、昨年よりも避難完了までにかかる時間が1分ほど短かったそうで、この活動に意義があるという総括がなされてました。自分はこれを聞くまで毎年やってるのを知りませんでしたけど。

空気が乾燥しやすい時期ですし、ここしばらくはまとまった雨も降ってないので、火災には注意しないと。で、このタイミングでウエパの倉庫では火災が発生したそうで。大事になってなければいいのですが、やっぱ用心が必要ですね。

2009/12/01

Who's running?

12月になると毎年のように書いてる気もしますが、今年も残すところ31日となってしまいました。……ということを昨年もやはり書いてました。
読み返してみると昨年の今ごろはちょうどMHP2Gにハマってたのですが、現在でもぼちぼちやってます(ぇ。新しくキャラクターを作って、ひたすらソロで進めながら上位クエストの後半まで。当初はランスと大剣をメインに使ってましたが、今回は弓ときどきハンマー。各種アイテムの使い方や相手の弱点が判っているので、装備が貧弱な序盤でもそこそこ楽です。2.5kのソフトでこれだけ遊べるとは思ってなかったなぁ。

12月といえば、師が走ると書いて師走ですが、走ろう走ろうと思っていながらなかなか……。評価の高いGYRO V270 (Minoura)あたりを導入してみようかしら。

世相よりも一足早く2010シーズンに入ってる自転車業界ですが、サイスポ今月号に目を通した節子が言うには「'10モデルはエアロ形状のフレームが多い」とのこと。まぁ、一昨年くらいから見受けられた傾向だし、あまり大きくないブランドが流行に乗ってきたのと、トレンドとして打ち出したい雑誌が取り上げる機会が増えたと見るべきじゃなかろうかと。UCIによって制限された最低重量6.8kgを(一定の性能を維持しつつ)下回ることはメーカーにとって難しいことではないし、ホイールと同様に開発の方針として空気抵抗に目を向けるのは必至だったと思います。

個人的には剛性コントロールに期待してます。SpecializedやCannondaleあたりを筆頭に、特にBBセクションの撓みを抑え、入力をできるだけ出力に換えられるフレームが台頭している中で、GDRが提唱した撓みを利用して進むフレームというのは非常におもしろいアプローチだと思いますし、興味があります。Columbusからは自社の代表的なスチールパイプの名を冠したSLXというカーボンフレームのリリースが予定されてますが、ただ知名度を上げるためだけに付けられたのか、その乗り味をも再現したものとなるのか、気になるところです。