2009/08/31

止め。

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ついにポッキリとやってしまいました。英語のゼミが終わってから使用頻度が下がっていたのですが、いつものように畳もうとして手応えの無さにびっくりしました。流石に片側だけでは支えられないようです。ただ、配線等はまだ生きてるみたいなので使って使えないことはないハズ。

8月も最終日ということで、夏休みの宿題が最後まで終わってなくて苦労してた状況を思い出しながらも、今もって大して変わってない現状に苦笑するしかありません。とりあえずプレゼンとしての体裁は保ててると思うのですが、ちゃんと発表できるかも懸念事項だし、内容についてもツッコミの集中砲火は必至。まぁ、通過儀礼といいますか、勝手気ままにやっててもしょうがないので、これから半年分の方針を見つけられるようにしたいなと。
とにかく明日・明後日を乗り切ってしまえば、夏休みの後半戦がスタートです(ぉぃ。

単に好き嫌いの問題ですが、発表用のプレゼンはMicrosoft OfficeではなくOpenOffice.orgで作成中。OOoは数式エディタがお利口さんなので重宝してます。ただ、使ってるコンピュータそのものが貧弱なせいで、OOo Impress、OOo Writerとプログラム環境、画像ビューワあたりを同時に開きながらブラウジングすると、gdi.dllあたりを巻き込んで落ちるのが難点。環境依存の問題かどうか判りませんが、Opera 10.00RCも安定性という面でイマイチのような気も。

2009/08/30

Seeing off.

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借りてた工具を返却するために部室へ寄ったところ、四国合宿組がちょうど準備中だったので、節子といっしょにお見送り。出発時間が予定よりも遅れるのはもはや年中行事。旧ホームページにアップされてた要綱が非常にてきとーだったのでちょっと不安だったのですが、無事に集まったようで。あとは忘れ物がなければいいんですけど。ついでに、参加するわけでもないのに集合写真に混ぜてもらいました(ぇ。
今回の合宿は前泊なしで、今日は竹田までということで、昨年までの無茶なコース設定と比べても距離が抑えられてて一安心。走ろうと思えば一日で佐伯まで行けるのは実証済みだし、すでに新歓ランで走った立野、あとは坂梨からの滝室坂さえ越えれば波野から先は下り基調だし。そもそも体力のある面子が揃ってるので走りに関してはあまり心配してないのですが、まだまだ不慣れな点も多いと思うので、とにかく事故や怪我がなければいいなと。四国では勇者が合流するつもりでいるようでしたが、はたして無事に落ち合えることやら……。

自転車に乗るにあたって一番重要なのはサイズが合ってることだと口を酸っぱくして言ってるのですが、かく言う自分のTCRはMサイズで大きめ(というか大きすぎ)なのが玉に瑕。自分の身長があと10cmあればドンピシャでした(ただ、脚長とヘッドチューブ長のバランスは悪くないと思う)。ポジションを出すのにかなり苦労したこともあって2台目となるRHM9はそのあたりに気を使って選んだのですが、クシさんとこにちょうど良いサイズのフレームがあったことから本気で載せ替えを検討中です。……まだ残っていれば、の話なのですが。あとは状態もよく見せてもらってから。

発表の準備のために研究室に入り浸ることによって、(主に現実逃避の名目で)規則的に食事が取れるようになるという相反する状況に。休日は下手すると一日一食なんてざらなので、ある意味では悪くないんでしょうけど、運動量がほぼ0なのが問題。カロリー過多だなぁ。明日はエレベータが点検のため止まるそうですが……、その時間帯もきっと外には出ないんだろうな(ぉぃ。

2009/08/29

先着。

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今日からVuelta a Espanaが開幕。ジロ、ツールと比較するとどうしても影の薄いブエルタですが、自分としても直後に控えてる世界選手権の方に注目してたり。スタートリストを見た感じでは、リクイガス・ケスデバーニュあたりが気合を入れてるっぽい。クネゴちゃん、バッラン、シュレック兄弟は調整レースみたいな位置付けなんだろうな。注目すべきはアスタナの一員として出走するヴィノなんでしょうけど、ドーピング明けとあっては以前ほど応援したい!とは思えなくなっちゃったなぁ。

8月中のアルバイトは昨日でお終いだったので、まずは中間発表に向けていそいそと準備中。シンドバットへのポタや花火に誘ってもらったのに、蹴ってしまうことになって非常に申し訳なかったです。今のところ、自分の中での優先順位というか、最優先事項は一つに固まってるので、まずはそれに向けてやれることからやっていこうかと。
……とは言いつつ、勇者は広島を突破したみたいだし、現役勢も明日から四国へ合宿だし、光さんも通潤橋を目指して走ってこられたそうで、こんな天気の良い日にパソコンと睨めっこしてるなんてもったいないなぁと思わなくもないのですが。

SDHCに対応したカードリーダが必要になった件に関して、BSCRA26U2 (Buffalo)を購入してきました。\1,280@ヤマダ電機で、Amazonとほぼ同価格。本体上面には各スロットに対応したカードがイラストで描かれてますが、個人的にはむしろ蛇足。microSD用のスロットが独立しているので、アダプターを介さずにW63SAのデータを読み込める点を評価しての選択ですが、各スロットは排他的利用になってるのが盲点。パッケージには特に明記されてなかったので油断しましたが、カード挿入時にリムーバブルディスクとして認識され、複数のスロットを同時に利用することは不可能でした。ホームページには記載されてますが、せめて型番で区別できるようになっていれば。
リーダの接続時に各スロットがリムーバブルディスクとして認識され、マイコンピュータにぞろぞろとアイコンが並ぶのも混乱の元となる可能性はありますが、データの移動など、複数のメディアを同時に使いたい状況ってけっこうあると思うんだけどなぁ。まぁ、そういった使い方をしたい人はもっと高いのを買ってくれという話になるんでしょうけど。
とにかく、いちばんの目的だったSDHCには対応しているし、これまで使ってたリーダも同時に使えばいいだけです。安かったのに免じて目を瞑ろうっと。

2009/08/26

四角い空。

いつの間にやら8月も最終週に突入してました。あれ? 俺の夏はどこに?
Foricoでコピー機をお借りしたところ、親切な見知らぬ誰かが自分のために前もって\100を入れてくれてました(違。自分のラッキーは今月17日と一昨日でだいぶ消費してしまってる気がするので、ここで浪費するわけにもいかないだろうと店員さんに届けて、白黒でよかったので10でコピーしてきましたけどね。

日光は強く、気温もそれなりに上がりますが、湿度が低いため何となく秋めいてきたように感じる今日この頃。昼間でもちょっと走れば風が気持ちいいし、この気候の中を阿蘇とか矢部とかに行ったら楽しいだろうなぁ。あぁ、研究室の窓から見える雲ひとつない青空が恨めしい……。週末からは曇りになるみたいだし、気づけば中間発表が目前に迫ってきてたので、9月初旬までもう一頑張りしないと。高千穂リベンジはその後にでも……。

これまで気にすることもなかったのですが、使用しているメモリーカードリーダーがSDHCカードに対応していないという事実が発覚。LX3の画像を取り込もうとして何度かうまくいかなかった後に気づきました。他のメモリーカードと比較しても普及率は高いと思いますが、手持ちの製品でSDHCに対応してるのはLX3が初めてでした。EX-Z55もSDカード(しかも1GBまで)を使ってたし、型落ちで機種変が安く済んだW63SAもmicroSD、もっと古いW32Hに至ってはminiSDにしか対応してないので、大容量化とは無縁だったなぁ。唯一、PSPでアダプターを介してmicroSDHCを利用したくらいか。
とりあえず安いものでいいので、暇を見つけて買いに行ってこようっと。

2009/08/25

No damage.

昨日の160kmポタの影響か、今朝は泥のように8時間睡眠。それでも筋肉痛のようなダメージはなかったので、やはり運動強度としては低めだったよう。むしろ、普段のがアホみたいに飛ばしすぎで、これくらいがポタとしては普通なんじゃね? 物足りないくらいがちょうどいいって言うし。……ネコちゃんが同じように感じてるかどうかはまったくもって疑問ですけど。

で、自分へのダメージはほぼゼロだったのですが、TCRのBB周りから異音が出始めてたのが懸念材料。一定の間隔で足裏に小さな振動が伝わる感じで、ディレーラーの調整や、クランク周りの分解・増し締めで解決できればいいのですが、何となくSM-FC7800が怪しい気もしてます。ハブやホイール、RDなど、ベアリングに気合が入ってるものだと価格が一気に上がるDura-Aceですら、このパーツに関しては下位グレードとの価格差が小さく、さらにSM-BB7900では値下がりという不思議っぷり。これが企業努力の成果なら問題ないのですが、このご時勢に限って、ねぇ。
記録が残ってないので正確ではないものの、たしか2006年のサイクルマラソン天草の前にFC-R700を導入した際に合わせて交換したはずなので、3年半という使用期間を考えれば交換時期としても妥当なのかな。サードパーティ製のものも増えてきてるので、ちょっと冒険してみるのもおもしろいかもなぁ。

勇者は本日から個人ツアーだそうで、Gringoを駆って旅立って行きました。予定では中国・四国地方を回ってくるみたいなので、お土産とかお土産とかお土産に期待してます。まぁ、とにかく無事に帰ってきてくれれば良いんですけどね。Gringoが(ぉぃ。

2009/08/23

日曜工作。

久しぶりのアルバイト@芦北。
半年ほど行ってなかった間に南九州自動車道が芦北ICまで開通してました。前回までは田浦ICで降りてたのですが、ひどく狭いR3を抜けずに芦北まで行けるのでかなり便利。しかも日奈久~芦北間は無料です。まぁ、民主党が政権を取ったら高速道路が無料になるそうなので、大したアピールにはならないかもしれませんけど。ついでに自転車にも開放してくれないかな(ぉぃ。
相変わらず拘束時間は長めでしたが、意外なことに滞りなく進行し、ちょっとだけ早めに帰って来れました。

というわけで、カメラのキタムラに寄り道して、商品棚の奥にひっそり置かれていたLC-1を購入してきました。もともとGX100、GX200 (Ricoh)用のレンズキャップなのですが、簡単な改造でDMC-LX3にも取り付けられるようになると聞いていたので、通常のキャップが合わないようだったらすぐにでも交換したかった部品。爪の部分を全体的に削って押し込みました。アダプター用のねじを潰す恐れがあるので、頻繁な付け外しには向きません。また、望遠側でのケラレ対策はまだやってないので、上部左右にケラレが出ます。40mm相当くらいまでなら大丈夫っぽい。
でも、めっちゃ便利です。レンズキャップを外すという習慣がないもので、ついつい電源ボタンを入れてから警告メッセージで気づかされることがあったのですが、自動でキャップが開くので気にせずに使えますし、レンズがせせり出てくるギミックがメカメカしくて大好きです。純正品の登場を望む声もよく聞かれますが、Panasonicにはこういった商品の後出しは得意そうな印象があるので是非やって欲しいなぁ。
GX200やLX3と似たようなコンセプトの新商品として、Powershot S90 (Canon)が発表されたことだし、レンズ一体型のハイエンドコンデジの市場がもっと活性化されるのを期待してます。

ついでに、雨の中を走る羽目になったRHM9のメンテ。ブレーキシューの汚れを拭き取って、ワックスがけ。注油もしようと思ってたのですが、ルブを部室に置きっぱなしなので次の機会に。いちばんの被害としては、フロントの点滅灯として使用していたMX1-W (Antarex)が常時点灯するようになってしまったことくらいか。R55C3のウェット耐性は確かに上がってると思います。

2009/08/22

プレ・ツールド湯平。

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スチールさん、パイロットさんのお誘いで、ツール・ド・湯平の下見にご一緒させていただきました。前日が飲み会だったのですが、帰宅後にかなりの量の水分を摂取したおかげか体調面への影響は無し(早起きがちょっとつらかったけど。

ミルクロード~やまなみハイウェイ~湯平温泉までトランポ。そこで自転車を準備してからコースの下見に出発。距離にして70kmほどというコースプロフィールが出てたので、スタートは10時過ぎでした。
温泉郷が川沿いに位置するため、スタート直後は斜度のある上りが続きます。まともに走るならきちんとアップしてから望みたいところ。しばらく上って、一つ目のトンネルを抜けると下り基調の緩いアップダウン。バイクでは初めてご一緒することになったパイロットさんの前を走るも、自分がコースを把握してなかったので交差点で押し出しの形をとることに。途中、大きめの交差点でコースミス。直進するはずの交差点でK621へ右折してしまい、男池方面へ。上りコースとしては悪くなかったのですが、ミスに気づくまでの5kmほどをロス。ちょうど土産屋があったのでソフトクリームをいただきました(最近こんなのばかりだな。

正しいコースに戻り、本峠トンネルを通過したあたりから広域農道に入ったことを知らせる看板が。オレンジロードといい、マミコゥロードといい、雲仙グリーンロードといい、広域農道と名のつくルートには苦しめられた記憶しかないのですが、またしても。斜度10%を超えるようなアップダウンの連続。距離が長いこともあって、先に進むたびにきつくなる罠。いったんは遅れていたパイロットさんのアタックにカウンターを入れて捲くったら、余計に疲れました。
久住高原のアーチをくぐったところで進行方向に雨雲が見えてきたため、コースを変更して、道の駅ながゆ温泉へ。「嗚呼 隼」に入って醤油ラーメンをいただきました。補給も済んだところで14時。まずは湯平温泉まで戻らないことには話にならないので、ドイツ村入り口から本峠まで一気に上りなおすことに。
本峠トンネルを通過したところでついに雨がパラつきだしました。ここからスタート地点まではトンネルを4つ抜けることになるのですが、一つ通過する毎に雨脚が強くなるという酷い状況。こんなことならRHM9ではなく、1000でも持って行くべきでした。やっぱ防水ケータイが欲しくなるなぁ。

とりあえず上着だけは替えを持って行ってたので、体の冷えは手遅れだった感もありつつ着替えてから帰路につきました。ミルクロードを下って大津に出たときには土砂降りに。晴れ男を自負してたのに……。

いったん帰宅してから、クシさんも交えて飲み会に呼んでいただきまして、コース料理に舌鼓を打ちながら、普段なら注文しないようなお酒を飲んで、久々に酔っ払ってしまいました。帰宅後、フローリングの床で寝てしまうという醜態を晒しつつ、薄れ行く記憶の中でメールを打ってたみたい。べ、別に変なことは書いてないんだからねっ。……たぶん。

ツール・ド・湯平の本番は10月初旬だそうで。今回は途中までしか走れなかったので、怖いもの見たさで参加してみたくもあるけど、FC-7950が欲しくなるなぁ(ぉぃ。

2009/08/21

おつかれさま会。

天草まで走ったからというわけではないのでしょうが、早くも脱皮中。それでも今年は遅いほうか。
今日は朝から所用を済ませて、とりあえず脚を回すだけ。トレコースに向かうK31を途中で左折して電車通り沿いに出て、YMCAから熊本城方面へ。平日で交通量が少なかった上、石垣に沿った緩い上りを楽しめる好コースでした。

大学院の入試が終了したということで、研究室の面子との飲み会に参加。バイトの都合を聞いてもらって、飲み会の頭から合流することができました。
同級生のみで飲みに行くのは初めて?になったのですが、お腹いっぱいになるまで食べて飲んで、楽しい時間を過ごさせてもらいました。さしあたって中間発表が終わってしまえば、多少は余裕もできると思うので、いっしょに何かできればいいなぁ。全員が同じ研究室に残るのは無理のようですが、それでも同じ大学院に進めれば、また集まれるんじゃなかろうかと期待してます。そのときは是非とも呼んでもらおうっと。

2009/08/20

チャンポタ。

エディと勇者、筆ペンを巻き添えにしてポタリング。OB勢はブランクがあるからなぁということで、あまりハードにならないよう平地メインでコースを設定し、天草までチャンポンを食べに行くことにしました。
自分が夕方からバイトに入っており、昼間は暑くなることが判ってるので、少し早めの午前8時に部室に集合。珍しいことに遅刻者ゼロでした。白山通り~流通団地~ウキウキロード~K14~R266で、宇土半島を下から時計回りに。ウキウキできないウキウキロードを40km/h超で牽いてみましたが、流石に疲れました。ボルトすげぇな。水分の摂取量が半端ないので、普段よりもコンビニ休憩の頻度は高め。やっぱ2ボトルが必須でした。

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宇土半島に入ったところで、道の駅「不知火」でデコポンソフトをいただきました。存在は以前から知ってましたが、食べるのは初めて。ソフトというよりはジェラート状で、もうこの冷たさと甘酸っぱさがたまりません。再出発後はフリーラン状態で、上りに差し掛かるたびに後続がいなくなっていく罠。いったん信号に捉まってしまったところで、勇者・筆ペンと合流して残りはのんびりと。

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三角港を過ぎてからは、一号橋までの上りで苦しめられ、橋上では横風に苦しめられ、その先では後続の大型トラックに追いかけられました。で、ちょっと道を間違えましたが、一号橋の先にある大空食堂でチャンポンをいただきました。量多杉。食べ始めた時点で麺が見えてない、というか、キャベツしか見えません。終盤は何かの罰ゲームのようでした(ぉぃ。モントレと同じで、リターンマッチはないな。

復路はR57を時計回りに。宇土マリーナまで行ってしまってから休憩を取るつもりでいましたが、不調の勇者を見かねて手前のコンビニで休憩。その後は持ち直したように見えたのですが、さっくり千切ってしまいました。申し訳ない。網田を過ぎてからは追い風基調だったこともあって、好調なペース。筆ペンがツキイチだったので、前を牽かせれば良かったなぁ。止まってしまうと途端に暑さを感じるので、赤信号の恨めしいこと。
R501との交差点にあるポプラで最後の休憩を取って勇者と合流。熱中対策水という商品が安売りされてたので、これはタイムリーだと飛び付いたのですが、飲んでみて安くなってた理由が解りました。ナトリウムが入ってるためか、おいしくない。もとい、まずい。成分としては体に優しいみたいなので、味を我慢できる方は是非。

R3~流通団地~白山通りも先頭固定で、後続を千切りながら疾走。振り返るたびに人間が減っていき、そして誰もいなくなった……。
変電所の前で勇者が追いついてきたので、そのまま自宅の近くで離脱することを伝えてから別れてきました。100kmくらいで、ave.27.5km/hほど。30km/hを狙ってたのですが、この暑さでは流石に厳しいか。走れるうちに脚を作っておいて、また菊池スカイラインとか、ミルクロードとか、やまなみハイウェイとか行きたいものです。

写真と合わせて追記。
白山通りまで帰ってきたところで勇者が「ゲリラ豪雨でも降らないかなぁ」とか言ってたのですが、バイト帰りにゲリラ雨に遭いました。ポツポツと降ってきたのが、あっと言う間に土砂降りに。……勇者め、覚えてろよ。

2009/08/18

RHM9 (Anchor)

cyclowiredでRHM9のレビューが上がったときに自分でも書こうと思ってたのですが、何となく癖みたいなものが掴めてきた気もするので備忘録がてら。

数少ない国産ブランドとしてBridgestoneがリリースしているAnchorのハイエンドモデルにあたるのがRHM9。現行モデルは2007年にメジャーチェンジしたもので、自分のは2008年に追加されたレーシングホワイトです。本音というか、当初はレーシングレッドしか考えてなかったのですが、ちょうど潮干がRCS8のレーシングレッドを購入しやがって、被るのを回避すべくホワイトを選択。ちなみにカラーオーダーにも対応してるので単色でも構わなければ好きなのが選べます。
2台目にあたって、いちばん重要視したのがジオメトリ。2005年に購入したTCRのMサイズはパーツ交換でやりくりしてポジションを出しましたが、やはり水平TT長555mmというのは身長170cmの自分には分不相応だったようで。水平TT長535mm、ついでにホイールベースもあまり長くないもの、さらにリアセンターも短ければ良し。RHM9に限らずAnchorはサイズによってフォークのオフセット量を変化させていて、トレール量が大きくなることによりハンドリングが軽くなることも期待。
購入当初はUltegra・105を中心に、クランク、BB、ホイールのみ78系Dura-Aceに。2009年に入ってからブレーキ、BB、ホイール以外を79系Dura-Aceに換装してます。

ハイエンドモデルながら他社のトップグレードと比較すると安価で、コストパフォーマンスは高めですが、高級フレームと比べるには役者が不足してる感は否めません。もともとの設計コンセプトが「ロードレースにおける巡航速度域での反応性の良さ」を狙ってるようで、特にゼロ発進では重さを感じます。同様にヒルクライムでも、TCRと比べてモタつきが気になるのが難点。まぁ、「そんな低速での状況は考慮してないよ」と言われれば、あとは鍛えるまでなのですが。
逆に、平地なら40km/hあたりでの巡航は楽に感じるし、そのまま短い上りに突っ込んでもサクサク行けてしまう感じ。どちらかというとケイデンスで走るのが似合うフレームかも。ホイールの特性が素直に反映されるらしいので、硬いと言われてるKsyriumシリーズやディープリムホイールと組み合わせるとまた印象が変わりそうです。WH-7801自体も軟らかめだと思いますし。

欲を言えば、Anchorにはさらなる上位モデルを開発して欲しいところ。自分の貧脚ですらBB周りに軟らかさを感じるし、チェーンステーにももっと縦剛性を持たせてもいいと思います。ドラゴンクローヘッドが意匠以外にも貢献してるのか判りませんが、フォークも含めてヘッド回りは悪くないです。
プロトモデルのテストなどの噂も聞きませんし、11年目でのモデルチェンジはないかもしれませんが、大口径ヘッドチューブの採用やBB下まで回りこむようなチェーンステー、素材を変更しての全体的な剛性アップあたりを期待したいところです。