2010/01/31

At my leisure.

例年だと、新年が明けてからあっと言う間に1ヶ月が過ぎちゃったなぁ、こんな感じで12ヶ月が過ぎていくのかぁ、と思ったりするのですが、今年の1月は感覚的に長かった気がします。充実してたとまではちょっと言い過ぎですが、一つ一つを意識しながら取り組めたような感触はあります。バイト然り、学業も……たぶん然り。ただ、自転車の走行距離は壊滅的ですね(汗。ここ数日、過去ログに目を通す機会があったのですが、昨年・一昨年と比べると全然。体重計とか体組成計には怖くて乗れません。とりあえず、ここから3週間は作業をきっちりこなしていって、それ以降は後顧の憂いなく走り回って天草に備えたいところです。

Allianceのペダルを交換して試走に行きたかったのですが、朝から雨ということで、だいぶ前からやろうと思ってた自動車の運転を決行してきました。免許を取得するまでの顛末もこのブログに書いてきましたが、取ったはいいものの滅多に乗る機会がなかったもんで。かなり久しぶりでしたが、少なくとも鎖骨を骨折して3ヶ月ほど空けてしまった後に初めて路上教習に出たときに比べれば、ブランクがあった割にまともに乗れて一安心でした。あとは挙動に慣れれば何とか。自転車と違って、特に左カーブで曲がるときに遠心力で外側に荷重がかかるのが気持ち悪いです。コーナーの内側に車体が傾くように設計できないもんでしょうか(ぉぃ。
来年度は乗る機会も増えたりするのかな。行動範囲で考えれば自転車だけでもほぼ事欠かないような気もするのですが。

2010/01/30

I'm a visitor, ain't I...?

TCR Allianceに付けてるペダルを交換するにあたって、手持ちの工具ではどうにもこうにも外せなかったので、クシさんとこへ持ち込んで外してもらいました。木ハンマーを使っても固着したままでしたが、最終的にはペダルを踏みつけながらペダルレンチを押し下げることでようやく緩みました。
そのまま、納車に来られたお客さんにシフターやフロアポンプの使い方をお教えしたり、ヘルメットを探しに来られたお客さんの相談に乗ったり。そういや、サークルの後輩が自分のバイト先をクシさんとこだと勘違いしてたらしいです。ただのボランティアさんですよ? ついでにTubular 1.0 (Alexrims)が入手できるかどうか確認してもらうことにしました。Giant P&Aではカタログから落ちて久しいようですが、本国ではまだラインナップに残ってるし、とりあえずダメ元ということで。後で気づいたけど、フタバ商会もalexrimsの代理店をやってるみたい。海外から取り寄せたりできないもんかな。

しばらく1000に乗ってたせいもあるんでしょうけど、Allianceはやっぱブラケット位置が高いかなぁと。特にダンシングで車体を振るときに安定しない印象を受けました。サイクルマラソン天草にはRHM9とAllianceのどちらを持ち込むかまだ決めかねてますが、それまでにハンドルやステムの交換を検討したいところです。誰か100mmで74°のステムを余らせてないでしょうか。もしくは400mmのシャローハンドルとか。……無いか。ホイールについては、チューブレスをネタにしたばかりで恐縮ですが、パンクが怖いのでRS80を持ってくと思います。

いつの間にかクシさんとこでRMZ (Anchor)の購入ムードが高まってる今日この頃。ジオメトリがほぼフルーオーダーに対応してる上に剛性コントロールまで可能ということで非常に気になってはいるのですが、\480,000という価格設定はかなり強気に見えます。RHM9 RSがまだ\270,000というのを考えれば、\350,000あたりで出すのが適正だったように思うのですが、専用のフィッティングマシンやソフトウェアも合わせて開発されたようなので、それだけ気合が入ったモデルということになるんでしょう。でもなぁ、NXR Instinctより高いのはなぁ……。どっちにしろ、しばらくはフレーム替えない(=買えない)と思いますけど、水平トップチューブ長530mm、ヘッドチューブ長125mmとか指定できるのは理想的です。

2010/01/29

An astronomical observation.

幼い頃に興味を持っていたのと、今では理科の授業で扱うこともあって、天気が良い日にはバイト帰りに空を眺めたりすることも多いのですが、今夜は冬の大三角の近く、シリウスとプロキオンの延長線上に明るい赤い星を見ることができました。冬の星と言えば、冬の大三角を作っているベテルギウス、プロキオン、シリウスに加えて、リゲル、誕生星座でもあるカストルとポルックスあたりは割とすぐに見つけられるのですが、レグルスにしては位置が高いし、そもそも赤くないということで、帰宅後に調べてみました。

で、どうやら火星のようです。ちょうど太陽-地球-火星が一直線上に並び、地球と火星が最も接近するのが28日だったそうで。2年2ヶ月に1回という周期で接近するそうですが、今回は小接近とのこと(次回の大接近は2018年7月25日ごろ)。大接近と比較して視直径は約1/2になりますが、それでも満月にもかかわらず肉眼で観察できます。教養の選択科目で天体を取ったこともあるのですが、やっぱロマンがあるよねぇ。

ちなみに、ちょうど良い星図が見当たらなかったので、国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクトで開発されているMitaka、その派生版であるMitaka PlusMitaka++を利用させていただきました。自宅のPCでさながらプラネタリウムみたいなことができて、しかもフリーウェアだなんて……。そういや、調べてて知ったのですが、オリオン座の右上におうし座があるんですね。すばるやプレアデス星団、アルデバランは名前だけは知ってたのですが、実際に意識して見たことはなかったので今度の晴れた夜にでも確認したいところです。

2010/01/28

The escapism.

何を思ったか、この忙しいタイミングでテンプレートを入れ替えてみました(ぉぃ。これまではデフォルトのテンプレートの一部を書き換えて使ってたのですが、特にHタグの使い方が気に入ってなかったので。テンプレート配布サイトを見て回ったのですが、デザインを重視したものはページ幅が固定されてるものが多くて困ります。新聞や本、テレビといった表示サイズが固定されてる媒体と違って、解像度に合わせて柔軟に対応してこそウェブサイトだと思います。ついでに、記事ごとのタイトルを変更しておこうかと。bloggerはページタイトルがそのままパーマリンクに設定されてしまうため、仕方なく日付を入力して、本文の方に見出しタグを置いてたのですが、いったん公開してパーマリンクを決定した後に下書きにすることで検索エンジンのクロールに引っかかる前にタイトルを変更できるそうです。検索で引っかかるにしてもタイトルから内容が類推できた方が便利だし、変更直後はどうなるか分かりませんが、長期的に見れば良いかなと。

だいぶ前から出るぞ出るぞと言われ続けていたAppleのタブレットPC「iPad」がついに登場。相変わらずSteve Jobsのアプローチはおもしろく、iPhoneをそのまま拡大したようなモデルになってます。デザインもさることながら、iPhoneOS 3.2を搭載している点や、iPhone用のアプリケーションに対応している点が特に。iPhoneが開発環境や対応アプリがPCライクなケータイだったのに対して、iPadはケータイライクなPCといった印象。ケータイと同じようにリビングに置いといて、空き時間にメールをチェックしたり、ふと疑問に思ったことを調べるためにブラウジングしたり……。処理性能、画面解像度を高スペック化したiPhoneといった風体で、コンピュータという在り方を意識させない点では非常に興味深いです。

ただ、逆に言えば、MacOS Xを積んだタブレットPCの登場が遠のいたという見方もできそう。マルチタスクに対応していない点も裏を返せば、Apple A4 Proccesorではまだ力不足だし、OS Xを快適に動かせるほどのプロセッサではiPadを作れなかったということの表れでしょう。日本での販売がどうなるのか現時点では不明ですが、3G対応機種はSoftbankが扱うことになるのでしょうか。料金プランが気になるところですが、ユーザー視点では大きなケータイというよりは小さなPCと受け取られるでしょうし、ケータイと同じでは受け入れられにくそうな気もします。

iPhoneと比較して携帯性というアドバンテージを失うことになるので、電子書籍や音楽配信といったコンテンツがどうなるのかも気になるところ。また、スタンド・ドック・外部キーボードを兼ねたiPad Keyboard Dockがオプションとして準備されてますが、据え置き機としては実用性に疑問符。でも、iPad Caseはデザインも含めて秀逸だなぁ。

2010/01/27

サブホイール。

いつぞやのポタで通潤橋に向かった際に、1000を貸してたほぐしが派手にすっ転んでWH-7701をダメにしてしまったことがあったのですが、本人がまだ気にしてくれてたようで代わりのホイールにして返してくれるんだとか。ちょっと時間が経ってしまったこともあって、今となっては手持ちのバイクにはすべてホイールが付いてるし、何度か遠慮する旨を伝えたりもしてたのですが、先日の事故でOpenProを曲げてしまったのでお言葉に甘えようかと物色中。とは言え、よほどキャラが立ってるホイールでなければ使い分けにくいかも。以前からチューブラーホイールは手元に置いておきたいと思ってたので、Lasser (Novatec)の入手性が下がってしまった今では、ALX460 (A-class)かEA70X (Easton)あたりに落ち着くか、コストパフォーマンスがやたらと高いWH-6700でチューブレスホイールを増やすか、Reflexで組み直すか、あたりが選択肢かな。EA70XはリムがTb-25 (Kinlin)だという話もあるので、もし事実ならパスかな。ALX460のリムはTubular 2.0 (Alexrims)っぽいです。Tubular 1.0ならかなり魅力的だったのですが、ジョイントが溶接でないのとアイレットが無いのが気になる。完組みだとそこまで気にしなくていいもんでしょうか。Tubular 1.0のリムが単体で販売されていれば、Reflexの代わりに入手してみたいところ。

憧れのホイールといえば、やはりディープリムのカーボンホイールで、ちょっと頑張れば手が届きそうな価格帯が設定されてるBORA Oneあたりが憎らしいくらいに魅力的なのですが、今が旬と言えばチューブレス対応ホイールではなかろうかと思います。各社からのラインナップが出揃うようになり、あとはタイヤが充実すればユーザー数の増加につながるんじゃないかなぁと。自分もWH-7801-SLにFormula Pro HCの組み合わせで使ってますけど、クッション性の高さと特に下りで体感できる路面抵抗の小ささは特筆モノです。着脱にまだ慣れてないのでロングライドではクリンチャーが安心ですが、そこさえ乗り越えれば常用したいくらい。というわけで、以下はチューブレスまとめ。

ホイール

Shimano
WH-7850-C24-TL、WH-7850-SL、WH-6700
Campagnolo
Shamal Ultra 2-way Fit、Eurus 2-way Fit、Zonda 2-way Fit
Fulcrum
Racing Zero 2-way Fit、Racing1 2-way Fit、Racing3 2-way Fit
Mavic(非公認)
R-sys、Ksyrium SL、Ksyrium Elite
A-class
ALX730、Aurelia
DT Swiss
RR 1450 Tricon
Corima
Aero+ Tubeless
Huchinson
RT1

CampagnoloやFulcrumが2-way Fitシリーズとしてラインナップを更新してきたためにShamal UltraやRacing Zeroといったハイエンドモデルが充実する一方で、実版価格で\30,000台というWH-6700の存在が大きいと思います。コストパフォーマンスが高すぎます。後述のFusion2 Tubelessと問題なく組み合わせられるようであれば、クリンチャーとほぼ同額の投資でチューブレスが使えます。二人の後輩が同時期に購入してましたが、個人的に練習用に欲しいなぁと思ってるとこ。

タイヤ

IRC
Formula Pro HC/SC、Formula Pro RBCC、Formula Pro Top Secret、Formula Pro X-Guard
Huchinson
Fusion3、Fusion2、Atom、Intensive

IRCのチューブレスタイヤの充実度もまた注目すべきなんでしょうけど、今年はFusion2 Tubelessが大幅に値下がりし、1本\5,400で買えるという驚愕の事実。上位モデルとしてFusion3が登場したためですが、昨年までのトップモデルが普通のクリンチャータイヤよりも安くなってしまいました。あとは、VittoriaやContinental、Michelinが参入してくれば市場も大きく動くと思います。特にMichelinはMavicと共同開発をしていた経緯もあるし、Pro3のTL版を開発してくれないものでしょうか。

2010/01/26

ラベリング。

今さらではありますが、過去ログのHTMLタグを整形するついでにラベルを設定し直してます。記事ごとに内容に合わせてカテゴリ分けをして、一覧をサイドバーから選択できるようになってるのですが、如何せん記事数が多すぎて整理できてるとは言い難いような……(汗。もっと細分化するといいんでしょうけど、あまり細かくしてもねぇ。Wordpressを使ってた頃の慣習に従って、1エントリあたり1つのラベルを与えてますが、Bloggerでは複数のラベルで分類することができるので、使いこなせれば便利そうです。HTMLタグに関しては、Wordpressからエクスポートした際に連続して改行タグが挿入されてた部分を段落タグに差し替えてます。もっといい手があるのかもしれませんが、思いつかなかったので完全に手動です。現時点では、2009年10月までは終わってます。残りの記事についても今週中には何とかしたいなぁと思ってるところ。

KCAのサイトにてサイクルマラソン天草の一般参加者の募集が締め切られたとの告知が掲載されてました。受付枠が少なくなってるのも一因でしょうけど、年を経るたびに早まってる気がします。自分の分はクシさんとこにお願いして先週末には申し込まれてるはずなので、おそらく今年もAコースを走れるかと。申し込むって言ってた勇者は間に合ったんでしょうか……?

2010/01/24

ロードバイクインプレッション2010 (枻出版社)

今回は年をまたいでの刊行となりましたが、ついつい購入してしまいました。昨日、クシさんとこにお邪魔した際に他の雑誌と合わせて目を通してはいたのですが、半ば習慣というか、お布施みたいなもんです。

ゲストレビュアーとして、鶴見辰吾氏が参加してたのが意外でした。ツール・ド・沖縄の市民200kmを完走されるほどの脚の持ち主なのですが、フレームの乗り味を食べ物に例えて表現されるのは(苦肉の策でしょうけど)新鮮。レギュラーの今中大介氏と山本健一氏によるレビューは、ただでさえ適正サイズでないと思われるバイクが多い上に、そもそも体格が違いすぎるので同じ試乗車で試走を行うのはいい加減に無理じゃなかろうかと毎年のように思ってます。走行風景を撮られた写真は常にダンシング一辺倒だし、5段階式の評価チャートも(改善されないのであれば)もはや必要ないような……。あとは写真とテキストが一致してないのは校正の段階でチェックしておいて欲しかったです。

ただ、BBシェルやステー周りといった、メーカーのカタログでは見れない部分をアップで撮られてる写真は有用だと思うので、車体を真横から撮った写真をもうちょっと小さくして、そういったものを増やしてもらえると嬉しいかも。あとは、フレームのジオメトリやアセンブルされたパーツも掲載してあるといいのに。

Dogma60.1 (Pinarello)に代表されるようなアシンメトリカルデザインも今後のトレンドになりそうですが、個人的にはBB周りの規格が気になるところです。BB30対応フレームは増えてきた一方で、肝心のクランクはSram、FSA、Specialized、Stronglight、Zipp、Cannondaleといったサードパーティ製ばかり。ShimanoやCampagnoloのクランクを使うにはアダプターを挿入して従来と同じBBユニットを利用することになるのですが,これではメリットを生かせません。そもそもBB30ではシェル幅が68mmのままなので、従来のコンポーネントとの互換性や剛性アップを期待するのであれば、シェル幅を広げ,ベアリングを圧入するBB86やBB90の方が理に適ってるように思います。将来的にどうなるか判りませんが、GiantやFuji、Trekのがクランクの選択肢も多くて良さそう。
また、「剛性の高さ=フレームの評価」という風潮に関しては変換期を迎えてると思うので、レビュアーの感性や評価基準にもよるとは思いますが、メーカーの設計理念やフレームの特性に合わせた評価がされてもいいんじゃなかろうかと、GDRの評価を見て思った次第。そもそも短距離・短期間でバイクの評価を決定すること自体が難しいのだから、お二人の感想文だけでなく、いいバイクに乗ってるホビーレーサーによるインプレをコラムとして掲載してもおもしろそうですけど。また、Cycle Sports、Bicycle Club、Funrideの各誌で試乗インプレ記事を担当してるライターによる座談会は良かったと思います。もっとページを割いて突っ込んだ話がされるとおもしろかったのに。

2010/01/23

PD-6620の実測重量とペダル考。

言わずと知れたSPD-SLペダルのセカンドグレード。重量に関しては公称されてる平均値と一致してます。流石は国産と言ったところでしょうか。PD-7810と合わせて発売されたときに飛びついたのですが、プラットフォームが広くなったと同時にスピンドルを支えるベアリングの間隔が広がり、踏み面のプレートを摩耗しやすかった樹脂製からステンレス製へと変更したことで、完成を迎えたと個人的には思ってます。6700 Ultegraのリリースと合わせて発売されたPD-6700、PD-670はマイナーチェンジに留まってるようですが、重量が大して変わらないPD-5510が登場した今では中途半端な位置づけになってしまったと言わざるを得ません。

初めて触ったビンディングペダルがPD-R540ということもあり、自分の中ではリファレンス的な位置づけにもなってるので「ここが特に優れてる」といった点が思いつきません。PP396やA5.1といったDeltaクリートを採用してた頃のLook製ペダルと比較してステップインの感触は軟らかく、音も小さめ。SPDみたいに引き脚でクリートが外れることもないし、Deltaクリートのようにコンビニの床で滑ることもほとんどありません。とにかく「無難」の一言に尽きるかも。他人に勧めるなら、まずはSPD-SLでしょうね。

プロレースでテスト中のカーボンボディのペダルが7900番台となるようですが、Keo2 Maxと似たり寄ったりになってしまうのはちょっと残念だったりします。ST-7900のレバーと同様に、軽量化を図るのであれば遅かれ早かれカーボンへの移行は必須だったんでしょうけど、現行の金属製ボディも併売してほしいものです。

ちょっと悩んでたのですが、RXS SpeedはRHM9に取り付けることにして、PD-6620をTCR Allianceに移植しようかと思います。どちらを入れ替えても、サドルやハンドルの高さを見直すことになるのですが、RHM9の方がまだヘッドチューブの短さに余裕があるのでコストを掛けずにポジションを維持できそうです。というわけで、PD-6620の重量を実測してみた次第。ついでにA5.1も外して測ろうと思ってたのですが、手持ちの工具では外せなかったので後回し。自転車専用工具として初めて購入したLIFUのペダルレンチですが、やはり精度はイマイチ。今でこそ工具にはお金をかけて後悔しないと解ってますが、当時は安価というだけで選んでしまったもんなぁ。

2010/01/22

〇〇、始めました。

提出期限まで残り2週間となったこともあって、ぼちぼち卒論を書き始めてます。実験も並行してやらないといけないのですが、とりあえず前書きとか原理とか書けそうなところから。例に漏れず、今回もTeXにお世話になってますが、TeXで定義されてるフォーマットと慣例的に使われてる論文のフォーマットとで、ところどころ違いがあるので少し不便だったり。どこに基準をおくかで悩むので、もうTeXのフォーマットでいいやん。
例年よりも〆切が1週間ほど早まってるそうですが、何でもコンピュータ処理に移行したためだとか。普通に考えれば時間が短縮されそうなもんなのですが、いろいろと事情があるんでしょう。最大のネックは、提出日がロボット工学の期末試験と日程がかぶってしまったこと。今年度では唯一の講義だし、きっちり単位を頂いてから終わりたいと思ってたのですが、タイミングが悪いなぁ。実質的には10ヶ月ほど卒研を進めてきたことになりますが、無事にランディングまで持って行きたいところです。ちゃんと着陸できるんなら軟着陸でも胴体着陸でも可(ぉぃ。

リリースされたFirefox 3.6を早速インストールしてみました。いくつかのアドオンがバージョンチェックに引っかかってしまい機能してないのですが、こちらは様子見。Geckoエンジンによるレンダリングの高速化はまだ体感できてないのですが、再起動なしでテーマを切り替えられるPersonasはおもしろいなと思う一方で蛇足に感じる面も。あえて統合してしまう必要はなかったように思うのは、メニューバーやタブバー周りをできるだけ小さくして、ブラウザ画面を広くしてるためでしょうか。
最近のお気に入りはChromeで、ノートPCではほぼ一本化、デスクトップでもFirefoxと半々くらいの割合で併用してます。タブを切り替えるたびに描画し直してるのか、システムに負荷がかかっている状態だと表示されるまで時間がかかったり、操作を受け付けなくなるのが残念ですが、現行のスペックであれば問題ない程度。メモリの消費量ではOperaともいい勝負ですが、プログラム終了時にメモリを開放するのが早い点でChromeに軍配。

2010/01/20

Today is the day called "大寒" which means the coldest day.

というわけで、今日は暦の上では一年で最も寒さが厳しくなる日だったそうですが、最高気温が20℃を超えるという小春日和に。また週末にかけて寒さが戻るそうなので、気候の変化で体調を崩さないようにしないと。

曲がってしまったOpenProに代えてフロントのみWH-7701を再び引っ張り出してきて、久々に1000に乗りました。先週末から痛めてた右膝はまっすぐ踏み下ろす分には大丈夫そう。OpenProは一部分だけが大きく振れてるのでスポークテンションだけで元に戻すのはちょっと難しそうです。ブレーキ面にも傷が入ってしまってるので、これを機会にいずれ組み直すことにします。お気に入りだっただけに、少なくともOpenPro以上の満足度をもたらしてくれるリムでないと嫌なのですが、Mavicのリムは流通量が不安定っぽいのがネック。剛性が確保できるのであればCrono F20もおもしろそうなのですが。

赤道の向こう側では夏が真っ盛りのようで、オーストラリアでは2010シーズンの幕開けとなるTour Down Underが開幕。全体を通してスプリンター向けのコースが設定されており、いよいよ自分中心のチームを作ってマイヨジョーヌを狙うLance Armstrong、アルカンシェルを着ての凱旋となるCadel Evansが出場するということもあって話題性も十分。連日とも名立たるトップスプリンターがステージ勝利を狙う中、優勝経験を持つAndre Greipelが開幕から2連勝と絶好調です。第2ステージでは、チームメイトのリードアウトに感謝しつつも、中継の画面外から独走でぶっちぎってるんですけど。グランツールではMarc Cavendishを中心に組み立ててくることになると思いますが、HTC Columbiaは相変わらずスプリンター層の分厚いチームですね。

前哨戦となるCancer Council Helpline ClassicではGreg HendersonがTeam Skyの名を知らしめし、昨シーズンを怪我で棒に振ったRobbie McEwenもステージ上位に絡んで完全復調をアピール。さらには、久しぶりにプロレースに出場したRobbie Hunter、新チームでの活躍が期待されるGert SteegmansやAlan Davisと、スプリントゴールがものすごいことになってるのですが、DVDがリリースされたりしないもんでしょうか。個人的な話になりますが、星条旗をモチーフにしたアメリカナショナルジャージを着るGeorge Hincapieも見どころだと思います(ぉぃ。余談ですけど、Evansはアルカンシェルをあしらったpromachine SLC01、Hincapieは星条旗デザインのracemaster SLX01に乗ってます。トップエンドモデルとして登場したteammachine SLR01が投入されなかったのも残念ですが、プロレースでもSLX01を出してくるのは意外でした。

2010/01/19

Moore's Law

Sony、富士通、東芝、NECから相次いでノートPCの新モデルが発表されており、2003年モデルという骨董品もいいところの低スペックPCであくせくとプログラムを回してる身としては何とも魅力的に映ってしまって困ります。今のLavieのどこが不満って、OSを立ち上げるだけで使い切ってしまう512MBのメモリ、スワップ領域として確保するたびに操作を受け付けなくなるHDD、満充電から90分間もつかどうかも怪しいバッテリー……。CD-ROMドライブを積んでないために薄さと軽さ、携帯性は現行品と比べても見劣りせず、Windows XP ProfessionalもVista、7がリリースされた現在でも十二分に実用的なのは評価できるのですが。これがMeとかだったら目も当てられませんでした。

ここ数年は、デスクトップPCと張り合うくらいスペックを持つハイエンドモデルと、携帯性に特化したモバイルモデルの棲み分けが進んでるように思いますが、何かと制約の多いUMPCですらも(うちのと比較すれば)十分に実用に耐えうるという進歩ぶり。今やデュアルコアCPUやGB単位のメモリ、SSDが当たり前だもんなぁ。それでいて価格は下がってるんだから、数年前のは何だったんだろう。Lavieの購入時に増設した256MBのメモリを抜いて、512MBのに差し替えるという延命措置も考えてましたが、就職してから必要であれば買い換えるのが最善かなぁ。

発表されたばかりの春モデルに関しては、何と言ってもLOOX U (富士通)が目玉。Real Pocket Size PCと冠した超小型PCは、流石にメインマシンとして使うにはとんがり過ぎてますが、スペック面では従来のハンドヘルドPCやスマートフォンとは一線を画してます。うちのLavieがすべての面で劣っていて泣きたくなります(画面サイズと実売価格では勝ってますけどね)。むしろPCと呼ぶよりは電子辞書といった見た目で、サブ機としてバッグに常に突っ込んでおきたいモデルですねー。Vaio Pが先陣を切った分野とも言えますが、他の環境との同期がしやすくなればもっと広まりそうな印象も。やはり理想はPowerbook DuoのDock機構かな。まぁ、現在ではウェブサービスやネット環境も充実してるので、いちいちデータの同期を取る必要もなさそうではありますけど。

2010/01/18

How to use electricity.

Mavic、Campagnolo、Shimanoに続いて、Sramも電動コンポーネントの開発を始めたという話が上がっており、昨年のエイプリルフールにアップされたプロトタイプの写真が各所で取り上げられてるようです。たまたまリークしたのが4/1だったというだけで、実は本当に開発途中のものだった可能性も否定できませんが、それ以降のアナウンスが皆無だったり、各パーツにバッテリーを搭載して、無線でコントロールするというのは流石に現実的ではないように思います。

シマノが満を持してリリースしたDi2は、残念ながら実機をまだ触れてないので何とも言えないのですが、ホビーレーサーの受けはあまり良くない印象があります。初期コストが高いせいかとも考えましたが、クシさんとこでもSuper Recordは数セット出てるのを見ると高価なだけが原因ではないのかも。電動アシストとまでは言い過ぎと思いますが、人力で動く自転車に電動パーツを付けるジレンマが強いのか、若しくは(自分がローラン・フィニョン世代ではないのでハッキリとは判りませんが)ダブルレバーからSTIレバーへの移行期もこんな感じだったのか。電動デュアルコントロールレバーにはそこまで必要性を感じてませんが、TTバー用のブレーキレバーとシフトレバーは、ワイヤー式ではほぼ不可能なシフト系統の分離を可能にしたという点で評価してます。その予定はありませんけど、電動コンポを導入したら手のひらを返す可能性も十二分にありますけどね(ぉぃ。

コンポーネントの電動化が進むとして、すでにその兆候があるように電動コンポとの組み合わせを前提にした専用フレームも出てくるんでしょうけど、ケーブルやバッテリーと合わせてジャンクションも内蔵しちゃえばいいのに、というのが現時点での感想。ボトルケージを潰さないように、トップチューブやチェーンステー裏にバッテリーを固定できるようにしたものが多いようですが、Modone 6シリーズのようにBBシェルから内蔵するのも手だなぁ。

2010/01/17

An apology for my absence.

追いランから帰ってきた現役勢と合流して、わで晩ごはん。偶然にも、お隣のテーブルにはK&Kのかめきちさんが来られてました。ローカルとはいえ、普段はテレビでお見かけしてる方が目の前におられてビックリ。
例年と同様に全員を連れて行くつもりでいましたが、カワタロは天草だし、トヨは忙しいらしいし、流石に10人分をまとめて持つのはちょっと大変だったので定食で我慢してもらうことに。OBが(今度こそは)揃うであろう追いコンに乞うご期待。今回は特にトラブルもなかったそうで、ひとまず来年度の活動に対して心配することもないかな。

センター試験の期間中、研究棟に入るために必要となる許可書をいただいてたので、ただもらっとくのももったいないなと思い研究室へ(本末転倒。過去に作ったプログラムで得られた結果と異なる値が出てた問題については、プログラム間での整合性を見直すことで解決。それでも想定してる結果が得られてないので八方塞がりの状況になりつつあります。やだなぁ。

以下,ちょっとだけ追記。
昨年の担当者が作ったプログラムを基にして、いろいろと手を加えてきたのですが、その際に変数の入れ替えを行ったところで計算の順序がおかしくなってました。あとは評価用のプログラムを作ってしまえば実験は最後までできそう。他人が作ったプログラムにおける変数や関数の命名に関して、自分の感性とずれたところがあると気になってしまいますが、安易に変更を加えると落とし穴に嵌りますね。

2010/01/16

追い出されずじまい。

本日から一泊二日で追いランに参加する予定でしたが、今朝の時点で右膝の痛みが引かずにDNSということに。ギアがかけられず、まさか子飼橋を越えるのにインナーまで落とすことになるとは思っても見ませんでした。平地を20km/h以下でダラダラ走る分には意外といけそうな気もしましたが、いったん降りると痛みが増してたので、泣く泣く見送った後、そのまま外科へと直行。

で、結論としては、打撲に加えて、強い衝撃を与えたせいで膝蓋骨が少し浮いてるのが痛みの原因だそうで。しばらく安静にして様子見ということになりました。えーっと、膝の皿って浮いたりするものなのですかね?

自身へのダメージはほっとけば治りそうですが、合わせてOpenProが曲がってしまったのが非常に痛いです。初めて組んだホイールだったので思い入れもあったし、流石に重量面では不利ですが、4年目に入った今までも特に大きな振れが出ることもなく、反応の良いホイールだっただけに悔やまれます。同じリムで組み直してもいいんだけど、どうせなら次はReflexで組もうかなぁ。

2010/01/15

古傷。

早いもので、1月ももう半分を過ぎてしまいました。何やらいろいろとカウントダウンの音が聞こえてきそうな気もしますが、カラー画像用に作ったプログラムでうまく結果が出ない問題を放置したまま、今週末は追いランということで走ってきます(ぇ。フロントキャリアは外してしまったので、新歓ランと同じメッセンジャースタイルでの参加の予定。バイト帰りに膝をちょっと怪我してしまい、そこがちょうど5年前の事故でしこたま打ち付けたところだったこともあって、内出血で膨れ上がってると同時に90°ほど曲げるとものすごく痛むのですが、明日までに回復してるといいなー。

明日・明後日はセンター試験が行われるということで、今日は小雨の降る中、下見に来てた受験生を多く見かけました。もはや記憶が古すぎて懐かしさを覚えることもないのですが、受験生の皆さんには悔いの残らないようにマークシートを塗りつぶしていただきたいものです。自分が受けたときのセンター試験の結果が(それまでの模試と比較して)たまたま良かったために今の場所に落ち着いてるわけです(落ち着きすぎ)が、あのときの問題がもっと難しかったりしたら今ごろ何をしてたものやら。そういった意味では(何もセンター試験に限ったことではないものの)人生の岐路になる可能性も多分にあるんでしょうね。

2010/01/14

What is the black and white, red all over?

表題は生徒から出題された英語のなぞなぞ。かなり練習してきてたみたいでさらさらっと早口で出されたのでサッパリでしたが、いわゆるミスリーディングです。

先日の中間発表を受けて、指摘された点を改善するべくプログラムを2つほど作成したのですが、良い結果が出ないまま本日は持ち越し。前進した点といえば、これまでモノクロ画像を使ってたのを、必要に迫られてカラー画像に対応しました。今週末は追いランということで、明日のうちになるだけ片付けてしまいたいところ。

来月の頭にクシさんとこでダイナソアが扱うブランドのバイクを集めた試乗会が行われるそうで、都合が良ければ顔を出そうかと目論んでます。Hercules、RXR Ultium、NXR Instinctはいずれもサイズが合うかどうか微妙なのですが、Orcaの51ならベストなので、是非とも体験しておきたいものです。ヨーロッパブランドの傾向なのか、TimeもCarreraもヘッドチューブが長めに設計されてるので、小さめでも問題なさそうですけど。ヨーロッパのプロがハンドル位置を下げるためにワンサイズ小さいフレームを選択するという話はよく聞きますが、このジオメトリなら納得できます。同じ観点で、Anchorはトップチューブ長に対してヘッドチューブが短いと感じてたのですが、そもそも日本人体型でサドル高が高くないのが前提になってるのかもしれません。

2010/01/13

雪化粧。

今朝は近所の小学校からの賑やかな歓声で目を覚ましたのですが、起きてみると窓の外は真っ白でした。たまに雪がちらつくことはあっても積もることは滅多にないので、何となくウキウキした気分になるのは今も昔も変わらず。「今年は暖冬になる」と予報されつつも寒い日が続いてましたが、聞くところによれば市内では4年ぶりの積雪となるそうで。ただ、こんなに積もったことはここ十年ほどはなかったような気もします。流石に自転車に乗るのは諦めて、徒歩で研究室まで向かうことにしましたが、雪が降る中を傘も差さずに歩く30分間は短く感じました。明け方に降った雪が夕方を過ぎても融けずに残っているのを見るに、この寒さは(熊本市民にとっては)相当なもんです。

HTMLタグを手打ちしながら利用しているBloggerのエディタをどうにかできないかと考えていたところ、ふとxfy Blog Editorの存在を思い出してダウンロードしようと思いついたのですが、本日を以って公開が終了となってました。なんと間の悪い……。似たようなブログエディタとしてWindows Live Editorがあるので、そっちを試してみるつもりでいますが、どちらにしろ理想的なタグを打つのであれば手打ちが最良手段ということになりそう。とりあえず使用頻度が最も高いPタグをきちんと打ってくれればいいのですが、頻繁に使うタグがそんなに多いわけではないので、アプリケーションに頼らずにキーボードにアサインしてしまうという手を取るかなぁ。

2010/01/12

回る脚。

3学期に入ってのバイト初日。自分の中ではほぼ予定調和として以前までと同じ時間帯に入ることになってたのですが、つい1ヶ月ほど前までは半ば本気で辞めるつもりでいたので、そういう風に伝えてた子たちには驚かせてしまったようで申し訳なかったり。何だかんだ言っても、こんな中途半端な時期に受け持ってた仕事を投げ出してしまうのは無責任な気がしてイヤだったというのも本音かも。や、これも建前か。覚悟はあるので、あとは時間が欲しいです(ぉぃ。

クシさんとこに注文してたネジを勇者に渡すついでに世間話に費やすこと2時間半ほど。ここ最近まったく走れてないのはお互い様のようですが、今年は勇者たちの代が就活ということでいろいろと大変そうです。まぁ、こればっかりは現状があるからこそ言える台詞ですけど。
ただ走ってないのもマズいので、1000に乗る時はなるだけ強度が上がるように意識してます。流石に体重の増加を打ち消すほどではないものの、緩い上りでの全力ダッシュや適当にカーペーサーやバイクペーサーを捕まえて走るのも心肺にそこそこ効くのではなかろうかと期待してます。当面の目標としては昨年の体重のピークを超えないこと。1月のピークと金カップ前で比較すると最終的に6kgほどの差があったので、今年はもうちょっと節制しないとな。筋力がつけば違ってくるかもしれませんが、現状では58kg前後がパフォーマンスを発揮しやすいと感じてますので、4月に行われるであろう3時間耐久レースまでには筋力アップと合わせて調整していきたい所存。

というわけで、遅ればせながら冬用ウェアを調達しようと画策してます。レーパンと重ね着する前提でパッド無しのビブタイツが欲しかったのですが、残念ながらタキザワのはセール期間中は品切れのまま。機能としての本命はパールイズミのウインドブレークタイツになりますが、どうせサイズが合わないだろうしなぁ。コストパフォーマンスが高くないのには目を瞑って、海外製ので固めるのが無難なのかもしれません。またCannondaleウェアのセールをやってくれないものでしょうか。

冬用ウェアつながりでシューズカバーを新調します。某有名・高級ブランドで,他の製品には手が出せませんが,シューズカバーくらいなら何とか。クシさんとこに注文させていただいたところ、ちょうど在庫もあるそうで届くのが楽しみです。

2010/01/11

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冬休みが明けたところに良い具合にハッピーマンデーが入りましたが、法事でお墓参りに行ったり、バイトで芦北まで行ったり、クシさんとこにお邪魔したりと忙しい3連休でした(ぇ。ハチさんがフレームの新調を検討中とのことだったので、NXR Instinctを提案させていただきました。何と言ってもTimeの最新モデルだし、グラフィックも(個人的な感覚では)垢抜けてるし、造型も一通りのトレンドを抑えてて魅力的。あとは走ってどうか。BB30については、シマノが対応クランクを出せば話は違うけど、サードパーティ製しかない現状ではセールスポイントにし辛いかもなぁ。あ、サイクルマラソン天草の申し込みをお願いするのすっかり忘れてた。今のところ未定ですが、今年もまたクシさんとこにお世話になって前泊させていただこうかと。新しいデザインの熊ジャーは間に合うんだろうか……。

本日は成人の日ということですが、ニュース番組では成人式の会場で新成人が暴れてる様子が今年もまた風物詩のように放映され、ごく一部であろう頭の悪い連中をマスコミが盛大に取り上げて強調してるという側面もあるんでしょうけど、何とも複雑な心境になります。

2010/01/09

2年縛り。

件名が「auからの重要なお知らせ」となっているメールが届きまして、何かと思ったら機種変から一年が経過したのでバッテリーを1個プレゼントするよーってことでした。そういや、機種変の条件として「安心ケータイサポート」というオプションに加入してたのですが、すぐに解約するつもりでいたのをすっかり忘れてました。不便なことに、あれってウェブ上から解約できないみたいなんだよね。

「安心ケータイサポート」の月額315円というのはメリットの有無で言うと非常に微妙なラインになるのですが、料金プランが1つの機種を長く使わせるように変更されたために、何らかで修理が必要になった際のリスク回避としての意味合いは大きかったり。フルサポートコースでは解除料がかかるし、シンプルコースでも機種代の残りを支払うことになるので、機種変してから2年以内にトラブルが起こってしまうとユーザー側の負担がバカになりません。そもそも一年くらいでバッテリーがヘタるような使い方はしてないので、個人的にはポイントや割引で還元してもらえると嬉しいんですけどね。W63SAの場合は充電スタンドの造りが甘かったために本体にACアダプタを直接つないで充電してたのですが、このコネクタのカバーが緩くなってきたので、そこを直してもらうのに適用されたりしないかな。かなりもったいない使い方ではありますけど。

auにおける「誰でも割」やフルサポートコースのような契約時間の長いサービスの導入は、新規ユーザー獲得から既存ユーザー確保へと方針が転換された結果なんでしょうが、以前よりも機種変しにくくなりました。インセンティブが廃止された上にサービス解除料が機種代に上乗せされるとあれば、ユーザーをキャリアに縛り付けるという観点からは成功と言えるのかもしれませんが、積極的に新機種を出していくメーカーにとっては痛いのではなかろうかと。サービスはともかく、ハード面のスペックがショボイのは、動作速度がモサモサした機種を作ったメーカーだけでなく、機種変させづらくしたキャリア側にも問題があるだろうと思ってますけどね。

フルサポートコースの解除料を払うのもアホらしいので、もう一年間はW63SAを使い続けることになると思いますが、現状のauの機種・サービスには特に魅力を感じておらず、次回の機種変の際にはMNPの恩恵が受けられるうちにキャリアごと乗り換えてしまうかもしれません。いつの間にかフルサポートコースにおける機種代の値引きも当初の\21,000から\16,800に下げられてるし、2年以下での機種変の際に解除料に充てられるようにと高めに設定されていたマンスリーポイントもシンプルコースと同じ設定に引き下げられるそうで、これはもう改定ではなく改悪と呼ぶべき。

これからの使用(しないといけない)期間を再認識したので、充電スタンドからきちんと通電するように端子のところを変形させて応急処置としました。お伺いをたてるようにして操作しないといけない機械というのは本末転倒なので、こちらからの入力速度に付いてこれるくらいの処理能力は、最低限として備えておいて欲しいものです。

2010/01/08

Intermediate Presentation.

朝っぱらから送られてきた傍迷惑なメールに翻弄されて、午前中からテンションがマイナス側に振り切っての一日。電話と違ってメールや手紙は細かいニュアンスが抜け落ちがちなので難しいところもあるのですが、どこまで本気なのかよく判らん。発端は誤解だったようですが、少なくとも個人的な評価はガタ落ち。これが「イマドキの若者」ってやつ……? 自分としても気を付けてるつもりでいますが、特にメールは手軽である一方で、伝えたいことがきっちり伝わるように文章を考えないといけませんね。

閑話休題。
世間では本日から新学期となるそうで、受験生の皆さんの大変さは察するところですけど、うちでも初っ端から中間発表で幕を開けました。本来なら昨年を締めくくる行事となったはずなのですが、紆余曲折あって年をまたぐことに。準備に時間をかけれるかと思いきや、年末年始はバイト先でフル稼働してたので、実質的には12/31、1/1、1/2の3日間にほとんどの準備をやる羽目になりましたよ。9月にも経験してたので少しは慣れたつもりでいましたが、出だしが良くなくて、それに対して焦ってしまったり。終盤はちょろっと軌道修正したけど、こればかりは場数を踏まないとなー。内容としては元々の日程に合わせて事前に準備しておいたとおりですが、直前になってプログラムに問題を見つけてしまったり、それを質疑応答の際にポロッと喋っちゃったり、この期に及んで解決しないといけない問題が増えました。提出まで残り1ヶ月ということなんで、計画的にやっていきたい所存。

それが1時間×5人という長丁場を経て、夜から新年会。飲み放題が付いたコース料理で\3kというのは妥当な線だとは思いますが、それにしても料理が貧弱すぎて凹みました。刺身は良かったのですが、もうちょっとガッツリ食べれると嬉しかったのになぁ。途中の空き時間も長く感じたし、物足りないまま最後のデザートとして蜜柑が出てきたのがトドメでした。だいぶガッカリ。まぁ、学生向けのお店だし、食べてる暇があったら飲んでろ、といった感じでしょうか。定食を食べに行くには良いとこなんだけどなぁ。

2010/01/06

二足の草鞋。

バタバタしてるうちに冬期講習の最終日となってしまいました。例年と同様にお正月気分を感じる余裕などどこにもなく……。ただ、基本的に忙しかったのは4日×2期の授業までで、昨日・今日はコマ数が少なかったので多少は楽だったかな。おかげさまで今日はちょっとだけ早めに上がれました。自分の面倒も見ないといけないのですが、女の子のお願いを無碍にするのは美学に反するし、まずは3週間後までがんばらないとな(ぇ。

中間発表と研究室の新年会の日程が今週の金曜でほぼ確定のようで、とりあえず発表の準備はある程度まで形になってるので、あとは細かいところを詰めるのみとなってます。今回は配布資料を作成するのに初めてLaTeXを使ってみたのですが、論理的にマークアップしていく言語は、視覚的な自由度が制限されるのが難点ではある一方で、内容と構造が一致するため全体の構成が判りやすくて好み。簡単なレポートの作成時など、もっと早くから使っておけばよかったな。論理的構造という点ではHTMLも同様ですが、CSSやJavascriptで装飾できるという点ではよく考えられた言語だと改めて感じますね。

倉庫の火災によって休業中だったウエパですが、今週末から仮店舗に移転しての営業再開だそうで。在庫状況など気になる点もありますが、陰ながら応援させていただくとともに、通販の方も無事に再開されるのを心待ちにしてます。

2010/01/05

Expert Mouse 7(Kensington)

もはやマウスと呼んでいいのか判らないのですが、新調したマウスに触れたついでに愛用してたトラックボールの話をば。Trackball Explorer (Microsoft)を使ってた当時から憧れと言っても過言ではなかったExpert Mouseシリーズの7代目で、前モデルまではステンレスベアリングによる支持機構が組み込まれていたのに対し、シリーズ中で初めて人工ルビー製の支持球・光学センサーを採用したモデルとなります。

ボール位置が高いので付属パームレストを取り付けないと手首が疲れるのですが、マウスとは違って本体そのものを動かす必要がないため、その大きさの割に占有スペースは小さめ。直径約55mmという大型ボール独特の慣性を生かした操作感にファンが多いようですが、抵抗の小さい人工ルビーと相まって軽快さは損なわれていません。また、カーソル操作とボタン操作を完全に分離できるので、クリックする際にカーソル位置がずれるようなことがないのは特筆事項でしょう。

スクロールホイールに関してはどのメーカーも試行錯誤してるようですが、本機ではボールの周りにスクロールリングを備えることでデザインを犠牲にせずに実装してます。まとめてページを移動したいときに加速スクロールに対応してるといいと思うことはありますが、通常の使用ではかなり便利です。後継機となるSlimBlade Trackballではスクロールリングの機能をもボールに持たせてるそうですが、操作性が変わらないようなら分離してていいと思うんだけどなぁ。あとは、マウスのホイールがセンターボタンを兼ねてるのに対し、4ボタンのうちの一つを割り当てないといけないのがちょっともったいないかな。多ボタン化しようと思ったらCordless Optical Trackman (Logicool)のような形状になるんでしょうけど、大径ボールの採用と両立するのは難しそうです。

強いて不満を挙げるなら、第3ボタンは左上ではなく、デフォルトでは右上にすべきだっただろうと思います。人差指と中指でボールを操作し、薬指でスクロールリングを操作すると、右上ボタンのほうが指が届きやすいですし、ボールをまたいで人差し指を伸ばすとかなりの頻度でボールと干渉します。まぁ、ドライバで変更できるので、些細な点になりますけど。それにしても、Kensingtonのトラックボールは「モノはいいけど、価格が高い」というのが定説でしたが、最近ではアマゾンでも\9kを切る価格で売られてるし、OrbitTrackball with Scrollなら\5k台で買えるなど、いい時代になったもんです。

2010/01/04

Wireless Notebook Laser Mouse 7000 (Microsoft)

自宅にLavieを持って帰ってきてからというもの、IntelliMouse Optical (Microsoft)を引っ張り出してきて使用していたのですが、これを機会にデスクトップ用のマウスを新調してみました。ワイヤードは上下方向の移動時にどうしてもケーブルの反発が気になるのでワイヤレスを探してたのですが、たまたま安くなってた7000を購入。\2,800ならハズレでもそんなに悔しくないです。Natural Wireless Laser Mouse 6000のほうが値引き率が高くて悩んだのですが、過去の経験から手を被せて握るような大きいマウスは合わないと判ってたので、今回はスルー。机の位置が高く、マウスまで距離があるような環境ではエルゴノミックマウスも悪くなさそうなのですが、パソコンデスクの場合はスペースが狭く、移動範囲が限られているので、手首を固定する持ち方が身に着いてしまいました。

ノートPC向けということで、かなり小振りなデザイン。全長に対して幅が大きめに見えましたが、サイドとボタン部が緩いカーブを描きながら絞られてるので、持つと細身に感じます。レシーバは流行りの超小型タイプではなく、一般的なUSBメモリと似た大きさ。未使用時はレシーバをマウス裏側に装着することでスイッチがオフになり、電池の消耗を抑えてくれるそうですが、デスクトップでの使用ということで付けっぱなしにしてます。どうにかしてスイッチを固定すればいいのですが、バッテリーの持ちに神経質になる必要もなさそうなので、むしろ充電池での使用に切り替えたいところ。両サイドのボタンを含めて5ボタンという仕様ですが、薬指側は少し押しにくい位置にあるので使用頻度は低くなりそうです。IntelliMouseでは左右でコピペを割り振ってましたが、現在は拡大鏡を割り当ててます。

スクロールは速度に合わせて移動量が変わるようになってますが、ノッチがないため直感的な操作はしにくくなった印象。また、センタークリックの反応が悪いため、入るときは入るけど、何かの拍子で入らないときにはとことん受け付けてくれません。専用ユニットというわけでもないでしょうし、他の機種でも似たような調子なのか、ただの個体差なのか。タブブラウザでの使用頻度が高いボタンなので、親指側にもセンタークリックを割り当てました。鳴り物入りで登場したチルトホイールはあってもなくても……といったところ。表計算ソフトならともかく、ウェブブラウズでは必要性を感じにくいと思います。

そういえば、レーザー式マウスはこれが初めてになりますが、光学式マウスでもAirpad Pro (Power Support)との組み合わせでは特に不満を感じてなかったので、劇的な感動はなかったり。ポインタが飛ぶこともなく快適ですが、ソールのデザインが変わったためにエアーパッドソールと張り替えて交換できなくなった点が残念です。

総評としては、デザインやサイズに関しては満足、スクロールボタンにおいてのみ不満が残ります。型落ちした製品ですし、現行モデルでは改善されてるかもしれませんが、設計が良いだけにもったいないなぁ。また、静かな環境においては無線で信号を飛ばすときの高い音が気になります。年齢が高くなると高周波の音が聞き取りにくくなるそうなので、そういった意味では対象年齢が高めなのかもしれませんw

2010/01/03

バイト初め。

正月三ヶ日といえば、どこに行っても休業してるために家でひたすらゴロゴロしとくのが常識だったと思うのですが、時代も変わってしまったのか今日からバイト。まだ年が明けて3日ですよ、とは思いつつも、お仕事がある以上は働かないといけないわけで、机間巡視×6時間をこなしてきました。31日に床屋に行ったため短くなった髪をネタにされまくりましたが、普段と比べると自分から動く必要があまりないので楽といえば楽でした。それにしても出席率が90%超とは、みんな真面目だなぁ(ぉぃ。

2010/01/02

'10 OB会

今年も恒例のOB会ということで、歴代OBと現役を合わせた総勢10名ほどで飲んできました。行くかも、行くつもり、行く方針……と大晦日まで曖昧なことを言ってたトヨは、開会2時間前になって「やっぱり行かない」とのメールが。こんなことなら幹事の方に返事を待っていただくこともなかったかなぁとか考えつつ現役と合流したのですが、「そういうときのトヨさんは確実に来ないですよ、経験上」と言い放った潮干が大人に見えました。今度から自分で連絡させようっと。

幹事が決定してないままドタバタで決行されたということもあって、出席人数は例年より少なめとなりましたが、恒例行事として予め日程を空けてくださってるOBも多いようで過去にも見知った方々がおられて一安心。現役からは3名が出席したため、それぞれから近況報告をしてもらって、料理としても内容としても充実したOB会になったと思ってます。連絡事項のパイプ役を任せてしまった勇者も含めて、携わってくれた現役にはこの場を借りて感謝を。年末にかけてバイトを詰めながらも幹事の方とのやりとりを行うだけで済んだので助かりました。下戸としては、飲み放題プランということでボトルではなくグラスでお酒が出てくるのも良かったかな。現役がOBとの会話に花を咲かせている横で、ひたすら食べることに集中できました(ぉぃ。

で、翌日の朝からバイトが入ってることと中間発表の準備が一進二退してるのを受けて、一次会が終わったらリタイアする旨を予め報告しておいたのですが、OBからのお誘いを断れず、予定調和的に二次会へ。前回までとはまた違うラウンジにお邪魔して、おねーさん方と楽しくおしゃべりしながらブランデー飲んでたら、先に体調のほうが悪化しました。せめて水割りにしときゃよかったな。酔った勢いとまでは言いませんが、節子に電話かけて電話越しに絡んでみたり。いやー、新年早々いい迷惑だったと思います。すまんかった。

締めにラーメンでも食べに行こうというお話は残念ながら辞退させていただいて、そのまま帰宅し、風呂から上がるやいなや就寝。あぁ、発表の準備が……。

2010/01/01

The beginning of 2010.

明けました。おめでとうございます。昨年に引き続きまして、今年もよろしくお願いします。
例年と違わず寝正月で始まった2010年ですが、おそらく1週間後あたりに予定されるであろう中間発表の準備で絶賛デスマーチ中です。研究室で使ってるLavieを持ち帰ってきたので、自宅PCに一から環境を構築する手間が省けたのは助かるのですが、相変わらずスペックが低くてイライラします。コンセントが遠くて仕方なくバッテリー駆動で使ってたら、満充電の状態から40分ほどでバッテリー切れ。卒研が終わったら新しいのに買い換えてやるっ(ぇ。

当ブログとしては、2年ちょっとにわたって利用させてもらってきたWordpressからBloggerへ乗り換えて継続中。データベースやPHPの利用に関して制限の少なかったLand.toには3年以上もお世話になりました。BloggerへはHTMLタグを手打ちしながら更新してるので、運営スタイルとしてはgang.jpでやってたころの感覚に近いものがあります。正直に言うと面倒なので、Googleにはエディタの開発にも力を入れて欲しいところです。機会と環境があれば、またWordpressを使いたいなぁ。
サイドバー内のブログアーカイブはBloggerのガジェットの中でも特に評価しているものなのですが、Javascriptを利用してツリーを開いたり閉じたりできる上に、各月ごとのエントリー数が表示されてます。基本的に1日に1エントリーで、2009年はやたらと更新してたと思ってたのですが、それでも300日には届かず。今年の目標としては年間300日の更新を挙げようかと。